医大生インタビュー(6)
女子医の雰囲気について(女子医Oさん)
大学に入るときにはどうしても「自分が受かるかどうか」で学校を見てしまいがち。
ですが、実際には医学部でも学校によって様々なカラーがあるので、できれば校風などもしっかり研究した上で入学したいですよね。
そこで、先輩の通う東京女子医科大学医学部の雰囲気についてお伺いしました。
医学部で唯一の女子校ですが、それゆえの雰囲気の違いなどはあるのでしょうか?
今回インタビューした医大生の先輩はこちらの方!
Oさん
東京女子医科大学医学部 5年生
現役合格
前回の記事はこちら
女子医医学部ってどんな所?
今回は、女子医医学部の雰囲気についてお伺いしました。
授業の様子や特色について詳しく説明してくださいましたよ!
年齢が違っても垣根はない?
– 女子医では、推薦や既卒の割合はどれくらいですか?
Oさん:医学部受験なので既卒生や再受験生は多いですね。
今は推薦の割合が少なくなっていますが、私の時は指定校推薦が15人くらい、公募推薦が30人くらい、一般受験では10人ほどが現役合格だと思います。
10人くらい再受験生の人もいて、中には38歳の人もいます。
再受験生の人たちが比較的グループを作りやすい傾向にはありますが、隔たりや話しづらさは感じません。
みんな「同じ学年」という意識が強く、気持ちも若いからかもしれません。
服装などでも違いはあまりわからず、年齢を聞いて驚くことも多いです。
女子医の授業の雰囲気は?
– 授業はどんな雰囲気ですか?
Oさん:今は厳しくなりましたが、以前は結構出席がゆるかったりなど、そこまでガチガチの雰囲気はありません。
1限の授業など、115人のうち20人ほどしかいなかったこともあります。
普通の大学は履修する授業が人によって異なっていますが、医学部は学年でカリキュラムが決まっているため、高校の延長のような雰囲気ですね。
学生が授業に合わせて移動するのではなく、先生が来るんですよ。
曜日ごとに授業が決まっているわけではないのですが、授業の日は大体4:30頃には終わりますね。
その辺りはあまり普通の大学と変わらないと思います。
女子医の奨学金利用者はどれくらい?
– 医学部を志望する人は奨学金利用を希望する人も多いと思うのですが、女子医ではどれくらいの人が奨学金を使っていますか?
Oさん:制度としては奨学金はありますが、使っている人はあまりいない印象です。
親に学費を出してもらっている人が多いかなと思います。
高い学費をかけてもらっている分、「しっかりと勉強して医者にならなくてはいけない」という目的意識が強い人が多いですね。
次回の医大生インタビューは「女子医の特色」!
医学部では年齢差がある人が多いからこそ、年の差による話しづらさなどは感じづらいのかもしれませんね。
カリキュラムなどの差はあれど、意外と普通の大学と雰囲気は変わらないようです。
次回はそんな女子医ならではの授業についてお伺いします。
女子医の特色である「テュートリアル」「チームベーストラーニング」の詳細について語っていただきました。
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