勉強中の飲み物はコーヒーがオススメな理由!

医学部対策の勉強法

勉強中にコーヒーを飲む効果とは?

勉強をしていると、疲れてきて眠くなってしますことがありますよね。集中して効率よく勉強するためにも、何か目の覚めるような飲み物を飲んでスッキリしたいところです。そんなときにオススメなのが、コーヒー。筆者も、疲れているときやリフレッシュしたいときによくコーヒーを飲んでいます。実は、コーヒーは勉強のお供にうってつけの飲み物であることが科学的にも証明されています!今回は、そんなコーヒーの効果や良い飲み方についてご紹介します。

コーヒーの効果① 眠気が覚める!

コーヒーには、カフェインと呼ばれる物質が含まれます。カフェインは、脳内で眠気の原因となっているアデノシンという物質をブロックする働きがあります。アデノシンがアデノシン受容体に結合することで人は眠気を感じます。カフェインはアデノシン受容体にアデノシンの代わりに入り込むことで、アデノシンがアデノシン受容体と結合することを防ぐのです。

コーヒーの効果② 疲労軽減&集中力UP!

コーヒーに含まれるカフェインは、疲労感を軽減させたり、集中力を高めたりする効果もあると言われています。カフェインは、運動時に優位になる交感神経を高める効果があります。いわば、「戦闘態勢」のような状態に体を持っていくことができます。そうすることで、疲れを感じずに集中することができるというわけです。また、一見相反することのようですが、コーヒーの香りにはリラックス効果があると言われており、コーヒーによって体を休めることもできるのです。

コーヒーの効果③ 健康維持にも役立つ!

コーヒーにはカフェインだけでなく、ポリフェノールやニコチン酸など有用な成分が多く含まれます。これらの成分によって、善玉コレステロールを増やしたり、喘息の発作を抑えたり、脂肪を分解したり、がんの予防にも役立ったりするのです!将来健康でいられるようにするためにも、コーヒーはとても役に立つ飲み物と言えるでしょう。

カフェイン入りの飲料ならなんでもいいわけではない?

ここまでの話では、ただ眠気を覚ましたりリラックスしたりするだけであればカフェイン入りの飲み物であればなんでもいいのでは?と思われるかもしれません。例えば、カフェインを多く含んでいる飲料には、モンスターエナジーやレッドブルなどのエナジードリンクがあります。眠気覚ましに使う分には、カフェインが豊富含まれていることから役に立つのかもしれません。しかし、エナジードリンクには1本あたり角砂糖7個分ほどの砂糖が含まれています。これではコーヒーのような健康効果はあまり見込めず、むしろ体にとっては有害とも言えるでしょう。また、エナジードリンクは1本200円以上するものが多く、お財布にもあまり優しくはありません。そういった理由から、筆者はほとんどエナジードリンクを飲みません。

オススメのコーヒー

では、どのようにしてコーヒーを飲めばいいのでしょう?缶コーヒーを買う、カフェで飲む、家で淹れるなど様々な方法がありますが、筆者がオススメしたいのはコンビニなどでよく売っている、ペットボトルのコーヒーです。500ml入っていて量も十分ですし、ペットボトルなので蓋を閉めておいておくことができます。コンビニで150円するかしないかくらいの値段で買うことができ、とても手軽です!味も美味しいですし、コンビニにはアイスのものもホットのものも置いています。欠点としては、一度に飲み切るには多すぎることと、保温をしにくいところが挙げられます。でも、手軽にコーヒーを楽しみたい人にとってはオススメです!筆者がよく飲むのは、サントリーが出しているクラフトボスのコールドブリューです。比較的新しい商品ですが、味が個人的に気に入っていてよく買って飲んでいます。

飲みすぎには気をつけよう!

カフェイン中毒に気をつけて!

いろいろな効果のあるコーヒーですが、飲み過ぎには注意が必要です。中でも、カフェインを過剰に摂りすぎると体に害を及ぼし、時に死に至ることがあります。具体的には、めまい、動悸、震え、不眠、吐き気などです。どのくらいカフェインを摂取しても良いかは個人差が大きいため一概に言うことはできませんが、カナダの保健省のデータでは1日にカフェインは400mg以内に抑えることが推奨されています。具体的には、コーヒーで2〜3杯程度が望ましいとのことです。日本に明確な基準はありませんが、コーヒーを飲みすぎて体が何かおかしいと感じたら、それ以上は飲まないほうが良いでしょう。また、コーヒーやエナジードリンク以外にも、緑茶や紅茶などにもカフェインは含まれます。知らないうちにカフェインをとりすぎていることもあるので気をつけてください。

疲れが完全に取れるわけではない!

先ほど書いたように、コーヒーには疲労を感じさせない作用があります。ただ、実際には体は疲れていてもそれを感じないように隠しているだけですので、しっかり休息は取る必要があります。体に不調をきたす前に、しっかりと休んでおくことが大切です。カフェインだけで疲れが取れる、なんて甘い話はないので気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたか?コーヒーには集中力向上や疲労感軽減など様々な有効な作用があります。眠気覚ましになるため、勉強にはもってこいの飲み物だと言えるでしょう。しかし、飲み過ぎは禁物。しっかりと休息をとりながら、コーヒーだけに頼らないで学習を進めていきましょう。

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