基本から応用まで!医学部受験におすすめの化学参考書5選

医学部対策の勉強法

 

医学部受験では、理科は2科目必要なことが多いです。

その中でも、特に化学は多くの人が選択するのではないでしょうか。

でも、大学受験に向けてどんな参考書を使えばいいかって迷いますよね。

本屋さんに行くと化学だけでも100冊以上の参考書があり、どれが良いのかわからず困っている人が多いようです。

今回は私が実際に使った感想などを交えながら、たくさんの難関大合格者が選んだ化学の参考書を厳選して、5つ紹介します!

この記事で紹介した参考書を使って、医学部合格に向けて着実に力をつけていきましょう!

30日完成!センター試験対策 化学基礎

まずは化学基礎の参考書を紹介します。化学と化学基礎は違う!と感じる方がいるとは思いますが、化学基礎をしっかりと理解していないのに化学を学んでも、よくわからない!と嫌になってしまうことがほとんどです。自分の実力をちゃんと考えて、参考書は選ぶようにしましょう。

化学は「覚えた知識を用いながら、適切に与えられた条件で計算する」という科目です。何が言いたいのかというと、化学は半分は暗記科目なんですよね。理系科目ではありますが、どちらかというと地理とか歴史とかに似ているところがあると思います。 

何をそんな覚えなければいけないかというと、元素記号やイオン化傾向、酸化還元で出てくる半反応式など多岐に渡ります。でもいきなり全部覚えるのは無理だ!ってなってしまいますよね。そんなあなたは、まずは化学基礎の範囲だけしっかりとマスターしましょう。

そこでおすすめなのが、この「30日完成!センター試験対策 化学基礎」です。まずは何事においてもやっぱり基礎が大切です。学校の授業で習った範囲を、しっかりと復習し、マスターしていきましょう。

らくらくマスター 化学基礎・化学

化学基礎の知識が一通り揃ったと思った場合には、この問題集を用いて、本格的な化学の問題に少しずつ慣れていきましょう。はじめから読んでいって、わからない部分が出てきたら、参考書や教科書に戻って確認するというスタンスで勉強していけば、安定した実力が着いてくると思います。

この本にでてくる例題をしっかりと理解し覚えれば、化学の受験に必要な基本的な知識は一通り網羅できたと言えるでしょう。

化学基礎 一問一答、化学 一問一答

  

一問一答は東進が出している、世界史や日本史などではおなじみのシリーズで、実は化学基礎や化学にも存在しています。筆者である私も、受験生のときにはこの一問一答を使っていました。一問一答シリーズの良い点は、スキマ時間や通学の途中に手軽に化学の知識の復習ができることです。

化学は半分、暗記科目だ!と先ほど述べましたが、知識って一回覚えたと思っても、復習しないとすぐ忘れてしまうんですよね。せっかく勉強した化学の知識を、体に染み込ませるために、一問一答など手間のかからない方法で復習することはとても大切です。

ただ、この一問一答を使う上で注意してほしいことが、これだけで勉強しようとしないことです。知識の確認のため、復習のために使うにはとても良い一問一答ですが、化学は理系の科目であり、論理的に考える力も受験問題を解く上で必ず必要になってくるんですよね。

そういった論理力や、後から必要になってくる計算能力は、一問一答では身に付かない能力です。あくまで復習用として、おすすめの参考書です。

セミナー化学基礎+化学

ここから少しレベルアップします。セミナー化学基礎+化学は、たくさんの学校で採用されており、学校で配られることも多い参考書です。受験で必要な知識を網羅しており、各分野ごとに、きれいにまとまったページと問題集がセットになって載っています。 

これ1冊を完璧にすれば、受験の化学で遅れをとることはないでしょう。しかし、それくらいたくさんの内容をふくんでいる問題集ゆえに、最初にこれで勉強しようとすると挫折してしまう人も出てくると思います。実際、私もこのセミナー化学基礎+化学が学校で配られ、やってみようと思って開きましたが何もわからず挫折した記憶があります。

ある程度化学の勉強になれた人が、抜けなく学びたいと思ったときには最適な参考書なので、見てみると良いと思います。

化学重要問題集

化学重要問題集は、受験で実際に出た問題の中で、よく出る問題や大切なエッセンスが詰まった問題を厳選して載せてある参考書です。私は結局、この1冊を完璧にしたことで、化学が得意科目となり、どんなテストでも化学で点を稼げるようになりました。

ただ、これまでに紹介した参考書の中で、最も難しい内容です。なんと言っても、受験問題(ほとんどが2次試験)を集めた問題集なので、生半可に知識が無い状態でやり始めても、解説されてもよくわからないと感じるくらいのものです。

ただし、極めればこれ以上に心強い化学の参考書は無いと私は考えています。問題もしっかりと厳選してあるため、受験で使う化学の知識を、必要十分なだけ学べます。化学に自信があるという方におすすめの参考書です。

最後に

化学のおすすめ参考書を5つ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

自分の実力に合った参考書を使い、着実にレベルアップしていきましょう!

また、Atenaiブログのこちらの記事では、「化学の新研究」というこの記事で紹介した参考書よりもレベルの高い参考書について紹介しています。

もし、もう一段レベルアップした化学の得点力を身に着けたいと考える方はぜひご覧ください。

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