医学部の授業をのぞいてみよう 〜実験編〜

現役医大生の実情

6年間の学生生活は実験の嵐

みなさんこんにちは。

みなさんは医学生の授業はどんなものを思い浮かべますか?

臓器別の授業を聞いて教科書を広げて…なんてことを想像しますか?

それももちろんありますが、なんといっても実験が多いのが医学部の特徴の一つだと私は思います。

実験は医学部なら様々な授業に組み込まれており、あらゆる機会に行います。

今日はそんな実験について実際にどんなことをするのかお話したいと思います。

最初の実験はカエルの洗礼?!

医学部に入学したら、人体解剖をする。

そういうイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

その通りなのですが、その前に1年次の生物学でカエルの解剖を行う大学が多いかと思います。

カエルに対してなんとも思わない人は問題ありません。

しかし、カエルが苦手な人が多い場合、解剖実験中は阿鼻叫喚の嵐となります(笑)

実験の豊富さが医学部の魅力!

カエルの解剖以外にも、物理学や生化学の実習が1年生の時にカリキュラムに組み込まれています。

また学年が上がると生理学の実習や薬理学の実習なども行われ、実習の幅が広がっていきます。

生理学では尿の生成過程や身体活動に不可欠な活動電位の発生についてを実験を通して学びます。

また薬理学では薬物の代謝や半減期について学んだりと、大学によって実験内容も千差万別なのではないでしょうか?

教科書でしか見ていなかったミクロな世界が、手に取るように理解できるのが実験の魅力です。

実験で磨く同期とのチームワーク

実験は1人でやるものは少なく、むしろほとんどの実験は同期と協力しながら行います。

ここでのチームワークが良ければ早く帰ってレポートを仕上げることができますが、途中で失敗するとやり直しが待っていることも……

チームワークが早く帰れるかを決める

と言っても過言ではないのではないでしょうか?(笑)

しかし一緒に実験をやったことで会話する機会が生まれ、親交が深まるなんてこともしばしば。

6年間を共にする仲間と楽しみながら実習する日々を、みなさん心待ちにしていてくださいね♪

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