【受験生2023】「医学部なんて無理」と思ったら・・誰かと比べていないか確かめてみよう!

医学部受験のメンタル対策

「医学部合格なんて絶対無理だ…」そう思っている受験生の方はいませんか。

実際、わたしもそうでした。

しかし医学部に合格してみて「無理」だと思っていたことが実現する瞬間を体験しました。

今回は「無理だ」と思っている方々の心を少しでも晴らせるよう、わたしの経験談や対処方法などを紹介していきます!

ソファに座って頭を抱える男性

 

「医学部受験なんて無理」多くの人が思うから安心して大丈夫

医学部に合格して人は「自分は絶対に合格できる」という確信があったのでしょうか。

大多数はそうではありません。

医学部はかなりの難関ですし、「無理だ!」と思うことはとっても自然なことなのです。

 

「まさか自分が受かると思っていなかった!」合格者の多くが思っている

医学部に合格して入学すると、同級生同士で医学部受験のことがよく話題にあがります。

その話を聞いていると

「補欠○番で、例年だと回ってこないから諦めていたよ」

「もう他の学部に入学金を支払った後に補欠合格の連絡がきてびっくりしたよ」

といった声がありました。

正規合格した人でさえも「なんで正規合格したか分からない」と言っている人が大多数でした。

「医学部に合格している」

=「受験したとき/する前から合格すると思っていた」ではないのです。

まずはそれを覚えておくだけでも心が少し軽くなると思います。

 

医学部現役合格の筆者も受かると思っていなかった

わたしは医学部に現役合格しました。

しかし「今年は絶対合格できないだろう」と思って受験していました。

なぜなら模試の成績は振るわず、合格圏内の判定をとったことは一度もなかったからです。

諦めてはいませんでしたが、「医学部に合格できる!」という自信なんてまったくなかったです。

しかし、不合格だった大学も複数ありましたが、結果的に合格することができました。

マインドと結果は必ずしも一致するわけではありません。

筆者の合格体験記はこちらからご覧ください。

 

失敗するのは当たり前

受験勉強を初めてから受験が終わるまで失敗しない人は誰1人いません。

模試の成績が落ちたり、停滞期に入ったり、苦手教科が克服できなかったりと多かれ少なかれ何かしらの「失敗」を経験します。

完璧主義な人ほど1回の失敗で「もう無理だ!」となりがちです。

「結果よければすべてよし」ということわざがありますが、どんな失敗をしても、最終的に医学部に合格すれば笑い話として他人に話せるようになります。

1つの失敗にひどく落ち込んでしまうという人はこのことを覚えておいてほしいです。

灰色のコンクリートの道路に立っている白い靴の人

「もう無理!」を生んでしまっているかも!チェックしたい項目

「無理だ!」となっているときに確認したい項目を3つ紹介します!

①スケジュールを厳密に決めすぎてしまっている

まずはスケジュール厳密に決めすぎてしまっている場合です。

スケジュール管理は受験勉強において重要ですが、細かく決めすぎてしまうと、完璧主義な人ほど1つ狂うだけで勉強自体に嫌気がさしがちです。

例えば

9:00~9:03 問題集A 1ページ

9:03~9:05 問題集A 2ページ

などです。

予定は以下のように大まかにたてるようにすると対応しやすいです。

9:00~10:00 問題集A 5ページ

また予定していたけどできなかったものに取り組む日を決めることもおすすめです。

受験勉強の年間スケジュールについてはこちらの記事をご参考ください。

②一喜一憂している

前述した通り、受験勉強に失敗はつきものです。

成績が少し下がったからといって落ち込んだり、上がったからといって過剰に喜ぶことはあまりよくありません。

なぜなら、感情だけでなく行動に結びついてしまう場合が多いからです。

例えば

「数字で1問間違えた、英語と理科は置いておいて数学ばかりやろう」

「英語の偏差値が1上がった、英単語はもういいや」

というのが悪い例です。

模試の結果はとても参考になりますが、あくまで解答用紙に目を向け、数字に左右されないようにしましょう。

 

