勉強は習慣化すれば楽になる!誰でもできる勉強習慣化のコツ

医学部受験のメンタル対策

ほとんどの方は毎日の習慣として歯磨きをしたりお風呂に入ったりしますよね。

勉強も日常生活に組み込んで習慣化させてしまえばとても楽になります。

自然に勉強モードに入ることができれば成績も上がりやすくなります。

ここでは勉強を習慣化するコツをお伝えします!

勉強を習慣化するメリット

勉強をスムーズに始められる

食後に歯磨きをする習慣がついている人は、歯磨きめんどくさいなぁとは思わずに食べ終わったら無意識に歯磨きを始めています。それと同じで勉強も習慣化してしまえば無意識に始めることができます。勉強しなきゃなぁ、やりたくないなぁといつまでも思っていてはなかなか始められませんが、一旦始めると意外と続いたりするものです。気付いたら勉強モードに入っていたという状態を作り出すことができればこれほど楽なことはありません。

勉強を継続できる

大学受験は付け焼き刃の勉強ではとても太刀打ちできません。早い人は高校1年生、もっと早い人では中学1年生から大学受験に向けて準備しています(鉄緑会などは有名ですね)。できるだけ早い時期から勉強を習慣化することでそれだけ長い期間勉強を続けることができます。今まで何もしていなかった人が急に何かを始めようとしてもなかなか続かないものです。本格的な受験勉強に入る前の基礎を始める段階からすでに勉強を継続する習慣をつけてしまいましょう。

勉強量を確保できる

勉強を習慣化して継続することで必然的に勉強量が増えることになります。「コツコツと積み重ねる」とはまさにこのことです。1日12時間勉強してあと2日何もしないよりも、毎日4時間ずつ3日間勉強した方がよいというのはよく知られたことです。前者ではそれで終わりになってしまうことも多いですが、後者ではその後も毎日4時間ずつ勉強を継続できる可能性が上がります。毎日4時間勉強することを1ヶ月続けられれば合計120時間勉強したことになり、1日12時間勉強して終わりにしてしまった場合の10倍の勉強時間となります。勉強は時間が全てではありませんが、想像するまでもなく120時間勉強した方が量も多くなりますね。

目標の実現に近づける

受験生のみなさんの目標の多くは大学受験に合格することのはずです。さらに細かく、「模試で偏差値○○以上取る」「定期考査で学年○○位以内に入る」「全科目で80点以上取る」などの目標を掲げている方もいらっしゃると思います。勉強を習慣化してコツコツ継続できれば、それだけ目標に近づくことができます。「努力は裏切らない」とよく言われますね。成功している人は必ず努力しています。ぜひ勉強を習慣化して目標を実現していきましょう。

自信が付く

勉強を習慣化した結果、目標を達成したり成果を出したりできれば大きな自信につながります。達成感を味わうというのはとても気持ちがよいものです。またまわりの友達が「昨日は全然できなかった」「最近全然勉強できていなくてどうしよう」などと言っているのを聞いても、「自分は毎日コツコツ勉強を続けられているから大丈夫」という自信があれば一緒に不安になることもありません。受験生はメンタルが不安定になりがちですので少しでも自信をつけて動じないメンタルを手に入れましょう。

勉強が習慣化できない理由

勉強を習慣化するメリットはたくさんあるのにどうしてなかなか習慣化できないのでしょうか。

理由をいくつか挙げてみました。

意気込みや覚悟が足りない

いきなりシビアなことを挙げてしまいましたが、受験は生半可な気持ちでは乗り越えられません。受験を甘く見て、「今日はできなかったけどまあいっか。どうせ受かるでしょ」などと思ってしまうとそれがズルズルと続いてしまいます。なかなか習慣化できない方はどこかで自分に甘えていないか見つめ直してみましょう。

目標が高すぎる

逆に目標がいきなり高すぎても挫折する原因になります。高すぎる目標をすぐに達成することはできません。例えば「今回の模試でE判定だったけど来月の模試ではA判定を取ろう」と思ってもなかなか厳しいですよね。すぐに実現することが難しい目標ばかり設定していると、達成できないことで劣等感がつのったり投げやりな気持ちになったりして勉強の継続に支障をきたしてしまいます。

完璧を求めている

いきなり勉強を習慣化するのは大変です。寝坊してしまったり体調を崩してしまうこともあるでしょう。そんな時に勉強ができなかったからといって、もうダメだと諦めていては続くものも続きません。

勉強を習慣化するコツ

まずは意識を改める

勉強を習慣化しようと思ったら、まずは「絶対に習慣化するぞ」という確固たる意志をもちましょう。なんとなく始めるのではなく、「なぜ習慣化したいのか」「何を習慣化したいのか」をはっきりとさせましょう。今まで続けられてきたことがあればなぜ続けられたのか参考にしてみてもよいです。

目標を立てる

目標もなくただなんとなくやっているだけでは長い期間続けるのが難しくなります。目標を立てるときのポイントは、大きいものから順に小さいものまで複数の目標に分けて立てることです。具体的な目標の立て方は以下の記事で詳しく説明しましたので参考にしてください!

時間と場所を決める

「朝7時に起きて始める」「夜寝る前に15分勉強する」などと時間を決めておくと始めるきっかけになりますので習慣化しやすくなります。最初のうちはアラームを設定したり家族に声をかけてもらったりして忘れないように工夫しましょう。いきなり長時間から始めるのではなく、まずは軽い勉強を15分など短い時間で気軽にできるものを選ぶと続けやすいためおすすめです。

また勉強する場所を決めて固定すると習慣化の助けになります。「人間は場所でやることを覚える」と言われます。例えばベッドは通常寝る場所として記憶していますが、ベッドで勉強したりスマホをいじったりすることを続けていると脳がベッドを勉強やスマホをする場所と誤解して寝つきにくくなってしまうことが知られています。自分の机が1番おすすめですが、勉強と場所を紐づけることで席につくだけで勉強モードに入ることができるようになります。

普段の行動と結びつける

「歯磨きをしたら勉強する」「食事をしたら勉強する」といったようにすでに習慣化していることと勉強をセットにしてしまえばついでに勉強も習慣化することができます。最初のうちは忘れてしまいがちですので家族に協力してもらうなど工夫しましょう。

勉強を日常の一部にしてしまおう!

いかがだったでしょうか。一旦勉強を習慣化してしまえば、受験だけでなく大学に入ってからも社会人になってからも役に立ちます。まずは3週間、勉強を習慣化することを意識して行動してください。いつの間にか「勉強ができる人」になっているはずです!

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