最強の受験対策!読むだけ勉強法で学力がどんどん伸びる!

医学部受験のメンタル対策

読むだけの勉強法って効果あるの?

世の中にはさまざまな勉強法がありますが、みなさんはどんな方法で勉強していますか?例えば暗記をするときでも、覚えたいことを書く、ひたすら文字を読む、声に出すなど様々な方法があります。それぞれの勉強法にもメリット、デメリットがあるので一概に良し悪しは言えませんが、今回は読むだけの勉強法について取り上げたいと思います!

そもそも読むだけ勉強法って?

読むだけ勉強法とは、文字通り教科書や参考書などを読み込むことで、文字を書いたり写したりすることなく、知識をインプットすることです。一度だけではなかなか定着しませんので、何度も何度も読み返すことによって知識の定着を図ります。内容を理解して自分の言葉に置き換えながら何度も読むことで記憶力が良くなりますし、文章を読むことに慣れるので速読力もつきます。

読むだけ勉強法のメリット

この勉強法の1番のメリットはスピードです。例えば英単語を覚えるとき、紙に何回も書いて練習するのと単語帳を何回も読むのでは圧倒的に後者の方が速いでしょう。英単語、英文法、古文単語などは読むだけで知識を整理できる教材が多く揃っていますし、理科や社会も文章や図で解説している参考書が多く販売されているので読むだけ勉強法に取り組みやすいでしょう。また、読んでいるうちに図や写真が頭に残ったり周辺知識まで獲得できたりするメリットもあります。教材さえあれば書く物がなくても勉強できますから、電車やバスの中など移動中にもどこでも勉強ができます。寝る前にベッドで読書感覚で勉強することもできますから、勉強時間を増やすにはもってこいです。知識系の問題演習であれば、紙に書かなくても読むだけでこなせますからアウトプットができることもあります。また、読むだけではなく付箋を貼ったりメモを残したりするとさらに効果的に勉強ができるので余力のある人はやってみると良いかもしれません。

読むだけ勉強法のデメリット

ただ、この勉強法も万能ではありません。確かに単語や文法のように一対一の対応で暗記ができるものや、理科や社会のように解説書が充実している科目であれば良いのですが、数学のように書かなければどうにもならないような科目も適してはいません。理科や社会でも、単なる知識だけではなく計算や記述が求められていることも多いので、参考書を読んでインプットするだけでは不十分です。流石に複雑な問題演習を書くことなしにこなすのはきついので、この勉強法はインプットメインで、アウトプットには限界があると考えるのが良いでしょう。また、この勉強法の最大の落とし穴は、「やっているつもり」になりやすいことです。文章を読み込むことは労力をつかいます。しっかりと集中できているうちは良いのですが、だんだんと集中が切れてきて漫然と参考書を眺めるだけになってしまっては意味がありません。全く頭に入ってきませんし、ただの時間の無駄です。そればかりか、なんとなく勉強した気になってしまうので危険なのです。しっかりと集中して、メリハリをつけて学習に取り組むことが大切です。

読むだけ勉強法で効率アップのコツ

何度も繰り返そう!

この勉強法は、何度も何度も繰り返すことが重要です。一度文章を読んだだけでは、ほとんど定着しません。何度も読み返し、単語帳なら一対一の対応関係だけでなく例文を覚えてしまうくらいまで、解説書系であれば自分の言葉で言い換えられるくらいまでしっかりと読み込みましょう。一つの参考書を読破するとついつい次の参考書に行ってしまいたくなりますが、グッと堪えて同じ参考書を繰り返すのが良いでしょう。1周目では拾い切れなかった知識が定着したり、曖昧だった部分の理解が深まったりします。

また、一度では全てを覚え切れないという前提のもと、1周目は流し読み、2周目は少し理解、3周目は大体理解、4周目はしっかり理解、5周目ではほとんど理解といったように段階を踏んで勉強するのも効果的でしょう。筆者はこのくらいやれば十分ではないかと思うのですが(これ以上やると流石に飽きるでしょう)、世には7回読み勉強法というものもあるそうなので載せておきますね。

小さいサイズの参考書を使おう!

せっかく電車やバスなどどこでもできる勉強法なのですから、参考書が持ち運びやすい方が良いでしょう。単語帳のようなものを持ち歩いて隙間時間に読むようにすれば効率的です。理科や社会でもポケットサイズの参考書もありますし、できる限り持っていくのが苦痛にならないような教材を選びましょう。

集中が切れたらやめよう!

勉強していて、集中が切れたり疲れたりした場合は、一旦読むだけ勉強法をやめましょう。そのまま読み続けても、ただ眺めるだけになってしまい意味がありません。休憩を挟んだりリフレッシュしたりして、また集中できるようになってから再開しましょう。同じ教材をずっと読み続けるのは飽きてしまう原因になるので、飽きる前に教材を変えながらやると良いでしょう。勉強に疲れたときのリフレッシュ法についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?読むだけ勉強法は手軽に効率よく、また電車の中や寝る前などいつでもどこでも行うことができ、知識を定着させ理解を深めることができる優れものです。ただ、「読む」ではなく「眺める」になってしまっては意味がありません。手軽な勉強法といえど、やるときにはしっかり集中してメリハリをつけてやりましょう。この勉強法がみなさんの合格のために役立てば嬉しいです。

 

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

【2023年版】 現役医大生が選ぶ医学部予備校おすすめTOP5