③誰かと比べてしまっている

多いパターンであり、実際にわたしもそうでした。

誰かと比較してしまうとき、だいたいは「自分より上」の人と比較して「自分には及ばない」と落ち込みます。

上をみればキリがありませんから、ネガティブな感情しかわきません。

心理や対処方法についてはこちらの記事が詳しく紹介しています。

黄色に塗られた壁に黒い木製のドア

 

具体的な対処方法 -自分をみつめる-

いよいよ「無理だ」と思ってしまったときの対処方法や、そのような気持ちにならないための方法について紹介します。

 

①自分自身と比較する

先ほど「誰かと比べてしまう」ことが辛い気持ちを生むということを記載しました。

ではどうしたら他人を比べないようにできるのでしょうか。

それはずばり「自分自身と比較する」ことです。

当たり前のことですよね(笑)。でも、なかなか難しいことだと思います。

実際、わたしも以前は他人と比べてばかりいて辛い気持ちに陥りがちでしたが、色々な本やサイトをみて勉強し、今は自分自身と向き合えていると感じています。

その方法の1つとしてわたしがよくやるのは「自分に問いかける」ことです。

例えば、すごく頑張って勉強して臨んだテストで2位だったときの場合は

「なんで自分はこんなにつらいのだろう?」→「自分なりには精一杯勉強して1位が取れると思っていたのに、2位だったからだ」

→「2位ってそんなに悪いのかな?」→「いやいや、冷静に考えると自分より下の順位の人の方が多いし、自分の中では今までで1番頑張って勉強した」

といったように最終的に「自分」に目を向けられるようになります。

「問い」をいれることで感情的になることも防げます。

医学部合格後も行っているほんとうにオススメの方法です。

以下のサイトはカウンセリングコーチが3ステップで、他人と比較しない方法を紹介しています。

②日記を書く

次は日記を書くという古典的な方法です。

日記を書くことでいつ・どんなときに自分が「無理だ」と落ちこんでしまうかが分かります。自分の癖がわかるのです。

また文章でまとめてみると「こんな些細なことで悩んでいたのか」と思うことも多いです。

そのときはパニック状態になっていても後から文章にしてみると冷静になれるのですね。

「書いたことはあるものの、続かなかった…」という方も多いと思います。

そんな方はアプリを活用することも1つの手です!

以下からお気に入りの日記アプリを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

③散歩や筋トレなど運動をする

これは対処療法的な方法なのですが、身体を動かして気分転換をすることです。

運動をすると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン、エンドルフィン、ドーパミンなどが放出されます。

セロトニンは気分や集中力を左右するといわれている神経伝達物質で、頭の回転を早くする作用があります。

主にウォーキングやランニングなどのリズム運動により放出されます。筋トレも効果的です。

エンドルフィンはモルヒネの数倍の鎮痛効果があり、高揚感や幸福感を生む神経伝達物質です。いわゆる「ランナーズハイ」のときに放出されます。

持久走などである地点を過ぎると疲労感がスッと消えた経験がある方もいるのではないのでしょうか。

ドーパミンは快楽をもたらす神経伝達物質で、主にランニングや水泳などの有酸素運動により放出されます。

落ち込んでしまったときや気持ちがふさぎ込んでしまったときは運動してみるのはいかがでしょうか。

参考にした記事はこちらです。

 

カメラレンズの浅いフォーカス写真

「無理」と思ったときこそ踏ん張り時

今回は「医学部受験なんて無理!」と感じている人に向けた記事でしたがいかがだったでしょうか。

合格/不合格、正解/不正解、偏差値、などなど受験は白黒はっきりした世界です。

ときに深く傷つき「自分には無理」と思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、そこで諦めず最後までしがみ続けた人にしか見えない景色があります。

皆さんが望む場所に到達し、思い描いたように学業に専念できるよう、応援しています。

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