医学部合格に必要なおすすめ人気参考書15選【数学・英語・物理・化学・生物・国語】
医学部受験は大学受験の中でも最難関。
共通テストで85%以上の高得点を取るために基礎を万全にし、二次試験のために応用問題の練習が必要です。
いいと言われている参考書はたくさんありますが、実際に紹介されているもの全部をやるわけにはいかないですよね……
医学部にも国公立や私立など多くの学校があり、学校によって問題の性質が異なります。少なくとも地方国公立レベルであれば、難しすぎる応用問題を解くよりも、標準的な受験問題を完答する能力のほうが重要です。
逆に難問すぎる問題集は避けましょう。
Contents
信頼できる参考書を1科目あたり1~2冊用意する
それぞれの教科でバイブルとなるような、信頼できる参考書を1冊用意しておきましょう。そしてその1冊を繰り返し解き、完璧にしてください。
いろんな参考書を少しずつ読んでも、深い理解は得られません。何度も繰り返すことで理解は深まります。何度も繰り返して深い理解が得られたと感じたら、ようやくより難しい1冊に挑戦できるのです。
たとえば国語なら現代文、古文、漢文それぞれで1冊ずつ、数学なら数IAで1冊のように購入しましょう。
買い過ぎはNG
「その参考書は本当に購入する必要がありますか?今持っている本や学校の教科書では学べない内容ですか?」
購入する前にもう一度考えてみてください。
焦りと不安がつのり、参考書を購入することで安心しようとしている可能性があります。
参考書の買い過ぎは、お金を浪費するだけでなく、中途半端な学びになってしまいます。以前、こちらで参考書の買い過ぎによるデメリットとその対策について紹介しました。
自分のレベルに合ったものを選ぶ
人気本が自分に合うとは限りません。
難関大学を目指している場合でも、苦手科目は基礎から詳しく解説されているものを選びましょう。目指す大学よりも、自分の得意不得意に合わせて参考書を選んでください。
苦手科目は超基礎レベル、もしくは中学レベルから始め、理解ができたら徐々にレベルを上げていきます。基礎の理解をおろそかにしてはいけません。
どの参考書を購入すべきか悩んだら「武田塾」のサイトを参考にする
武田塾のウェブサイトでは、各科目数十冊の情報が掲載されています。それぞれのスペック、特徴、使い方、他の参考書との違いをまとめ、動画付きで解説しています。参考書選びで悩んだら、まずはこのウェブサイトを参考にしてください。
私が受験生の頃にこのサイトがあれば、参考書選びに苦労しなかったはずです。
医学部合格への必勝本~数学編~
1. 『チャート式基礎からの数学Ⅰ+A/Ⅱ+B/Ⅲ』(数研出版)
(画像引用元:数研出版HP)
いわゆる「青チャート」です。学校の指定教材になっていることもあるのですでに持っている方もいるのではないでしょうか?辞書並みの分厚さを誇るこの参考書ですが、網羅性と解説の質は抜群です。
偏差値60以上の学力の人が基礎を固めるなら青チャートです。
医学部を目指している人は、高3の夏までに青チャートのコンパス3つ分までの問題を、悩まずに解けるようにしましょう。
学校の進度と合わせて解き進め、試験の前に章末問題や巻末問題などの難易度の少し高いものを解くのが理想的ですね。学校の進度が遅い場合でも、独学教材として使える参考書だと思います。
数Ⅲに関しては計算力がものを言うので、この参考書に加えて積分の計算問題がたくさん掲載されたドリルや問題集が1冊あるとさらに安心です。
医学部を受験するなら赤チャートや黒チャートをやったほうがいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、個人的には青チャートで十分だと思います!青チャートが本当に完璧であれば、まず数学のせいで落ちることはないです。むしろどの医学部受験でも他の受験生よりも優位に立てるでしょう(東京大学理科Ⅲ類、京都大学医学部以外)。
2. 『スタンダード数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B』(数研出版)
(画像引用元:数研出版HP)
次に紹介するのは、上で紹介した『チャート式基礎からの数学』と同じ出版社(数研出版)から出ている『スタンダード数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B』です。同じ出版社から出ていると、解説文や解法が似ている確率が高いので同じ出版社の参考書を使うのは案外おすすめです。
