受験勉強が辛い!対処法5選と現役医学生の経験談を紹介!

医学部受験のメンタル対策

「受験勉強が辛い!」「受験勉強なんてもうやめたい」そう思っている人はいませんか?

私もそうでしたが、医学部など難関学部・大学を志望する方々はその難易度の高さからよりストレスを感じやすいと思います。

今回は「受験勉強が辛い!」と思う理由から時期、対処法、筆者の経験談などを紹介していきます。

メンタルケアについてはこちらの記事でも紹介しています!

日没時に崖の上の男のシルエット写真

受験勉強が辛い理由は結果に確証が得られないから

受験勉強が辛い理由はずばり「絶対志望校に合格できるとは限らないから」です。

絶対に合格できると決まっていたら不安に思ったり、緊張を感じたりすることはありませんよね?

私も受験生のときは「勉強しても勉強しても100%合格できるとは限らない」、「医学部を目指す受験生はゴロゴロいて合格できるのは一握り」と思い、先が見えない怖さが受験勉強の辛さに繋がっていました。

成績は後からついてくる

「頑張っても頑張っても成績が上がらない…」辛いですよね。でも焦る必要はありません。

成績は模試で確認する方が多いと思います。勉強したことがすぐに成績に結びつくのではなく、回数を重ねるごとに段々と伸びてきます。

それは勉強を重ねるごとに理解が深まり問題が解けるようになるということもありますが、単に模試の出題範囲が理由の場合も多いです。

また最後の模試まで成績が思うように伸びなくても、試験本番までに伸びる人は沢山います!

 

周りと比べなくて大丈夫

「あの子は偏差値○あるらしい、それと比べて私は△しかない」「この全国順位だと合格できるのかな」

実際私も受験生のときは友人と自分を比較したり、模試の順位で一喜一憂したりとかなり他人に気を取られてしまっていました。

しかし正に「となりの芝生は青く見える」で、恐らく自分が誰かに抱いているのと同じように自分に羨みの感情を抱いている人はいます。またもともと勉強が得意という人も一定数います。

その志望校に合格したいのは誰でもないあなたです。行う問題集や勉強方法などは自分に合うものを選べばいいのです。

他人軸で受験を考えるのではなく、常に自分軸で受験勉強に取り組んでいきましょう!

 

先生や親はあなたを応援したいだけ

「あなたならできる!」「頑張れ」「勉強してる?」など先生や親からの言葉がプレッシャーになっている受験生は少なくないと思います。応援してくれることは有り難いですが、ただでさえピリピリしているのに頻繫にそういった言葉をかけられるとストレスが溜まりますよね。

自分にとってはストレスでも親御さんや先生はただ単にあなたを応援したくて言葉がけをしている場合がほとんどです。すなわち自分の言動があなたのプレッシャーになっていることに気づいていないので。

正直に「今の言動はやめてほしい」「プレッシャーになっている」などと伝えましょう。

それでも言葉がけを続けてくる場合は、「どうせまた言ってくれるだろうな」と半ば諦めの気持ちを作っておくと、言われる度にイライラすることを抑制できると思います。

親御さんとの付き合い方についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。是非ご覧ください。

切り絵のハートを持つ二人

受験勉強が辛い時期 共通するのは周りと自分を比較する機会が増える時期

受験生対象の第1回模試後

大体5月頃に受験生対象の第1回模試が行われます。高校2年生までは同学年の学生が同じ模試を受験しますが、受験生対象模試は浪人生も受験します。

そのため、成績返却時に「偏差値が下がってしまった!!」と感じて落ち込む受験生が多く出てきます。

ただし、これは成績が落ちたわけではなく、浪人生が入ったことで相対的な位置が下がっただけなので焦ったり落ち込んだりする必要はありません!

 

夏休み

「受験の天王山」とも言われる夏休み。

夏休みは学校も休みになるため、勉強時間が増えると同時に人に接する機会も格段に減ります。また模試も実施されます。

嫌でも勉強と現実に向き合う時間が増えることで辛いと感じる人が多いのでしょう。

夏休みに「思ったように勉強に取り組めなかった」と感じる受験生は特に辛くなってしまう時期です。

 

共通テスト直前期

やはり本番が近づくことで緊張感が高まります。私も受験生時代に一番ストレスを感じていた時期です。

過去問の出来や模試の結果、周りの友人の追い込みなど様々なことに一喜一憂してメンタルが不安点になりやすいです。

また願書提出や体調管理にも気をつかう必要があるため今まで以上に親御さんの協力が必要になり、喧嘩が起こりやすくなるのも1つの要因と言えるでしょう。

 

 

ノートに黒のマーカー

 

辛いときの対処法5選

「辛い気持ちを抑える良い方法はある?」辛いときの対処法を5選紹介します!

