「勉強がうまくいかない!」そんな時は気持ちの整理と分析で対処しよう!
「勉強がうまくいかない…」「今までは上手くいっていたのに、最近停滞ぎみだな」悩んでいる方もいると思います。
今回は勉強がうまくいかないと感じている方に向けて、まずどうするべきか、確かめるポイント、対処方法について現役医学生が紹介します。
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そもそも楽をして勉強しようとしない
「すぐに点数が上がる!」「3日で完結!」などなどやればすぐに成績があがるような謳い文句が表紙に書いてある参考書は多く存在します。
もちろん、やらないよりはやった方が良いでしょうし、個人差もあるでしょう。しかしそう簡単に成績が伸びることはありません。
時間をかけて繰り返し行うことで身につき、試験本番で自由に使うことができるのです。
また「楽をしたい」と考えていると少しのことで挫折しやすいです。
「勉強は大変なもの」「受験勉強は楽しいものではない」とあらかじめ思っておくことで最後まで折れずに勉強を続けられるでしょう。
「そうはいっても少しでも工夫して勉強のモチベーションを上げたい」そう思う方もいらっしゃると思います。
是非こちらの記事をご参考ください!
「勉強がうまくいっていない」と思ったときにはまず原因分析をしよう
何事にも通じることですが、何か問題がおきたときは原因分析をすることが大切です。
「勉強がうまくいっていないな」と感じる方は以下にあてはまっていないか分析してみましょう。
①集中できる勉強環境が整っていない
机の上や家が散らかっていたり、気が散りやすい場所で勉強している可能性があります。
環境が整っていないと勉強に集中しづらい→時間をかけてもなかなか勉強が進まない→思うように結果が出ない
→結果が出ないとより勉強したくなくなる→さらに成績が下がる…
の悪循環になってしまいます。
机の上に漫画など勉強に関係ないものが置いてあるとついつい勉強から離れてしまいがちですし、騒がしいところだと目の前の問題に集中しにくくなります。
自分にとって集中できる勉強環境を整えましょう!
②勉強方法にこだわりすぎている
楽に勉強しようとすることの危険性については最初に記載したのですが、実は「勉強方法にこだわりすぎている」のも危険です。
カリフォルニア大学の研究によると、勉強方法が学業成績に与えるという科学的な根拠は存在しないとのことです。
1つのやり方に固執すると、「受験に受かること」「成績をあげること」という目的がどこかにいってしまい「○○というやり方をこなす」ことが目的になってしまい非効率です。
例えば中高生に多い「ノートを綺麗に書く」こと。これは自分が後から読んでわかりやすくするために行うはずです。
しかし、行き過ぎると「どれだけ綺麗に書けるか」が目的に置き換わってしまい、いざ問題に取り組むと「あれっどう解くの?」となってしまいます。
自分の手で何回も解いたり、暗記を繰り返すことで身につきます。
勉強方法にこだわりすぎてるかも!と感じた人は今日から変えてみましょう。
こだわりの危険性について、詳しくはこちらをご参考ください。
③切り替えがうまくいっていない
休憩時間と勉強時間の切り替えだけでなく、友人関係などプライベートの問題と勉強の切り替えがうまくいっていない場合も考えられます。
前者について、休憩時間がついついのびてしまい勉強時間が確保できていないことはありませんか?
そのような場合はタイマーを設定したり場所を変えたりと工夫をしましょう。
また経験上、ゲームやスマートフォンなどはついつい時間がすぎてしまう息抜きの1つなので、身体を動かす、少し仮眠をとるなど媒体を使用しない息抜きをオススメします!
後者について、友人と喧嘩したことや親に怒られたことなどを勉強中も考えてしまって集中できない、という例です。
完全に断ち切るのは難しいですが、お風呂で考えて今は勉強に集中する!などメリハリをつけることを意識しましょう。
頑張っても成果が出ない!というときに確かめたいポイント
次に「頑張っているのに成績がのびない」というときに確かめておきたいポイントを紹介します。
①アドバイスに耳を傾けていないのでは?
