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共通テストの英語に文法対策は不要?英語合格の最短ルートを解説

Exam Information
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センター試験から共通テストへと仕様が変更され、現代文や英語は「長文読解(リーディング)」が難化したと言われています。

その一方で、英語に関しては、いかにもセンター試験らしかったゴリゴリの文法問題や、語法問題、並び替え問題などが出なくなったため、「英文法の対策や学習は必要なくなった」と囁かれることさえあります。でも、それは本当なのでしょうか。

「共通テストに英文法の対策が必要かどうか知りたい」という方のために、本日は、共通テストの英語における対策法や勉強法を解説します。

基礎的な英文法の知識を習得し、長文読解に必要な文法から攻める

共通テストの英語では、語順整序をはじめとする文法問題や、これまで頻出だった語法やイディオムを問う問題は出題されなくなりました。

そのため、「文法の勉強はしなくてよくなった」という噂が随所で囁かれ、文法単体の勉強に割く時間がもったいないと考える受験生も現れています。

今日は、そのあたりを深めていきたいと思います。

結論から言いますね。共通テストで英語を受験する受験生は、英文法の勉強を一通りしておいた方がいいが、従来のようなゴリゴリの文法対策はしなくてよく、長文読解と、内容真偽の選択肢の絞り方を訓練しておいた方がいいです。

文法問題が出ない以上、「文法問題対策」は必要ないわけです。でも、従来と同じ種類の、「英文法を一通りマスターするための基礎的な勉強」は必要な対策となります。

まず、英文法に対する一通りの理解がなければ、英語のリーディングやリスニングに大きな支障をきたしてしまいます。

楽器を弾くのに、実技の練習だけでなく、一通りの楽典の知識が必要で、楽典の知識がなければクラシックの鑑賞が面白くないのとな字です。

長文を素早く読むうえで欠かせない文法項目から完璧にしましょう。

共通テストの英語リーディングでは、80分で長文を迅速かつ正確に読解する力が問われており、

文型、接続詞、関係代名詞、準動詞(不定詞、動名詞、分詞)、さまざまな否定などが理解できていないと、一つ一つの英文の意味が分からないような文章が出題されます。

たとえば、過去の共通テストでは、過去分詞と関係代名詞の両方について深い理解がなければ読み解けない英文が出題されました。共通テストの英語は、ほぼすべての受験生が受けると思いますから、長文読解に欠かせない項目から学んでいきましょう。

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また、共通テストでは、最低限の文法を一通り学び、長文読解に差し支えない程度まで磨いておく必要もあります。名詞、代名詞、動詞、助動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞と言った品詞についても、長文内で出てきた単語の見分けがつくようにしておきましょう。それぞれの単語がどう関連しあっているのか、品詞の機能と役割もすぐ判断できるようにしておくことが大事です。

文法知識や語法知識があれば解ける問題も出題される

さらに、上述の理屈とは別に、共通テストの英語では、文法知識や語法知識がないと解けない問題も稀に出題されます。

たとえば、かつて、副詞almostの二義的な意味を知っていれば得点できるという問題も出題されました。「almost=ほとんど」と単純に暗記していた人は悩む問題でしたが、almostには「もう少しで」という意味もあると知っている人なら楽に解ける問題でした。

また、リスニングでは、haveの使役動詞としての用法を知っていれば解ける問題が出題されました。使役動詞のhaveは文法参考書には必ず載っているので、できるだけ早いうちに基礎的な文法は一周しておきましょう。

文法参考書は、1冊終わらせておいたほうがいい

共通テスト対策なら、文法参考書は必要ないと思っている受験生もいると思いますが、「ネクステージ」や「ヴィンテージ」などの文法参考書は、早い時期に1冊終わらせておきましょう。文法参考書を1周こなすことで、文法、語法、構文解析に関する感度と知識が磨かれ、長文も論理的に素早く読解できるようになるからです。これらの文法参考書には、長文を正確に読み解くために欠かせない文法事項の定着を確かめる設問も豊富です。

また、それとは別に、私立大学を受ける人は、二次試験で文法・語法問題(並び替え、誤っている単語を選ぶ形式、穴埋め形式などで、マニアックな語法やイディオムを知っているかを問う問題)が従来通り出題されるので、文法問題対策をガッツリやってください。

そして、大事なことがもう一つ。文法問題集の例題や練習問題を解くときは、間違えた問題に印をつけて丁寧に復習し、「なぜ間違えたのか。どうして誤った解答を書いてしまったのか」を徹底的に突き詰める習慣をつけてください。共通テストで出題される紛らわしい選択肢を見破る力につながります。

余裕があれば、文法を固めて、出題形式以外の問題も解こう

今回の要旨は、冒頭で申し上げたように、「共通テストで英語を受験する受験生は、英文法の勉強を一通りしておいた方がいいが、従来のようなゴリゴリの文法対策はせずに、長文読解と、内容真偽の選択肢の絞り方を訓練しておいた方がいい」ということです。

内容真偽など選択肢の絞り方については、過去問や予想問題を繰り返し解いていく中で、「自分が何故間違った選択肢に引っ掛かってしまったのか」をノートに書きあげて、誤りの選択肢を作る人の作戦ややり方まで理解してしまいましょう。だいたい似た内容の選択肢が並んでいる中で、本文と大きく外れている単語が含まれている選択肢が一つあったりします(もしくは、一つ以外は、本文と大きく外れている単語が含まれていたりします)。共通テストの現代文の対策と同じですね

学校もあり部活もあり行事もありと、高校生活を送るだけで忙しい受験生は、複数の科目を並行して仕上げていかねばならず、それはとてもタフなことです。そのため、志望大学の頻出の出題形式や頻出分野を過去問を通して把握し、頻出形式や頻出分野に絞って重点的に対策するのはもっともなことです。効率的に受験対策を進めていったほうが、充実した受験生生活を送れている気がしますよね。

確かに、東京大学、京都大学、東京医科歯科大学、慶応義塾大学、早稲田大学など、いずれも英語の出題形式には「クセ」があり、しっかり対策してそれに慣れておいて、当日スピーディに解答することが最も大事なことであることに違いありません。でも、「効率」を意識しすぎて、頻出出題形式の問題しか解かないのは、とてももったいないことだと思います。

志望大学で出題されない形式の問題も解くことで、多角的な英語力を養うことができるわけです。受験を機に、一生役立つ総合的な英語力を身につけられるわけですからね。絶対に、将来、何かの役に立ちますよ。

文法参考書は早めに1冊仕上げておいて、語彙力を強化して、それから共通テストのリーディング問題対策を行うなり、リスニング対策を行うなり、志望する大学の二次試験対策を行うなりして、可能であれば多様な出題形式の問題を解いてみましょう。

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Dietrich

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東京大学大学院修了。東京都出身。三多摩地域の自然をこよなく愛し、よくサイクリングを楽しむ。また大のドイツ通で、クラシック音楽鑑賞が趣味。英語とドイツ語とフラ...

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