なぜ受験勉強をするのか?を再度明確にする

まず最初は受験勉強をする理由を再度明確にすることです。「勉強しなきゃ!」と思っていると見失いがちですが、そもそもなぜあなたはこんなに辛い思いをしてまで受験勉強をしているのでしょうか。

「親に言われたから受験する」「周りも受験するから受験する」では、自分の欲望を実現するために勉強しているわけではないので辛いのは当たり前です。

「稼いで旅行に行きたい!」などどんな些細な理由でもいいのです。他人軸ではなく自分軸に置き換えて受験勉強自体を捉えてみると、やる気が湧いてくると思います。

 

時間を決めて勉強する

2つ目は時間を決めて勉強することです。いつの間にかダラダラと勉強してしまっていませんか?

受験は長期戦です。時間を決めて勉強することで燃え尽きてしまうことを防ぐ効果があります。また「気づけば得意科目ばかりやっていた」ということも防ぐことができます。

オススメはタイマーを使う方法です。できればスマートフォンではなくキッチンタイマーなどアナログのものが良いでしょう。

タイマーを使うことでより時間を意識し、スケジュールを守りやすくなります。

勉強用のタイマーも売っているので是非活用してみてください。

 

問題の難易度を下げる

気づくと難しい問題ばかり解いていませんか?もちろんレベルを上げていくことは大切ですが、難しい問題ばかり解いていると手ごたえが感じられず勉強が辛くなってしまいます。

応用問題ばかりやっていたという人は一旦基礎問題に立ち返りましょう。基礎的な問題を繰り返すことで「自分はできる!」という達成感を得ることができます。

また基礎的な問題を行うことで思いがけなかった穴を見つけることもできるでしょう。

 

辛い気持ちを書き出す

勉強に打ち込むあまり辛い気持ちを溜め込んでしまっていませんか?誰かに相談しにくいこともあると思います。

そんなときは自分の気持ちをありのままにノートに書くこともオススメです。

文章になっていなくても構いません。気持ちが落ち着くまで書いてみましょう。

書くことで溜め込んでいた感情が吐き出すことができ、気持ちが楽になると思います。

 

志望校のパンフレットやホームページを読む

1つ目の「ねぜ受験勉強をするのか?を明確にする」と似ていますが、志望校のパンフレットやホームページを読むことでモチベーションが回復することが期待できます。

志望校に行かずとも、パンフレットやホームページを読むだけで、晴れて志望校に合格した自分を少しでも思い描くことができるでしょう。

またホームページ上に大学の施設紹介や学生インタビューの短編動画を公開している大学も多いため、息抜きに視聴することも良いでしょう。

図書館で勉強し、読む本を選ぶ若者

医学部現役合格!筆者が実践していたストレス解消法

医学部に現役合格した筆者が実践していたストレス解消法を2つ紹介します!

親や先生に話す

王道ですが、親や先生によく話していました。何かを相談というわけではなく「本当に辛い!」などありのままの自分の気持ちを親や信頼できる先生に打ち明けていました。

私の通っていた高校は医学部を目指す人がほとんどいなかったので友人にも辛い気持ちを共有できず、初めのころはついつい1人で抱え込んでしまっていました。

しかしプライドを捨て素直に親や先生に話すことで抱え込んでいたものから解放され、前向きな気持ちで勉強に集中することができるようになりました。

受験期で共通テストや私立医学部の受験に失敗してしまったときも、話すことで「次は頑張ろう」と気持を立て直すことができました。

 

自分を褒める

もう1つ効果的だったのが自分を褒めることです。

受験勉強は個人戦ですし、誰かに褒められることはほとんどありません。そのため成績や過去問の出来に一喜一憂し辛い気持ちになりやすいです。

誰かに褒めてもらわなくても自分で自分を褒めてあげましょう!

「前よりも早く解けるようになった」「30分勉強時間を増やせた」など何でも構いません。私は1日の最後に自分の褒めポイントを5つノートに書くということを実践していました!

最初は褒めるところを探すのは難しかったですが、次第に慣れていき、自己肯定感が下がるのを抑止することが出来ました。

「自分に全く自信がない…」という方に是非ともオススメしたい方法です。

 

今回は受験勉強が辛い理由、時期、対処法などについて紹介しました。

1つの目標に向かって真っ直ぐに頑張るあなたはとても素敵です。最後まで諦めずに走り抜けましょう!

心から応援しています。

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