「勉強方法にこだわりすぎている」にも通ずるところがありますが、先生や親など他者からの忠告を一切耳にいれないと成果が出ない場合が多いです。
人はどうしても自分に甘くなってしまうもので、自分の問題点からはついつい目をそらしがちです。
アドバイスに耳を傾けないと、いつまでたっても問題点が改善できず成績も上がらないでしょう。
誰かに指摘することは勇気のいることです。
指摘をうけたら感謝して、素直にその部分を改善していきましょう!
②振り返りをしていないのでは?
勉強を行うことは大切ですが、「ただやるだけ」ではもったいないです。
よくあるのは間違えたときにその理由を追及しないことです。
○×だけつけて間違えた原因を分析しないとまた同じ間違えをしてしまいますし、知識がアップデートされません。
勉強をしたら振り返りをして、次の勉強につなげていきましょう。
③得意科目ばかりに時間を割いていないか?
ついつい得意科目だけに時間を割いてしまっていませんか?
私も受験生のころ、医学部志望なのに大好きな国語に時間を割いてしまっていました(涙)
苦手科目に取り組むのは勇気がいりますし、自分の嫌な部分をみてしまうような気持ちになります。
しかし、苦手科目にこそ時間を割くことで総合的な成績も伸びて勉強のモチベーションがさらに上がります。
得意科目があることは素晴らしいことですし、強みになります!
得意科目ばかりに取り組んでしまっていないかな?と点検してみて、当てはまる場合は苦手科目にも取り組むようにしましょう!
陥りがちなスランプと対処方法についてはこちらの記事でも紹介しています。是非ご参考ください。
一旦心のリセットに時間をつかうのも一案!
「原因はわかったし、確認すべきポイントも分かった!でもどうしてもうまくいかない…」
そんなあなたに次は心のメンテナンス法について紹介します!
①勉強する目的を再考する
まずは勉強する目的を考えることです。
初めは「医学部に合格したい」など目標があり、それに向けて受験勉強をしていても、時間が経つとただただ辛い・辞めたいという気持ちが出てきてしまう時があります。
そんなときはなぜ受験勉強をするのかを再度明確にしましょう。
私は「医学部合格」と大きめの紙に書いて壁に貼っていました。
模試で思うように成績がとれなかったり、やる気がわかなかったりするときはその紙をみて自分を奮い立たせていました。
目的を再度明確にすることについては、この記事でも紹介しています!是非ご参考ください。
②部屋の掃除をする
これは「集中できる勉強環境が整っていない」と通じる内容ですが、勉強部屋が整っていないと勉強以外のことに目移りしやすいですし、ほこりなど健康にも悪いです。
また汚い部屋はストレスを感じやすいと数々の研究が証明しています。
「掃除にかける時間なんてない!」と思う方もいらっしゃると思いますが、今後受験が近づくにつれてその気持ちはより大きくなるでしょう。
それならば今やってしまいましょう!ぜひきれいな部屋で心の安定を保ちましょう!
掃除のメリットと方法について、詳しくはこちらの記事をご参考ください。
③自分の頑張りを振り返ってみる
「自分なんて全然ダメダメだ」と自分を卑下してしまっていませんか?私も受験生のころ、そのように自分を追い詰めてしまったことが何度もありました。
しかしそんなことはありません!
今までのことを振り返ってみましょう。
数ある大学の中から志望校を選び、遊びたいのを我慢して、やりたいことを我慢して勉強してきた日々を思い出してみましょう。
また、前の自分と比べると今の自分はとても成長していることでしょう。
頑張っているのは素晴らしいこと!自信をもって進もう!
「勉強がうまくいかない」と悩むのはあなたが勉強に真剣に向き合っているからです。
どうでも良いと思っていたら、今の状況を変えたいと思いません。
何かを変えたいと思って調べ、この記事にたどり着いたあなたの一助になれば幸いです!応援しています。
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