大学受験の英語は順番が重要!英語で合格を目指す方法を紹介!

医学部対策の勉強法

「そろそろ英語の勉強始めなきゃいけないけど何から始めたらいいかわからない・・・」こう思う人はきっと多いはずです。

単語・文法・構文・長文・リスニングと、勉強することが多すぎて何から始めたらいいのかわからなくなりますよね。

実は、英語は「順番」を意識すると効率的に学習を進められるのです。今回は、英語学習迷子の皆さんに最も効率的な「順番」をお伝えします!

あなたは単語派?文法派?受験英語は苦手から取りかかろう

①文法が苦手タイプは中高文法の復習から

中学~高校課程で必ず理解しておかなければならない文法事項をこちらに挙げます。

①be動詞の使い方

②3単元のs

③時制

④進行形

⑤受け身

⑦比較

⑧助動詞

⑨完了形

⑩関係代名詞・関係副詞

⑪仮定法

⑫直接話法・間接話法

これら12項目の基礎的文法事項を把握せずに次に進めません。自信がない項目があった人はまずは、まずはそこから復習しましょう。

細かい文法事項を挙げるとキリがないですが、これから問題を解いていく中で学んでいけば問題ありません。

②単語が苦手タイプは1秒暗記法で短期集中!

大体の文法を理解できているけど、単語を覚えられない人はいませんか?もしかしたら、効率の悪い方法で暗記をしてしまっているかもしれません。

私が1日100単語覚えていた時に使っていた「1秒暗記法」を、以前こちらで紹介しました。

人間の脳は1度見ただけでは忘れてしまいます。単語を10回書いて覚えるより、1秒以内で意味をアウトプットする練習を10回行った方が効果的です。単語を覚えるのが苦手な人は、短時間アウトプット繰り返してみてください。

そして高2のうちに、学校で配られた単語帳の暗記を終わらせることを目指しましょう。

①と②がクリアできたら構文・解釈へ

文法も単語もある程度分かっているのに、長文になると理解できなくなる人がいます。

それは、

①特殊構文になっている場合

②1文が長くて構造が複雑な場合

があります。

 

①特殊構文の対策

例えば、

“It was Eason that told the truth to her.(彼女に真実を伝えたのは彼だった)”の文では、

強調構文を知らないと理解するのに時間がかかるでしょう。

入試問題は、ネイティブも普段使わないような特殊な構文が大好きです。

「Next Stage」や「Vintage」などで特殊構文を暗記する必要があります。

 

②1文が長くて構造が複雑な場合

3月19日のThe New York Timesより抜粋します。

 

“The United States recently warned Chad’s president that Russian mercenaries were plotting to kill him and three senior aides and that Moscow was backing Chadian rebels massing in the neighboring Central African Republic.”

 

このままでは長くて複雑な文章を、意味のまとまりごとに区切って読んでいきます。

The United States recently warned Chad’s president 最近、アメリカ大統領はチャド大統領に忠告した

/that Russian mercenaries were plotting to kill him and three senior aides ロシア傭兵があなた(チャド大統領)と3人の側近を殺そうとしていると

/and that Moscow was backing Chadian rebels そしてその上モスクワはチャド反乱軍を支援していた

/massing in the neighboring Central African Republic. 隣の中央アフリカで集結するのを。

 

日本語には「て、を、に、は」といった助詞があるため、そのままの順番でつなげるだけで意味は通じます。長い文も意味の塊ごとに訳すことを意識しましょう。苦手な人は、解釈に特化した参考書もおすすめです。

いよいよ長文練習を始める

ここまで準備ができたらいよいよ長文練習です。

受験勉強では、「精読」と「速読」を意識して練習します。以前こちらに長文の勉強方法とおすすめの教材を解説しました。

リスニングの対策は今から始めよう

単語・文法の練習と同時並行で進める

あなたの英語レベルに合ったリスニング教材を今すぐ聞き始めましょう。集中して聞いて6~7割を聞き取れるほどの教材から聞き始め、そのレベルのものを8~9割聞き取れるようになったら、より難しい教材を探してください。

おすすめは中学の英語の教科書です。おそらく第1章は「あいさつ・自己紹介」から始まるのではないでしょうか。誰でも聞き取れるはずなので、中学の教科書から徐々にレベルアップしていきましょう。

共通テストのリスニング勉強方法や、おすすめの教材について解説した記事もぜひ合わせてご覧ください

英語は「積み重ね」の教科

基礎を継続して復習することが重要

英語は「積み重ね」の教科です。

単語帳を1冊暗記できたと思っていても、1か月後には多くを忘れてしまっています。暗記したものを覚え続けているために、日々の復習が欠かせません。必ず毎日単語を復習しましょう。

英語学習は順序と継続が大事

英語学習は、単語・文法、英文解釈、長文という順番が重要です。同時にレベルに合わせたリスニングも継続しましょう。

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