高校3年生になる前の段階でこの参考書が完璧になっているのが理想的ですが、高校3年次での使用でも問題ないです。ただ入試までには「問題文を見ただけで解法がすぐにわかる」という状態に持っていきましょう◎
この段階まで到達していれば共通テストの数学でコンスタントに9割以上は取れるではずです。逆にこの参考書をひと通りやったけど共通テスト数学で9割に全然いかない!という方や、そもそも解き終わらない!という方は演習量が足りていないので何度でもこの参考書を解きなおしましょう。
3. 『志田晶の数IIIの点数が面白いほどとれる本』
(画像引用元:KADOKAWAホームページ)
一方、特定の単元が苦手な人は、その単元だけの超わかりやすい解説本を購入しましょう。たとえば、私は数IIIがとても苦手だったので、イラスト付きで解説してくれる『志田晶の数IIIの点数が面白いほどとれる本』で勉強していました。
数学が苦手な人向けに、こちらに記事で他の医学部ライターがおすすめの参考書を紹介しています。
医学部合格への必勝本~英語編~
英単語帳:単語数4000~5000レベルであれば何でもいい
単語帳は学校で配布されているものでも、デザインが好みのものでも構いません。個人的には、文章も載っているZ会の『速読英単語』が好きでした。
英単語はどの単語帳を選ぶかより、どうやって暗記していくかが重要です。
4. 英文法:『Next Stage』または『Vintage』
(桐原書店HP)
学校で共同購入することも多い定番の一冊です。収録されている構文をすべて覚えられたら、難関大学および医学部の入試に対応できます。
受験でよく出題される構文(通称:受験構文)は暗記が必要ですが、暗記するばかりではだんだん苦痛になりますよね。
5. 英語長文:『英語長文レベル別問題集(東進ブックス)』
(画像引用元:東進WEB書店HP)
構文の解説に力を入れており、すべての文に構文の説明が付いています。東進のレベル別シリーズは、細かくレベル分けされており自分に合ったレベルを見つけられること、有名塾講師の解説がわかりやすいこと、そして1冊に長文が12問しかないことが特徴です。設問が少ないので、短期集中で1冊を仕上げることができます。
得意な人はぜひ、『基礎英語長文問題精講』にチャレンジしてみてください。基礎とは名ばかりで、かなり解きごたえのある問題ばかりです。
英語長文で高得点を取るには、速読と精読のバランスが重要になります。正しい方法でたくさん英文を読むしかありません。
医学部合格への必勝本~物理編~
6. 『物理レベル別問題集』(東進ブックス)
(画像引用元:東進WEB書店HP)
物理は最も基礎の理解が重要となる科目です。定義を理解していないと全く問題が解けません。苦手な人は、一番基礎の理解から始めましょう。
周りでは、河合塾の「物理のエッセンス」を用いて、基礎問題を練習する人が多かったです。
7. 『良問の風 物理』(河合塾)
(画像引用元:河合出版HP)
基礎の理解ができたら、次は頻出問題を解きましょう。題名に「良問」とあるように、受験生が必ず解けなければいけない問題が収録されています。
8.『物理重要問題集―物理基礎・物理』(数研出版)
(画像引用元:数研出版HP)
化学でも取り上げた重要問題集、基本的な内容から応用問題まで幅広く掲載されています。
筆者は高校指定の参考書がこの問題集だったのでこちらを使用していましたが、もし高校指定の参考書が『良問の風 物理』(河合出版)の場合はそちらを使用して問題ないです。
学校の進度に合わせて解き進め、間違えたところやあいまいなところは何度でも解きなおしましょう。
基本的な問題も多く含まれているので、共通テスト前の確認にも有用です。
同じく難関医学部受験生や物理を得意にしたい方にはちょっと足りないかな、という気もします。ただ物理が苦手な人でもこの問題集は完璧にしておくといいでしょう。
9.『名門の森物理 力学・熱・波動1/波動2・電磁気・電子』 (河合塾シリーズ)
![名問の森 物理[力学・熱・波動Ⅰ] -四訂版-](https://www.kawai-publishing.jp/contents/uploads/books/img/9784777227266.jpg)
(画像引用元:河合出版HP)
東京大学や難関医学部を目指している人はこの『名門の森物理 力学・熱・波動1/波動2・電磁気・電子』知っている人・持っているも多いのではないでしょうか?
