確実な成績向上を目指す!平均点が約5割の全統高2模試を解説!

医学部対策の勉強法

大学受験まであと2年。

高校2年生での勉強は、大学受験において非常に重要です。

高校2年生になると、全統模試の結果も気になるのではないでしょうか。

今回は、全統高2模試について解説します。

1.2023年 全統高2模試のスケジュール

2023年の高校2年生を対象として模試の年間スケジュールは公表されています。

受付開始日 公開会場実施日 模試名 成績資料提供(模試ナビ提供日)
4月3日 5月21日 第1回全統高2模試 6月29日
6月21日 8月20日 第2回全統高2模試 9月26日
9月20日 10月29日 第3回全統高2模試 12月5日
12月20日 1月21日

 

全統記述高2模試 3月5日
12月20日 1月28日 全統共通テスト高2模試 2月26日

(「2023年度全統模試年間スケジュール」より)

すでに第1回全統高2模試は終了していますね。そのほかのスケジュールは2023年6月18日のものとなります。実施形態によって実施日は違う可能性があります。正確な情報は河合塾のホームページを確認ください。

高2全統模試の詳しいスケジュールについては、以下のリンクをご参照ください。

2.申込み方法は所属によって異なる。

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申込み方法は、所属によって異なります。

具体的には、1)個人で申込み、2)学校を通して申込み、3)河合塾生orマナビス生として申込みの3つの方法があります。

いずれの場合も、在籍している学校からの申込みが優先されます。個人として申込みをした後に、学校から受験の案内が来た場合には、個人としての申込みをキャンセルして、通っている高校からもう一回申し込みをしなくてはなりません。まずは、高校を通して申し込む予定があるかを確認し、予定がない場合は個人もしくは河合塾生・マナビス生として申し込むことにしましょう。

二度手間にならないように、高校から申込みがあるかはきちんと確認しましょう。

申込みについて詳しくは、以下のリンクをご参照ください。

3.高2の全統模試の平均点や偏差値は?

全統模試の平均点はどのようなものなのでしょうか。2022年の全統記述高2模試を参考にしてみました。

偏差値50の点数は平均点を表すので、参考になるのではないでしょうか。

偏差値 点数
英語 50.1 72/200
数学I型 50.0 41/100
数学Ⅱ型 50.1 65/200
現代文型 49.9 58/150
現・古・漢型 50.1 74/200
物理 50.1 42/100
化学 49.9 42/100
生物  50.1 36/100
世界史B 49.7 31/100
日本史B 50.2 32/100

(河合塾「成績統計資料データ」より)

全体的に平均点は5割を超えていないようです。全統模試で5割を超えられたら、よい成績といえるかもしれません。

4.成績がわかる時期は受験方法によって異なる

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全統模試の場合、成績の公開は受験方法によって異なります。公開会場受験・学校受験の人と、自宅受験の人では、成績の公開時期は異なります。また、学校受験の場合は受験日によってデータ公開日が違うようです。学校で受験した人は、高校の先生に確認してみましょう。

基本的には受験してから約1ヶ月後に公開されるようです。

2023年度の模試ナビ成績公開⽇(予定)について確認したい方は、以下のリンクをご参照ください。

5.難関大学を目指す受験生が全統模試で注意するべきこと

難関大学を目指す受験生が高校2年生での全統模試で注意すべきことを紹介します。

①習得できていない分野はないか?

高校2年生の段階で、合格判定を気にする必要はあまりないと思います。重要なのは、今まで勉強した分野が習得できたかどうかです。

高校2年生で勉強した分野はどの教科においても、最後まで付き合うことになります。今まで習った箇所で、理解・知識が十分ではない分野はないか確認しましょう。

私は数学の数列が苦手だったのですが、高校3年生までほっといおいた結果、最後まで自信がないまま本番に突入しました。難関大学を目指すとやることが多く、高校3年生になると復習する時間がなくなります。今のうちに、抜けている分野がないか確認してください。

②他の人は解けていて自分は解けない基本的な問題はあるか?

多くの人の正答率は高いが、自分は解けていない問題はないか確認しましょう。そして、そこから復習していきましょう。

全統模試の成績表には、「設問別成績」という欄があります。同じ学力レベルの人と比べて、自分が正答できなかった問題がわかります。詳しくは以下の記事に載っていますので、ぜひ確認してください。

設問別成績について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

③最後まで目を通す

最後まで問題を解ける必要はないです。最後まで、問題に目を通しましょう。最後のほうに、思いがけず簡単な問題があることもあります。最初の問題で苦戦し、半分も解けなかった。この場合は、基礎が抜けているか、もしくは計算や文章を読むスピードが足りていない場合があります。

④時間配分を考えよう

時間配分を考えて解いていきましょう。難しい問題に取り組んでいたら、時間がなくなった。あとから見直したら、簡単に解ける問題がその後にあった。このような経験は誰でもしたことがあると思います。

この問題は難問か、簡単な問題なのか見分けられるようになりましょう。少なくとも、この問題は時間かかりそうだなという感覚を養っていくとよいと思います。

具体的には、1)解法が思い浮かぶ。2)似たような問題を解いたことがある。このような場合は積極的に取り組んでいきましょう。

逆に、1)どうやって解いたらいいのかわからない。2)解法は思い浮かぶが、計算が大変。このような場合は、飛ばしてもよいかもしれません。

全統模試での目標・課題・プランの設定の仕方については、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

高2ならまだ間に合う!

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高校2年生はまだまだ間に合います。志望校に向けて頑張っていきましょう!

Medichenでは他にも全統模試についての記事を公開しています。ぜひ、参考にしてください。

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