医学部合格に必要な共通テストのボーダーラインは何点?大学ごとの得点率を紹介

医学部コラム

医学部は難関とよく言われますが、どのくらい難しいのでしょうか。

国公立大学の医学部受験に、共通テストはほぼ必須です。(一部の推薦入試などでは、共通テストが課されないこともあります。)

また、私立大学の医学部でも共通テスト利用入試を実施している大学もあり、国公立と併願を考えている受験生には受けやすい入試となっています。

医学部受験で合格を勝ち取るためには、共通テストで高得点を取ることが条件になってきます。

今回は具体的に得点率をお示ししながら、ご紹介していきます。

医学部受験では最低でも80%の得点率が必要

言わずと知れた難関、医学部の共通テスト。実際の得点率とともに見ていきましょう。

ボーダー=C判定の得点率

ボーダー=合格できると思っている受験生はいませんか?

ボーダーはC判定、つまり合格可能性が50%である時の得点率になります。

共通テストで85%の得点率であったとします。ちなみに、85%はかなり良い線をいっています。実際、本番で85%取るにはかなり大変です。もしボーダーが85%の医学部に出願した場合、共通テスト終了時点では50%合格しますが、50%は不合格ということになります。2次試験で上手くいかなかったことを考えると厳しい戦いになることがご理解いただけると思います。

現在の一般枠ボーダーは78〜90%で推移

以下が現在の一般枠でのボーダーとなります。地域枠ではこの得点率から若干変動します。

90%:東京大学理科3類

89%:京都大学

88%:東京科学大学、大阪大学

87%:名古屋大学

86%:九州大学、千葉大学、横浜市立大学

85%:北海道大学、東北大学、筑波大学、神戸大学、奈良県立医科大学

84%:名古屋市立大学、大阪公立大学、岡山大学

83%:新潟大学、信州大学、京都府立医科大学、広島大学

82%:群馬大学、金沢大学、三重大学、滋賀医科大学、和歌山県立医科大学、鳥取大学、徳島大学、香川大学、熊本大学

81%:山形大学、富山大学、岐阜大学、長崎大学、宮崎大学、鹿児島大学

80%:札幌医科大学、浜松医科大学、島根大学、山口大学、愛媛大学、高知大学、佐賀大学、琉球大学

79%:弘前大学、福井大学、大分大学

78%:旭川医科大学、秋田大学、福島県立医科大学

(データ引用元:河合塾 国公立大2026年度入試難易度予想ランキング表)

最も高いのが90%の東京大学理科3類です。最も低いのが78%で、旭川医科大学、秋田大学、福島県立医科大学の3校です。ここで注意していただきたいのが、医学部の中では入りやすい部類にはなりますが、共通テストで78%取ることは決して簡単なことではありません。そのことをよく理解した上で、受験に臨みましょう!

こちらの表に詳しく掲載されていますので、こちらもぜひご覧ください。

センター試験の頃は90%がボーダー

センター試験が廃止されて共通テストが導入してから、10年弱が経過しようとしています。

センター試験の頃は、国公立の医学部に合格したいなら90%がボーダーと言われていました。5教科7科目で90%というのは、なかなか実現できることではありません。

それに比べると%の数字自体は低くなりましたが、問題の難化や科目数の増加などを考慮すると、以前として難関であることは間違いないでしょう。

大学別のボーダー得点率と難易度は必ずしも一致しない

共通テストで高得点が取れるなら、国公立入試はもう楽勝!と考える受験生はいませんか。実際はそんなことありません。

2次試験でもある一定以上の点をとらなければ、合格は遠のいてしまいます。

配点は共通テスト重視 or 2次試験重視 or バランス型の3通り

国公立医学部の配点は、共通テスト重視型、2次試験重視型、バランス型の大きく3つに分けられます。

マーク試験が得意なら「共通テスト重視型」

共通テストがどうしても苦手という受験生は多いのではないでしょうか。逆に共通テストはできるけど、記述試験が苦手という受験生もいると思います。そんな場合には、共通テストの配点が高い大学に出願することをお勧めします。

以下に共通テストの配点が高い大学示します。こちらは、一般入試の前期試験の割合になります。また、年度によって変わることもあるので、最新の情報は各自、募集要項などを確認してください。

弘前大学(64%)、秋田大学(60%)、徳島大学(70%)、宮崎大学(62%)、奈良県医科大学(90%)、佐賀大学(68%)(%はパスナビより)

2次試験が得意なら「2次試験重視型」

2次試験の記述の方が得意な受験生には、2次試験が重視される大学への出願をオススメします。

また、共通テストで思うような点数が取れなかったから2次試験で挽回したい!という受験生にもオススメです。

2次試験を重視する大学の特徴としては、旧帝大学をはじめとする、医学部の中でも難関とされている大学が多いので、注意が必要です。

以下に共通テストの配点が高い大学示します。こちらも、一般入試の前期試験の割合になります。また、年度によって変わることもあるので、最新の情報は各自、募集要項などを確認してください。

東北大学(80%)、筑波大学(61%)、千葉大学(68%)、東京科学大学(67%)、金沢大学(69%)、東京大学(80%)、新潟大学(60%)、山梨大学(70%、後期試験のみ実施)、浜松医科大学(60%)、名古屋大学(65%)、名古屋市立大学(67%)、京都大学(78%)、大阪大学(75%)、岡山大学(67%)、広島大学(64%)、九州大学(60%)、長崎大学(66%)、熊本大学(62%)(%はパスナビより)

共テの得点率、倍率の推移、2次試験の相性を考慮して出願しよう

共通テストの得点率だけで受験校を決めてしまうのは、危険です。

国公立大学医学部では、共通テストの後に2次試験があります。共通テストと2次試験の配点も大学によって大きく異なります。共通テストに重きを置いている大学もあれば、2次試験の配点が大きく共通テストが今ひとつだったとしても逆転が可能な大学もあります。

学校の先生や予備校のチューターさんや講師など、色々な人に意見をもらいながら受験校は慎重に選びましょう。

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