受験生が11月にやるべきこと。【焦りに負けずに準備を】

医学部入試情報

さあそろそろ受験の本番まで、4ヶ月を切りました。
塾や学校でも「共通テストまであと○○日」といった、カウントダウンが行われているのではないでしょうか。

11月は受験生にとって不安な季節です。
センター試験が近づき、そろそろ過去問も勉強しないといけない。
勉強量が追いつかないと焦っている受験生も多いではないでしょうか。

自分の受験時代を思い返すと、11月はあまり有意義に過ごせてなかったように思えます。かなりボーっと過ごしてしまいました。
今回は、受験生の11月にやるべきことを、勉強編、入試手続き編に分けて紹介します。

勉強編

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1.過去問に目を通そう。

自分の志望校の過去問を一通り目を通しましょう。
お金に余裕がある場合、志望校の過去問を買ってもよいかもしれません。
少なくとも、第1~3志望校までの過去問は買ったほうがよいでしょう。

解かなくてもよいので、目を通してどのような傾向があるのかをつかんだほうがよいでしょう。余裕があったら、1年分くらい解いてもよいかもしれません。

2.授業が追いつくか。

学校の進度が間に合うか確認しましょう。
私が通っていた高校の場合、世界史、日本史はかなりギリギリになって範囲を終えました。
全ての範囲が終わったのは、12月の中盤だったと思います。世界史がギリギリで終わると分かった時点で、先取り学習をしておけばよかったなと後悔しています。
第2次世界大戦以降は、あまり覚える時間がありませんでした。

このように学校の進度によっては、受験に間に合うか危うい教科もあるかもしれません。
学校の授業のスピードが遅い場合、早めに終わるよう対策をしたほうがよいかもしれません。

特に注意が必要なのが、自分の第1志望校の頻出範囲と、ギリギリで終わる範囲が被った場合です。
例えば、日本史で第二次世界大戦後の問題を出すのが好きな大学を受験するとします。
12月や1月に日本史の第二次世界大戦以降の範囲を学校で勉強すると、覚えきれない可能性があります。
遅れる範囲が、志望校の頻出範囲だった場合、先取りして勉強したほうがよいでしょう。

3.共通テストの勉強。(国公立のみ)

国公立を受験する場合、共通テストを解きましょう。
センター試験は、非常に基本的な問題が出題されます。
二次試験や、基礎力をつけるために活用できるので、積極的に共通テストを解くとよいでしょう。

入試手続き編

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私が人生で初めて、重要な書類を自分で用意したのは大学受験でした。
出願方法が複雑すぎて、ヒイヒイ言いながら入試の手続きをしました。
11月にやるべき、入試手続きの準備を紹介します。

1. 使えるPCを用意。

自分が使えるPCと通信環境を確認してください。
大学の入試手続きで、Web出願が非常に増えています。
1月までには、PCと通信環境を用意する必要があります。
郵送だけも出願できる場合もありますが、最近はWeb出願のみの大学も増えています。
家にPCやスマホがない場合は、学校や図書館のPCを使えるか確認したほうがよいでしょう。

個人的に、スマホでの出願はおすすめしません。
なぜなら出願する際に、個人情報などを細かく打ち込む必要があり、スマホの小さい画面ではとてもじゃないですが、正確に入力できないからです。
住所や数字などが間違ってはいけないので、確認画面で誤字や脱字がないか確認する必要があります。PC→タブレット→スマホの順番でおすすめです。
やはりキーボードがあるPCのほうが、数字を10桁打ち込むときなどには、便利です。

また、安定した通信環境があるとよいです。
一定時間、通信が途切れると、最初から入力し直さないといけない場合もあります。

ある程度、画面の大きさがある、通信環境が安定した、PCやタブレットを用意することをおすすめします。少なくとも、Web出願できる環境があるかは確認しましょう。

2.PCやタブレットから印刷できるか。

1でPCを用意する必要性について説明しました。
もう一つ重要なことに、印刷環境があります。

Web出願のみの場合、大学のホームページから書類をダウンロードしてコピーし、書き込んだのち、郵送するという手順が多くでてきます。ホームページから書類をダウンロードして印刷できるか確かめましょう。

もちろん、この手順をせずに、出願が完結できる場合もあります。
ただし、11月の時点で確認しておくと、直前になって慌てなくてすむと思います。

3.出願書類の取り寄せ。

本当にWeb出願が増えています。
出願書類を必ず取り寄せないといけないという大学は少ないでしょう。
願書を郵送してもらう必要があるか、大学のホームページで確認しましょう。

4.大学の資料を取り寄せる。

11月から12月にやっといてよかったなということに、受けるかわからない大学を含めて、
たくさん大学の資料を取り寄せたことがあります。

私はかなりギリギリに志望校を決めました。
第1志望は決まっていましたが、第2志望から下は決めずにセンター試験(現・共通テスト)後に決めました。
そのときに、資料をたくさん持っていることが訳に立ちました。
大学の資料を多く持っていたので、その資料を参考に、出願する大学を決めることができました。

共通テストの結果や、直前の模試の成績によっては、今まで考えていなかった大学に出願することもあるかもしれません。最近はホームページで資料を見ることもできますが、データが重くてダウンロードできない場合もあります。
ちょっと考えているレベルの大学でも、資料を持っていることをオススメします。

まとめ

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11月は受験生にとって焦ってくる季節だと思います。
今回は、勉強編と、入試手続き編に分けて11月にやるべきことを紹介しました。
12月、1月になると、本当に余裕がなくなります。
11月のうちに、今回紹介したことをすると、1月に余裕が生まれます。
悔いのない11月をお過ごしください。

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