大学受験前【1週間から当日まで】をどう過ごすべきか?チェック項目13選

医学部入試情報

そろそろ受験本番も近づいてきましたね。

受験前は誰しも不安な気持ちになるものです。

受験直前に焦らないために、直前期の過ごし方をお伝えします!

大学受験直前の過ごし方(1週間前)

体調管理に努める

まず1番大切なことは体調管理です。多くの入試は体調を崩しやすい寒い時期に行われます。受験当日を万全の体制で迎えるためにも風邪などを引かないように体調管理に努めましょう。体調を整えるためにするべきことを以下に挙げてみました。

・早起きの習慣をつける

夜型の生活が定着してしまっている方は早起きの習慣をつけましょう。試験1週間前ならまだ生活リズムを整える余裕があります。最初のうちは無理に早く寝る必要はありませんが、試験当日のスケジュールに合わせた時間に起きられるように早起きの習慣は徹底して身に付けてください。早起きの習慣が身に付けば自然と夜は眠くなりますのでまずは早起きを頑張りましょう。目覚まし時計を複数個セットしたり家族に協力をお願いしたりするのもおすすめです。受験当日だけ早く起きればいいやと思っていると、十分に覚醒していない状態で試験を受けることになりますし、いきなりリズムが狂うことで頭痛や吐き気など自律神経の不調による症状も出やすくなります。そもそも試験当日に起きられず遅刻するといったリスクもありますので早起きの習慣はマストです。

・しっかりと食事をとる

できれば3食規則正しい時間に栄養バランスの良い食事をとりましょう。特に朝ごはんは重要です。朝ごはんをしっかりとることで脳が覚醒しますし生活リズムを整えやすくなります。お菓子や菓子パンのみでは栄養が偏って免疫の低下を招きますし、ニキビなど肌荒れの原因にもなります。和定食のようにご飯、汁物、おかずがそろっているものが理想的です。消化のいいものを中心に、野菜や果物も積極的に摂取できるような献立を心がけてください。朝どうしても食べられないという方は白湯を飲むことをおすすめします。白湯とは沸かしただけの何も入れていないお湯のことです。ミネラルが豊富な硬水は胃腸に負担がかかってしまうため軟水が適しています。水道水でも構いません。温度は50℃程度に冷まし、一気飲みせずコップ1杯分を少しずつ飲みましょう。白湯が苦手な場合ははちみつや生姜を入れると飲みやすくなります。

・防寒を徹底する

冷えは体調を崩す大きな原因となります。室温は最低でも18℃を保ちましょう。足元はブランケットや電気毛布で温めたり厚手の靴下を履いたりして冷やさないようにしてください。外出する際はカイロを持ち歩くのがおすすめです。

・加湿をする

乾燥は喉の不調を引き起こします。家では加湿器などで湿度を40~60%に保ちましょう。寝る時にマスクをつけるのもおすすめです。のど飴をなめながら勉強すると糖分の補給にもなってよいです。

・外出の際はマスク・消毒・手洗い・うがいを徹底する

マスクはまだまだ手放せませんね。電車の吊革など公共のものに触れた後は手指を消毒することをおすすめします。ミニサイズの消毒液は色々なものが市販されていますので持ち歩いておくと安心です。食事の前は必ず手を洗い、消毒してから食べるようにしましょう。手を洗った後水で濡れたまま消毒液をつけても効果が薄れてしまいますのでしっかりと乾燥させた後に消毒するようにしましょう。消毒液は振って乾かすのではなく、乾燥するまでよく手に擦り込んでください。また家に帰ったらあちこち触る前にまずは洗面所に直行し手洗いとうがいをしましょう。

今までの勉強を振り返って穴を埋める

受験まであと1週間という時に新しいことに手を出してはいけません。新しい参考書を開いたところで終わらないことは明白ですので焦りが募るだけです。今まで自分がやってきたことを信じて、やったものに一通り目を通してみましょう。改めて苦手な分野や抜けていた知識を確認し、もう一度定着させることが大切です。軽く書き出して受験前日や試験の休み時間にさっと確認できるまとめノートを作ってもよいでしょう。

