推しがいてオタク! 最新の女子大生の価値観とは?

医学部コラム

2024年最新の女子大生の価値観をお届けします。

女子大生は一体どんなことを考え、どのような行動をしているのでしょうか。

今回は、2024年最新の女子大生の価値観をデータとともに紹介します。

マイナビが2022年に実施した2024年に卒業する大学生を対象とした「マイナビ 2024年卒大学のライフスタイル調査」を参考にしています。

詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクをご参照ください。

1.ライン交換ではなくインスタを交換する。

Free Smartphone Cellphone photo and picture

最近の大学生はLINEではなく、Instagramを交換すると聞いたことがありませんか。若者といったらLINEで連絡を取り合っているそんな印象がありませんか。実は、Instagramが連絡ツールとして多くなっています。

新しく知り合いになった人と連絡先を交換する場合、どれを交換することが最も多いか(オンラインのみの知り合いを除く)

LINEアカウント Instagramアカウント Twitterアカウント メール その他
男子 64.2% 23.5% 3.9% 2.7% 5.7%
女子 52.0% 42.5% 2.6% 1.3% 1.6%

(「マイナビ 2024年卒大学のライフスタイル調査」より作成。)

女子では、LINEとInstagramを交換する割合が半々に近づいています。実際、私もInstagramを交換したがる人が増えているなという印象があります。Instagramの場合、DMの機能が主というよりも、写真の投稿により近況を伝えるという使い方が多いため、初対面のひととも気軽に交換できるのかもしれません。

2.推しがいる女子大生が多い & オタクに忌避感がない

椅子に座って本を読む女性

推しがいる女子大生が圧倒的に増えています。『今何に「楽しさ」を感じていますか』という質問に対して、女子は40.9%が「オタ活、ヲタ活、推し活、推しごと」と答えました。また、「推し」がいるか聞いたところ、男子の51.4%、女子の73.8%が「いる」と回答した。推しが居る場合も、複数人いることが多く、オタクとして推しを楽しんでいる姿が想像されます。

自分の周囲でもいわゆる推し活を楽しんでいる人は多いと感じます。また、推しという言葉がカジュアルに使われるようになったとも思います。推しという言葉が、オタクの間で使われるニッチな言葉から大衆化したと感じることが多いです。

実際、自分をオタクだとする大学生は増えています。

自分を「オタク」だと思う学生の割合

21年卒 22年卒 23年卒 24年卒 25年卒
女子 41.0% 47.9% 55.6% 54.8% 60.6%
男子 35.3% 39.7% 44.4% 46.8% 47.5%

(「マイナビ 2024年卒大学のライフスタイル調査」より作成。)

自分をオタクだと思う学生は女子では4年前と比べて、41.0%から60.6%まで増えています。少し前だとオタクというと子供っぽいなどと思われていましたが、オタクというものが特別なことや、変わった特徴ではなく、一般化したことがわかります。特に女子は男子よりも自分がオタクだと思う学生が多く、オタクを楽しんでいる人が多いのではないでしょうか。

3.スマホは一日平均3時間以上! 動画視聴時間が増えている。

スマホの使用時間は、平均一日3時間以上が多いようです。3時間以上4時間未満が最も回答として多く、22.3%でした。また、スマホで動画を見ていることも多いようです。

スマートフォンを使ってみる動画の長さは平均で1日何分くらいですか。(単位は分)

19年卒・平均 20年卒・平均 21年卒・平均 22年卒・平均 23年卒・平均 24年卒・平均
女子 33.8 44.0 45.9 64.0 70.4 71.5

(「マイナビ 2024年卒大学のライフスタイル調査」より作成。)

スマホで動画を見ている時間は年々増えていることがわかります。19年卒の平均は33.8分でしたが、24年卒では2倍に増えており、71.5分となっています。スマホで動画を見ている女子大生は多いようですね。

4.家庭・仕事を追い求める層が拮抗

女子大生は将来の自分についてどのような理想を持っているのでしょうか。ランキングにすると以下のようになりました。

あなたが理想とする「将来の自分」像に最も近いものを選んでください。

1位 一生食べていける安定した仕事を持つ 26.9%

2位 愛する人と結婚して子供ができ幸せに暮らす 25.1%

3位 自分の好きな仕事を一生続ける 20.6%

仕事と家庭に理想を持つ層が拮抗していることがわかります。自立して生計を自分で立てることを目指す層と、結婚し子どもを持つことを目指す層が存在しています。一方で、結婚後の仕事に関しては、73.3%が「夫婦共働きが望ましい」と回答しました。現在の女子大生にとって働く、自分で生計を立てることは当たり前になっているのかもしれません。

5.2024年最新女子大生の価値観

テーブルの上のスターウォーズストームトロッパーの置物

今回は、2024年最新女子大生の価値観を紹介しました。1)オタクに忌避感がなく、推しがいるひとが多い。2)LINEではなくInstagramが主流のSNSとなっている。3)スマホで動画を見ている時間が多い。4)仕事で生計を立てることに価値を感じている、一方で、結婚を目指す層も存在し拮抗している。ことがわかりました。

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