難易度が高い参考書なので、前述の『物理重要問題集』や『良問の風 物理』が解き終わってから始めることをおすすめします。決してこの参考書から始めないようにしましょう。
筆者は理科が大の苦手で、特に物理が絶望的だったのでこの問題集は抜けが多いまま入試に挑むことになってしまいました……
物理が得意な方、得意にしたい方はこちらの問題集も完璧にしていきましょう!
医学部合格への必勝本~化学編~
10. 『化学重要問題集―化学基礎・化学』(数研出版)
(画像引用元:数研出版HP)
これ以外の問題集は覚えていないくらい、ひたすら解いていました。医学部を目指すなら、最低でも重要問題集のレベルAの問題をすべて解けるようにしなければなりません。
こちらの記事では、他の医学部ライターがおすすめの化学の問題集を紹介しています。
11.『理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録』(三省堂)
(画像引用元:三省堂学習参考書HP)
難関医学部を目指す方はこの『理系大学受験 化学の新演習ー化学基礎収録』もおすすめです。
高校2年生までに化学(特に理論化学)を終わらせておき、高校3年生で始められるのが理想ですね!
答えを覚えるのではなく、一問一問しっかりと理解を深めながら解いていきましょう。
ただ難易度が高い参考書なので、前述の『化学重要問題集』が解き終わってから始めることをおすすめします。決してこの参考書から始めないようにしましょう。
医学部合格への必勝本〜生物編〜
12.『大森徹の最強講義126講 生物[生物基礎・生物]』
(画像引用元:文英堂HP)
やや分厚い本ですが、受験に必要なことはほとんど載っています。この参考書があれば、他の参考書は必要ないと思います。
レイアウトも簡潔で無駄がないので、読みやすいです。後述する問題集とリンクしているので、問題集を解く際のヒントとして使うと効率が良いです。
単元の最後には、ちょっとしたまとめも書かれています。全部読む時間はないけどポイントは確認したい!というときに活用しましょう!
13.『大森徹の最強問題集172問 生物[生物基礎・生物]』
(画像引用元:文英堂HP)
こちらの問題集は、最強講義126講に準拠していて、セットで勉強すると非常に使いやすいです。
172問あり、二次試験対策用なのでそれなりの難易度があります。
また、論述問題や計算問題も取り扱っています。
解説も詳しく書かれているので、論述問題の採点も自分でやりやすいです!
医学部合格への必勝本~国語編~
14. 現代文:『出口汪 現代文講義の実況中継シリーズ』(語学春秋社)
(画像引用元:語学春秋社HP)
高校生の頃、現代文を勘で解いていたため、得点が安定しませんでした。この本では、現代文を論理的に解く方法を教えてくれています。この本に出会ってから国語の点数が安定するようになりました。センター試験でやや失敗してしまいましたが、それでも国語160点台確保できました。シリーズ本ですが、1巻を読むだけでも共通テストに十分対応できます。
15. 古文:『富井の古典文法をはじめからていねいに』(東進ブックス)
(画像引用元:東進WEB書店HP)
助動詞を制する者は古文を制します。古文単語と文法のどれかが欠けても読解はできません。苦手な人は特に文法の理解から勉強しましょう。
また、学校で購入する古文単語帳をしっかり暗記してください。『マドンナ古文単語230』も有名ですが、新たに購入しなおす必要はありません。
以前、理系の国語勉強法について紹介しました。理系でも、最低限①古文単語の暗記、②古文助動詞の接続と意味を暗記、③漢文重要句法の暗記、④評論文の読み方の練習までは対策しましょう。
1冊を完璧にすることで合格は近づいてくる
有名塾講師の解説は分かりやすいものが多いです。自分に合った一冊を見つけ、その一冊を完璧にすれば、塾に行かなくても合格できます。
ここではおすすめの参考書を紹介していきました。紹介した全部の参考書を完璧にできている受験生なんてほとんどいません(筆者もできないまま入試本番を迎えました)。完璧にすれば本当にどこでも受かる実力が身につくと思います。
どの科目にも言えることですが、何冊もの問題集を1周ずつするよりも1冊の問題集を何周もする方が問題を確実に、素早く解くことが出来るようになります。自分が絶対に解ける問題をどんどん増やしていきましょう。
受験勉強はつらいことも多いですが、志望校合格目指して頑張りましょう!
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