大学受験がつらい時にできる解消方法

医学部受験のメンタル対策

大学受験の勉強、一日に何時間も机に向かってしなければならないの、つらいですよね〜。

部屋の中で長い時間、同じような作業を繰り返していると、勉強の効率や集中力が落ちてきてしまいます。

休む時はしっかり休んでメリハリをつけることが重要です。

そこでこの記事では、勉強が少し疲れたな、と感じた時に試してみてほしい方法を6つ紹介します!

あなたに合う方法で、リフレッシュしましょう!

集中できる時間の目安

一般的に、私たち人間が集中できる時間は、成人でも90分から120分と言われています。
高校生で40~60分、小学校低学年なら15分~30分程度です。学校の授業1回の時間もこれに近い時間が設定されています。

なので、自分で勉強する際にも60分程度を一区切りとして、こまめな休息を取ることをオススメします。60分ほど経ったら、10分だけ休憩、というリズムで勉強すると集中力の高い状態を保つことができます。ただし、休憩の時間もきっちりと計測することが大切です。スマホをいじり始めたら気がついたら30分経ってた、という経験は誰しもがあることでしょう。60分勉強、10分休憩、のリズムを崩さずに長い時間、勉強を続けることが医学部合格に繋がります!

 大学受験がつらいと思ったら試して欲しい6つのこと

上で紹介したような勉強方法は、今どきインターネットや本読むと様々な方法が見つかるかなと思います。ですが、色んな方法を試したけどどうしても勉強が手に付かない。机に座っていてもあれだけやっていた勉強がなぜかやる気になれない、ということもあると思います。

ここからはそんなときに試してみてほしい方法を紹介していきます。

頭を使ったあとは、体を動かす

ずっと同じ姿勢で座って頭を使っているので、軽く体を動かすだけでも驚くほどリフレッシュできます。

いつもは動かさないような筋肉や関節を動かすことで、体全体をほぐしてあげましょう。

簡単なストレッチや筋力トレーニング、飲み物を取りに行ったり、部屋をウロウロしたりするだけでも構いません。

体を動かすことで血流が良くなりますから、脳が働くための酸素や栄養が巡りやすくなり、頭がスッキリしてくるはずです。

ずっと座っていると伸びをしたり肩や首を回したりすることがあると思います。これは体がストレスを発散しようとしているサインです。

もちろん汗をかくほどハードに動くと、勉強する体力も気力もなくなってしまいますから、辛くならない程度の運動がオススメです。

ゆっくり深呼吸をする

深呼吸をすることで、自立神経のひとつでリラックスするときに働く、副交感神経を活性化することができます。

日々の生活の中では、無意識的な呼吸になりやすく、浅く短い呼吸になっていることが多いです。

1日数回、深呼吸をすることで、自律神経のバランスを整えることができます。勉強と勉強の間の休憩で、習慣的に行うと良いです。

3分間、目を閉じる

頭と同じくらい酷使しているのが目です。

人間は、知覚する情報の9割を目から得ています。そのため、意外と目の疲れが集中力を切らす原因になることがあります。

3分間、その場で目を閉じているだけでも、気持ちも落ち着いて集中できる状態に戻りやすくなります。

Youtubeには3分間や5分間、もっと長いものまで、目を閉じて行う瞑想用音声があります。それを聴きながら目を休めるのも良いと思います。

15分間、昼寝をする

土日などできる環境であれば昼寝も有効です。15分間昼寝をするだけでも、かなりのリフレッシュ効果が期待できます。

ただし、毎日のように昼寝の時間を作ると、昼寝が習慣化されてその時間帯が眠くなる、という特有のリスクがあります。

熟睡する必要はなく、ソファに腰掛けて目を閉じたり、机に突っ伏したりするだけでもリフレッシュできます。

甘いものを食べる

勉強やデスクワークの最中にふと甘いものが食べたくなった経験がある方は多いのではないでしょうか。

それは甘いものに含まれている糖質を体が無意識に求めているからかもしれません。

糖質は体内で最終的に「ブドウ糖(グルコース)」などに分解され、エネルギーとして使われています。ヒトの体にとって必要な栄養素はたくさんありますが、ブドウ糖は脳のエネルギーとなる重要な物質です。不足すると疲労感が増したり、集中力が減退したりするとされています。

ブドウ糖を脳に補給できれば、途切れてしまった集中力も復活するかもしれません。

糖質にもいくつかの種類があり、ブドウ糖に分解されてエネルギーとして使えるようになるまでにかかる時間はそれぞれ異なります。より分解されやすい糖質や、そのままエネルギーとして利用できるブドウ糖を摂取すれば、すぐに脳のエネルギーを補給できるということです。

ブドウ糖が多く含まれている、ラムネやバナナなどは休憩のお供に最適です。

少しだけ、好きなことをする

好きな音楽を聴く・友だちと雑談するなど、自分の好きなことをするのも良いです。

ただし、マンガ、ゲームやスマホはオススメしません。勉強でひたすら目を使っていたのに、休息中まで目を使うのは得策ではないからです。

休むことに罪悪感を持っている人は少なからずいて、休んでいるつもりでも気が休まっていないことがあります。

集中するためにはメリハリが大事です。やるなら「リフレッシュデー」として割り切って、思い切り楽しみましょう。

勉強疲れをなくしたい!日頃から気をつけること

勉強中の姿勢に気をつける

勉強中は、常に前かがみの姿勢になりやすく、集中するほど前のめりになってしまう人も多いのではないでしょうか。

姿勢が悪いまま勉強を続けていると、首や肩、腰に負担がかかりやすく、身体的な疲労を蓄積する原因となります。慢性的な疲労から勉強中の疲れを引き起こすことも多いため、日ごろから疲れを溜めないよう、正しい姿勢で勉強に取り組むよう心がけましょう。

規則正しい生活を心がける

疲れにくい体をつくるためには、睡眠時間をしっかり取ることも大切です。体をしっかりと休める習慣をつければ、勉強中に感じる疲労も軽減できるでしょう。

また、脳は、学んだ学習内容を記憶として睡眠中に定着させるといわれています。つまり、睡眠不足が続くと、記憶できる量が少なくなり、多くのことを学んでも忘れてしまう可能性が高くなるのです。

勉強効果を高めるという意味でも、睡眠時間の確保は必要不可欠です。毎日しっかり睡眠を取るためにも、起床時間、就寝時間を決め、規則正しい生活を送るようにしましょう。

食事に気をつける

健康な体づくりには、質のよい食事も欠かせません。勉強中はエネルギーを使うため、食事をきちんと摂り、長時間の勉強に耐えられるエネルギーをチャージしておきましょう。脳の栄養となるブドウ糖を得るためにも、炭水化物は特にしっかりと摂るようにしましょう。

また、ビタミンBやビタミンCが不足すると、目が疲れやすくなり、勉強への集中力も下がりやすくなるとされています。ビタミンBは豚肉や納豆、カツオなどから、またビタミンCはフルーツや野菜類、いも類などから摂取できます。栄養バランスが整った食事を意識して、毎日3食きっちり摂りましょう。

最後に

大学受験がつらい時にできる解消方法について、解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

医学部受験は、長く険しい道のりです。この記事で紹介したようなリフレッシュ方法を取り入れながら、勉強を続けていきましょう!

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