医学部の参考書はこれだけでOK!合格するための必勝本まとめ

医学部対策の勉強法

 

医学部受験は大学受験の中でも最難関。

二次試験の出来はもちろんのこと、共通テストも85%以上の高得点がほしいところ。

共通テストのために基礎は確実にしつつ、二次試験のために応用問題もできなければいけません。

いいと言われている参考書はたくさんありますが、実際に紹介されているもの全部をやるわけにはいかないですよね……

そこで、この記事では医学部受験合格のためにおすすめしたい参考書を各教科2種類にまで絞って紹介していきます!

現役で医学部に合格した筆者が実際に使っていたものなので、よければ参考にしてみてください。

医学部合格への最短ルート~数学編~

『チャート式基礎からの数学Ⅰ+A/Ⅱ+B/Ⅲ』(数研出版)

いわゆる「青チャート」です。学校の指定教材になっていることもあるのですでに持っている方もいるのではないでしょうか?辞書並みの分厚さを誇るこの参考書ですが、網羅性と解説の質は抜群です。

学校の進度と合わせて解き進め、試験の前に章末問題や巻末問題などの難易度の少し高いものを解くのが理想的ですね。学校の進度が遅い場合でも、独学教材として使える参考書だと思います。

医学部を受験するなら赤チャートや黒チャートをやったほうがいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、個人的には青チャートで十分だと思います!青チャートが本当に完璧であれば、まず数学のせいで落ちることはないです。むしろどの医学部受験でも他の受験生よりも優位に立てるでしょう(東京大学理科Ⅲ類、京都大学医学部以外)。

数Ⅲに関しては計算力がものを言うので、この参考書に加えて積分の計算問題がたくさん掲載されたドリルや問題集が1冊あるとさらに安心です。

『スタンダード数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B』(数研出版)

次に紹介するのは、上で紹介した『チャート式基礎からの数学』と同じ出版社(数研出版)から出ている『スタンダード数学演習Ⅰ・Ⅱ・A・B』です。同じ出版社から出ていると、解説文や解法が似ている確率が高いので同じ出版社の参考書を使うのは案外おすすめです。

高校3年生になる前の段階でこの参考書が完璧になっているのが理想的ですが、高校3年次での使用でも問題ないです。ただ入試までには「問題文を見ただけで解法がすぐにわかる」という状態に持っていきましょう◎

この段階まで到達していれば共通テストの数学でコンスタントに9割以上は取れるではずです。逆にこの参考書をひと通りやったけど共通テスト数学で9割に全然いかない!という方や、そもそも解き終わらない!という方は演習量が足りていないので何度でもこの参考書を解きなおしましょう。

医学部合格への最短ルート~化学編~

『化学重要問題集―化学基礎・化学』(数研出版)

基本から応用まで幅広く掲載された『化学重要問題集―化学基礎・化学』。

学校の進度に合わせて解き進め、間違えたところやあいまいなところは何度でも解きなおしましょう。

難関医学部受験生や化学を得意にしたい方にはちょっと足りないかな、という気もします。

『理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録』(三省堂)

難関医学部を目指す方はこの『理系大学受験 化学の新演習ー化学基礎収録』もおすすめです。

高校2年生までに化学(特に理論化学)を終わらせておき、高校3年生で始められるのが理想ですね!

答えを覚えるのではなく、一問一問しっかりと理解を深めながら解いていきましょう。

ただ難易度が高い参考書なので、前述の『化学重要問題集』が解き終わってから始めることをおすすめします。決してこの参考書から始めないようにしましょう。

医学部合格への最短ルート~物理編~

『物理重要問題集―物理基礎・物理』(数研出版)

化学でも取り上げた重要問題集、基本的な内容から応用問題まで幅広く掲載されています。

筆者は高校指定の参考書がこの問題集だったのでこちらを使用していましたが、もし高校指定の参考書が『良問の風 物理』(河合出版)の場合はそちらを使用して問題ないです。

学校の進度に合わせて解き進め、間違えたところやあいまいなところは何度でも解きなおしましょう。

基本的な問題も多く含まれているので、共通テスト前の確認にも有用です。

同じく難関医学部受験生や物理を得意にしたい方にはちょっと足りないかな、という気もします。ただ物理が苦手な人でもこの問題集は完璧にしておくといいでしょう。

『名門の森物理 力学・熱・波動1/波動2・電磁気・電子』 (河合塾シリーズ)

東京大学や難関医学部を目指している人はこの『名門の森物理 力学・熱・波動1/波動2・電磁気・電子』知っている人・持っているも多いのではないでしょうか?

難易度が高い参考書なので、前述の『物理重要問題集』や『良問の風 物理』が解き終わってから始めることをおすすめします。決してこの参考書から始めないようにしましょう。

筆者は理科が大の苦手で、特に物理が絶望的だったのでこの問題集は抜けが多いまま入試に挑むことになってしまいました……

物理が得意な方、得意にしたい方はこちらの問題集も完璧にしていきましょう!

最後に

ここでは数学・化学・物理の3科目のおすすめの参考書を紹介していきました。ほかで紹介される参考書と比べると圧倒的に量は少なかったのではないでしょうか?

しかし、ここで紹介した全部の参考書を完璧にできている受験生なんてほとんどいません(筆者もできないまま入試本番を迎えました)。完璧にすれば本当にどこでも受かる実力が身につくと思います。

どの科目にも言えることですが、何冊もの問題集を1周ずつするよりも1冊の問題集を何周もする方が問題を確実に、素早く解くことが出来るようになります。自分が絶対に解ける問題をどんどん増やしていきましょう。

受験勉強はつらいことも多いですが、志望校合格目指して頑張りましょう!

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