勉強していなくてやばい!そんな時どうすればいい!?

医学部受験のメンタル対策

なんで勉強に身が入らないの?

いよいよ受験シーズンですね。受験生の方は最後の追い込みの時期、高校2年生の方は来年の今頃を見据えて日々の学習に取り組んでいる時期ではないでしょうか。ところで皆さんは勉強に身が入らない、やる気が起きないと感じることはありませんか?私も受験生時代しばしば勉強に身が入らず、「やばい」と感じることがしばしばありましたし、大学生になってからも定期試験や国家試験の勉強に身が入らないことはしばしばありました。

今回は、勉強に身が入らない原因やその対策法についてご紹介します。

危機感がないから

やはり、危機感がないことには熱心に勉強に取り組むというのは難しいでしょう。例えば今の時期であれば、高校1年生や2年生の方にとってみれば受験というものがあまり現実的なものに感じられず、受験勉強をしなければならないという差し迫った感じはないでしょう。しかしそれは自然なことですし、受験が近づくにつれて実感が湧いてくるはずです。

それなりの成績が取れているから

あまり勉強をしなくても良い成績を残せる人もいます。短時間の勉強だけで要点を掴んで定期試験を乗り切っている人、数学が好きで趣味の延長として勉強できる人、帰国子女で英語が得意な人などは、周りの人よりも良い成績を残しがちなので、長時間勉強する意味を見出せないかもしれません。また、周りがあまり勉強していない時期はちょっと勉強するだけで良い成績が取れてしまいますし、なかなか気合を入れるのが難しいです。

受験生でも、模試などでA判定を取り続けていると「受かるだろう」という余裕が出てきて勉強をサボりがちになることもあります。やらなければいけないとわかりつつも、どこかで自分に甘えてしまっている面があります。

受験勉強に嫌気が差してきたから

受験勉強は長丁場なので、勉強に飽きてきて勉強をしなくなるケースも。私は受験生時代数学が苦手で、苦手克服のために数学に重点的に取り組んだ結果、勉強自体にも嫌気がさしてしまったことがありました。得意科目も適度にやらないとモチベーションが保てないと体感しました。

勉強の仕方がわからないから

勉強を始めたての人にとって、何をして良いのかわからない状態は勉強する上での支障になるでしょう。とりあえず周りの人に言われるがまま塾に入ってみたり、参考書を買ってみたりしてもどのように取り組めば良いのかわからず、ただ時間が過ぎるうちに勉強に飽きてしまい、嫌になってしまうということもあるのではないでしょうか。

ほかのことで忙しいから

部活や趣味など、勉強以外のことで忙しいという方も多いのではないでしょうか。高校3年生の夏まで部活をやる人は、それまではあまり勉強に打ち込めないかもしれません。私立の学校だと高校2年生の秋か冬で部活や学校行事が終わるところもありますが、そうでない場合は勉強以外にやることが多くて勉強ができないなんてこともあるでしょう。

じゃあどうすればいいの?

まずは自分の立ち位置を把握しよう

大事なのは、現状把握です。まず、受験まで残されている期間はどのくらいなのか、どのレベルの大学を目指したいのか、自分の成績は学内でどのくらいなのか、全国だとどのくらいなのかを把握しましょう。ただ闇雲に参考書を買い漁ったり塾に申し込んだりするのではなく、自分の現状を知った上でゴールに向けて何をすれば良いのかを考えましょう。

自分の行きたい学部や大学が定まっていない人は、まずは情報収集から始めるのも良いかもしれません。将来の適職を診断できるサイトもありますので、みてみると良いでしょう。

目標を立てて学習に取り組もう

先ほども書きましたが、闇雲に勉強するのは得策ではありません。どの学部を目指すのか、どこの大学に行きたいのかによって対策は全然違いますし、残り時間次第でするべきことは変わってきます。長期的な目標を設定して、そこから逆算して何をすれば良いのか考えましょう。また、長期目標だけ立てても挫折してしまいますから、短期目標も立てるのが良いでしょう。例えば次の模試で偏差値50を目指すといった成績の目標、来週までにこの参考書を終わらせるといった進捗の目標を立てましょう。

目標が明確であればおのずとするべきことは定まってきますし、目標をクリアしていくごとに達成感を味わうことができます。部活や学校行事で忙しくても、可能な範囲でできる目標を立てることで、追い詰められることなく学習を進められるのではないでしょうか。

目標の参考にするために、偏差値表のリンクを貼っておきます。

適度な息抜きも大切!

どんなに受験が差し迫っていても、ずっと勉強ばかりしていては心も体も持ちません。時には適度な息抜きも大切です。受験があまり近くない時は週に1回くらい趣味の時間を確保してみても良いかもしれませんし、受験が近づいても例えば外食する日を作ったり、夕方の散歩を日課にしたりと、勉強だけにとらわれない生活スタイルを目指しましょう。

気をつけたいのが、ちょっと息抜きのつもりが長時間ダラダラしてしまうこと。YouTubeを見たり漫画を読んだりして息抜きをすると、ついつい時間が経ってしまうこともあるので注意。ちょっと昼寝、というのも時には寝すぎの原因に。

私がお勧めするリフレッシュ法はコーヒーを飲むことです。詳しいことはこちらの記事でご紹介していますのでぜひ読んでみてください!

周りの人の力も借りてみよう

勉強に行き詰まったときは、周囲の人の力を借りるのも大切です。同じ受験生の立場の友達と悩みを分かち合ったり、受験を経験した先輩にアドバイスをもらったりするのも良いでしょう。また、勉強法や受験校のことなどは、プロである学校や塾の先生に聞いてみましょう。自分で考えてもしょうがないことは多々あります。

長時間勉強をしていると、考えが煮詰まってしまって勝手に追い詰められることもあります。一人で抱え込まずに、周りの人を頼りましょう。受験は決して孤独な戦いではありませんし、周りの人と話すことでモチベーションが上がることもあります。

ポジティブでいることが大事!

常に良いイメージを持って勉強しよう

受験が近づいてくると、どうしても不安になってしまう場面があります。落ちたらどうしよう、間に合わなかったらどうしようなど、ネガティブに考えてしまう瞬間があるのではないでしょうか。また、忙しくてあまり勉強できなかったり、模試の成績が振るわなかったりして落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

でも、ネガティブに考えてもどうしようもありません。これまでの成績や進捗は変えられませんが、この先の成績や進捗はあなた次第で変えられます。どのように過ごしていてもいずれ受験の日はやってきます。ならば、できるだけポジティブに考えたほうが楽しく勉強できるのではないでしょうか。受かった後のことや大学生活のことを考えながら勉強に取り組んでみましょう。

勉強してなかったことはしょうがない!

先ほども書きましたが、今まで勉強していなかったのはしょうがないのです。もう変わりません。ならば、過去の自分を嘆くのではなく、この先どのようにすれば良いのか、建設的なことを考えましょう。この記事を読んでくださったあなた、今からでも遅くありません。諦めずに今日からまたしっかり目標に向けて歩き出しましょう。

逆に、勉強しすぎて燃え尽きがちの方はこちらの記事を読んでみてください!

まとめ

勉強に身が入らない、勉強していなくてやばい、それはあなたに限った問題ではありません。多くの受験生が抱えている悩みです。私もそうでした。というか、大学生や社会人ですらも抱えている悩みです。悪いことでも恥ずかしいことでもありません。ただ、今まで勉強をしていなかったからといって悲観的になったり、諦めたりしないでください。一回気持ちをリセットして、目標に向かって前進しましょう。

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