計画表を作成して勉強計画の達成率アップ!ダウンロードして使えるテンプレートも紹介!

医学部受験のメンタル対策

皆さんは受験勉強の計画を立てていますか?

なんとなく計画を立てても、計画倒れに終わる人も多いのではないでしょうか。達成率アップのためには、計画表の作成にコツがあります。

今回は計画表の作り方と、おすすめの「苦手克服フローチャート」について解説していきます!

計画表を作る前にするべきこと

まずは志望校の入試情報をチェック

計画を立てる前に、まずゴールを決めます。入試までまだ半年以上時間がある場合は、レベルが高く、入試科目の多い学校を目標とすることをおすすめします。

なぜなら、志望校を「偏差値65→60、入試科目5科目→3科目」には変更できますが、その逆はできないからです。

志望校が決まれば、次は各科目の配点、共通テストと2次試験の配点を調べましょう。

得意不得意を把握する

中国春秋戦国時代の戦略家、孫子の有名な言葉があります。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」

このことわざが示すように、志望校の入試情報を調べたら、次は自分の実力を認識することが重要です。得意な科目は何か、苦手科目の中の特にどの単元が苦手なのかを考えてみましょう。そして入試科目と照らし合わせ、何をどのくらい伸ばす必要があるか戦略を立てます。

一般的に得意科目で勝負する人が多いでしょう。その場合、得意科目で他の受験生と差を付け、苦手科目で足を引っ張らないように、「得意」と「不得意」を重点的に勉強する必要があります。

年間計画はおおまかでOK

<高3のスケジュール>

~夏:基礎固め

9月~11月:志望校を意識した応用問題を解きつつ、英語と数学の共通テストを解いてみる

12月:共通テスト対策

1月・2月:志望校の過去問対策

おおまかにこのようなスケジュールで受験勉強を進めていきます。入試方式や自分の得意不得意を考えて、科目別にスケジュールを調整しましょう。

こちらの記事で、年間計画の立て方が説明されています。

「タスク型計画表」で計画実行率アップ

毎日の計画はページ数まで決める

皆さんはどのように勉強計画を立てていますか?

「今日は数学と理科を1時間ずつ勉強しよう」といった、やみくもに時間設定だけするのはおすすめしません。目標に具体性がないと、集中して取り組みにくいからです。

代わりに、「物質量の計算を得意にしたいから、今日は基本問題の〇ページを解く」「定期試験まであと〇日かるから、1日問題集を〇ページずつすすめる」などと決めましょう。

具体的なページ数まで決めることで、集中力が高まり、目標達成率がアップします。

計画表テンプレート集

こちらのウェブサイトに1週間計画表、1日計画表など、さまざまな計画表のテンプレートがあります。メール登録してダウンロードするのが面倒だったら、サイトを参考にして自分で作ってもいいですね。

苦手短期集中計画のすすめ

3日間で苦手単元を克服できる

実は、苦手単元を3日で克服できるって知っていましたか?

数学と物理が苦手だった私が現役で医学部に合格できたのも、さまざまな単元で「苦手克服」の3日間を行っていたからです。

人は、苦手意識があるものに対して無意識に緊張してしまいます。緊張すると思考も制限されてしまい、うまく問題を解くことができません。逆に、自信があるものはリラックスした気持ちで臨むことができ、思考力もアップします。

重要なのは、この「緊張状態」を解くことです。

3日間その単元だけを、正しいステップで勉強していけば苦手意識をなくすことができます。

苦手を克服できるフローチャート【PDFファイル付】

<苦手単元克服のフローチャート(特に理科や数学で効果的)>

1.教科書のその単元を2回じっくり読む

2.YouTubeなどの解説動画を視聴する

3.教科書の問題を解く

4.問題集の基本問題を解く(自分が思う「基本問題」でOK)

5.問題集の標準問題を解く(自分が思う「標準問題」でOK)

以上5つのステップを3日間で集中して取り組んでみましょう。5ステップ完了できたら、苦手意識が大幅に少なくなるはずです。いわゆる難関大学を目指すなら、ステップ5の時点で数学青チャートのコンパス3つまで、化学重要問題集のA問題までを解けるようになるのが目安です。

こちらにダウンロード用のPDFファイルを用意しました。教材のページ数まで記入し、1ステップ完了したら空欄にチェックや色塗りなどをして活用してください。

苦手克服チャート

受験計画表を作ることが合格への第1歩

受験勉強を始める際に、計画表の作成が欠かせません。「タスク型計画表」を意識することで、達成率をアップし、計画倒れを防ぐことができます。

また、苦手をなくすためにぜひ「苦手単元克服フローチャート」を活用してください。苦手単元をひとつずなくし、得意単元を伸ばしていけばきっと合格できます。

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