SNSは見ない

試験直前の貴重な時間をSNSに費やすのはとてももったいないです。不安な気持ちを共有したいのは分かりますが、藁にもすがる思いでもすがるのはSNSではなく参考書やいい成績を取れた模試の成績表などにしておきましょう。SNSで受験が終わった人の投稿を見た暁にはメンタルがやられること間違いなしです。どうしても不安な気持ちを誰かと共有したいなら家族と話すのが1番おすすめです。仲の良い友人に連絡するのは相手の時間を奪ってしまい迷惑かもしれませんので十分に配慮し簡潔に済ませるか控えた方が無難かもしれませんね。受験生はSNSを辞めるべきかについては以下の記事でご紹介しましたので参考にしてください。

大学受験直前の過ごし方(前日)

普段通り過ごす

受験は平常心が大切です。上に挙げた1週間前からやっておくべきことがしっかりとできていれば何も問題ありません!特別なことや新しいことはせず、普段通りリラックスして過ごしましょう。

持ち物をチェックする

試験の時に使えるものと使えないものはあらかじめ確認しておきましょう。当日に忘れ物をしてしまうとメンタルに響きますので持ち物は前日までにまとめ、入れ忘れたものがないかしっかりとチェックしてください。受験の持ち物は以下の記事でご紹介しましたので参考にしてください。

受験会場までの行き方をチェックする

受験当日は何が起こるか分かりません。雪や人身事故で電車が遅延したり、会場が思ったより広くて構内で迷ってしまったり色々なことが考えられます。そうなった時に慌てないように、会場までの行き方は念入りに予習しておきましょう。電車やバスなど公共交通機関で会場に向かう場合は複数の行き方を考えておくと安心です。会場までの地図や構内図を紙に印刷しておくとスマホが使えなくなった時でも焦らずに済むのでおすすめです。

今までやった勉強の復習を軽くやる

受験はメンタルが大切ですので新しいことや難しいことをやって落ち込むのはよくありません。前日には暗記物の復習をするのがおすすめです。何周もした参考書や自分で作ったまとめノートをさっと見返す程度にして気持ちを落ち着かせましょう。

消化に良いものを食べる

よくゲン担ぎでカツ丼を食べる!なんて人もいますが、脂っこいものは消化に悪いためあまりおすすめできません。うどんなど消化に良いものを食べましょう。またお刺身など生ものはお腹を壊すリスクがありますので避けてください。良質な睡眠のために夕飯は遅くとも寝る3時間前までに食べましょう。

夜更かししない

ここにきて生活リズムを崩すのはもったいないです。前日の夜遅くまで勉強を詰めてもむしろ逆効果になりますので早めの就寝を心がけましょう。寝る前30分はスマホの画面を見ないことも大切です。

大学受験直前の過ごし方(当日)

早めに起きて朝ごはんを食べる

試験開始までに脳をしっかりと覚醒させるために試験開始の3~4時間前には起床しましょう。起きたら朝ごはんを食べてお腹の調子も整えましょう。

試験会場には余裕を持って到着する

当日は早めに出発し余裕をもって会場に着けるようにしましょう。万が一電車の遅延や忘れ物があっても時間に余裕があれば焦らず対処することができます。なによりも時間に余裕があればメンタル面でも余裕が生まれます。早く着いたら会場内の確認や今までの復習をしてコンディションを整えましょう。

会場内の確認をする

会場に着いたら施設内の構造の確認をしましょう。特にトイレは確実に込みますので複数の場所をインプットしておくとよいです。受験票を忘れたなど不測の事態が起こった時のために会場本部の場所も確認しておきましょう。

終わった後は気持ちを切り替える

終わった試験のことは考えてもどうにもなりませんので気持ちをしっかりと切り替えましょう。1つ1つの試験に集中することが大切です。休み時間にまわりで答え合わせを始める人がたまにいますがイヤホンをするなど工夫して耳に入らないようにしましょう。

受験はとにかく平常心!

受験本番はどうしても緊張します。慣れない試験会場でいつものように集中できないこともあるでしょう。そんな時、いかに平常心を保って実力を発揮できるかが勝負の分かれ目となります。普段から規則正しい生活を心がけ、本番のシミュレーションをするなどして最高のコンディションで試験を受けられるように工夫しましょう!

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