ルームシェアのメリット・デメリットをご紹介! 大学生がルームシェアをするには?

現役医大生の実情

ルームシェアって知っていますか。上京したら友だちとルームシェアをする予定だ。

一人暮らしのほかにルームシェアを検討している受験生もいるかもしれません。

今回は、大学生のルームシェアについて紹介していきたいと思います。

1.大学生にルームシェアは不人気

ルームシェアとは、個人が友人や兄弟・姉妹などと一緒に賃貸住宅を借りるスタイルのことをいいます。ちなみにSUUMOが学生にアンケートをとってみた結果、ルームシェアに住んでみたいと答えた学生は、男性31.9%、女性38.1%でした。学生にとってはルームシェアはあまり人気がないようです。

「話題のルームシェアとシェアハウス。意外と学生は消極派?」について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

2.ルームシェアでの賃貸契約は2種類

ルームシェアでの賃貸契約は2種類あります。

①代表者契約

住むひとのなかから代表者を決めて、その人が賃貸契約を結びます。ルームメイトは同居人となり、何か起きた場合は代表者に責任を負うこととなります。

②連名契約

連盟契約は住む人全員が契約を結びます。ひとりひとり契約書や保証人を頼む必要があります。また、審査もそれぞれ別に受けます。

『通常と異なるルールに注意! ルームシェアで賃貸借契約を結ぶ際のポイント』について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

3.ルームシェアのメリット

ここからルームシェアのメリットを解説していきたいと思います。

①広いところに住める

ルームシェアをすることによって、広い家に住むことができます。一人暮らしをするよりも、予算は倍になるでしょう。大学生協によると、首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)での家賃の平均は7万700円だそうです。

2人で住む場合は、約14万円くらいの家賃の家に住むことができるかもしれません。家賃が高い家だと、風呂に追い炊き機能がある、備え付けの食洗機がある、洗面所が独立しているなど条件がよい家に住むことができます。コンロが一つは嫌だ、バスとトイレは別がよいなどの希望があるひとは、ルームシェアを検討してもよいかもしれません。

全国大学生協連の大学進学ガイドブック「一人暮らしをするにはいくらかかる?」について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

②相談できる・寂しくない

一緒に住むことになるので、相談できる人がいます。一人暮らしをした友人から誰もいない家に帰るのは寂しいという話をよく聞きます。家に帰っても人がいる、相談できる人がいるというのはよいことでしょう。ちなみに一人暮らしの場合、一人で食事するときに寂しさを感じやすいようです。ルームシェアしていれば、一緒に食事を取ることができるのではないでしょうか。

『【一人暮らしで寂しいと思うことランキング】男女530人アンケート調査』について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

③家事が分担できる

家事が分担できます。一人で暮らしているときは、全ての家事を一人でやらなくてはなりません。ルームシェアをしているときは、一緒に住んでいる相手と家事を分担できます。例えば、洗濯、掃除は自分がやり、相手に食事関係を任せるなど、負担を減らすことができるかもしれません。また、得意・不得意によって家事を分担をしてもよいですね。

4.ルームシェアのデメリット

今度はルームシェアのデメリットを紹介していこうと思います。

①家賃が延滞するなどお金のトラブル

最も大変なのは、ルームシェアをしている相手とお金のトラブルがあったときではないでしょうか。具体的には、家賃の遅れ、生活費の分担などが問題になりやすいと思います。特に、家賃の遅れは深刻です。もし家賃滞納が3ヶ月続くと立ち退きへと強制執行されることもあります。家賃が払えない可能性はあるのか、その場合はどうするのか、数ヶ月分であれば相手の分がなくても家賃が払えるのかなど事前に検討しておきましょう。もう一つは、光熱費や生活用品など生活費の分担です。ルームシェアする前に、どこまでをどのような割合で分担するのか決めるとよいでしょう。

②家事の分担でもめる

家事の分担でもめる可能性があります。自分だけ負担が重いなど不公平感からもめる場合が多いと思います。洗濯一つをとっても、洗って乾かすまでを指すのか、服を畳むことまで含むのか、人によって細かさが違うかもしれません。家事の分担については明確に決めておいたほうがよいでしょう。

③喧嘩したときにすり合わせができない。

色々と想定されるトラブルを書いてきましたが、重要なのはトラブルが起きたときに話し合いができるかどうかだと思います。例えば、掃除機をかける頻度で不満があった際には、これからは掃除機をかける頻度を上げるのか、それは誰がやるのかなど話し合うことが大事です。話し合えない、お互いに譲歩ができない、すり合わせができない、そのような相手とルームシェアをするのはやめたほうがよいかもしれません。

5.シェアハウスという選択肢も

ルームシェアでもめるのが怖い。そういった人にはシェアハウスもおすすめです。シェアハウスの場合は、個人が運営していることもありますが、多くは不動産会社など事業者が賃貸住宅として運営をしています。同居するひとたちと面識がある場合は少ないでしょう。また、シェアハウスとして個人のスペースと共同スペースがきっちり分かれている場合も多いです。家賃を抑えたい、誰かと一緒に暮らしたいという希望がある方は、シェアハウスを検討してもよいかもしれません。

6.ルームシェアを楽しもう

茶色の木の床に緑の鉢植え

学生のうちにルームシェアを経験するのは、大変でもありますが楽しさもあります。ぜひ、ルームシェアを検討してみてください。

参考情報:

LIFUL「『家賃の差額が大きい水回りの条件ランキング』を LIFULL HOME’Sが発表

SUUMO「家賃の滞納はいつまでセーフ? 督促の流れ& 強制退去にならないためには?

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