私の医学部合格体験記④
〜金沢医科大学・試験編〜
みなさんこんにちは。
前回は東京女子医科大学の入試について書きました。
今回は金沢医科大学の入試についてお話ししたいと思います。
金沢医科大学は毎年入試が早めに行われることが知られています。
実際私が受験した時も初日の岩手医科大学の翌日、つまり受験2校目でした。
ここから受験当日のことを詳しくお話ししていきたいと思います。
落ち込んだ前日。今回は得意科目がダメダメ。。
以前もお話しましたが、岩手医科大学では数学が撃沈したため、その後に立ち寄った塾でも自宅でも大号泣しておりました。
当たり前ですが一次試験を通過しているなんてこの時は知らないため、翌日から続く受験への気持ちの切り替えがとても大変でした。
「数学がまたできなかったらどうしよう」
「数学だけじゃなくて得意の英語もできなかったらどうしよう」
余計な心配が頭をよぎっていました。
迎えた翌日。金沢医科大学の入試がスタートしました。
金沢医科大学は問題が極端に難しいということはなく、簡単な問題でいかに高得点を取るか、というのが肝になります。
数学の問題用紙を開くと、さほど難しくはなくなんとか7〜8割は自信を持って解くことができました。
「あれ?なんだ。良かった〜」と思ったのも束の間。
その後の得意な英語では、一つの文章を読むのになぜか時間がかかってしまい、あまり意味を深く考えて選択肢を選ぶことができずに試験時間が終わりました。
その後の化学、生物もまずまず。。といった感じ。
この時気づいたんです。
受験は総合力勝負だって。
どんなに得意な科目があっても苦手科目が多すぎたらダメだし、苦手科目を得意科目でカバーできることがあるんです。
自分の得意科目を作ることはもちろん大切です。
ですが、その科目があるから大丈夫、と思うことは危険です。
だって入試本番では何が起こるかわからないんですから。
気持ちの立て直しが勝敗を分ける
そしてもう一つ学んだこと。
それは過去を振り返るときはポジティブな気持ちでいること。
前日の失敗は取り返しがつきません。だからこそ、
・昨日はどんな問題が解けなかったのか把握しておくこと
・その問題が今日は解けるようになっていれば良い
・科目ごとに出来がばらついて当たり前という心づもりをしておく
これさえ出来ていれば、受験生としては合格なんです。
入試本番で問題が解けなくて落ち込むのは当たり前。
それだけみなさんが全力でこの受験に取り組んできた証拠です。
だからこそ、その失敗をバネにして次の日からも続く受験に全力で取り組んでほしいと思います。
私はといえば、得意の英語ができなくても代わりに苦手な数学ができたおかげか、無事一次試験を突破できました。やれやれ。
次回は金沢医科大学の二次試験についてお話したいと思います。
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