【元気がない】もしかしてその症状は「受験うつ」かも⁉

医学部受験のメンタル対策

「不安な気持ちが大きくて勉強に手が付かない…」「絶望感がある…」「いつも身体がだるい…」

勉強をしなくてはいけないと頭ではわかっていても心や身体が思うように追いつかない、と悩んでいる受験生は少なくないのではないでしょうか。その症状はもしかして「受験うつ」かもしれません。

そこで、この記事では受験うつの原因や症状、解決法について紹介します。受験うつになっているかもしれないと感じる受験生や、子供が受験うつかもしれないと感じている保護者は参考にしてください。

本記事は厚生労働省や医師、心理士による情報を元に作成しています。

受験うつとは

「受験うつ」とは正式な診断名ではありませんが、受験期の学生のうつ病の通称です。

15~24歳のうつ病は、うつ病の人のうち約3.3%にもなり、しかも受験をきっかけに発病することが増えてきていて、注意が必要です。

うつ病とは?

そもそもうつ病とは、気分障害の一つです。気分の落ち込みやネガティブになるなどの精神症状とともに、ひどく疲れる、食欲が正常でなくなる、などの身体症状が現れる病気で、日常生活に支障をきたします。

発症のメカニズムは正確にはよくわかっていませんが、脳の働きの不調によるものと考えられています。うつ病は「気持ちの弱さ」で起こるものではなく、脳の変化により起こる病気であり、気持ちでコントロールできるものではありません。

また、うつ病は100人に6人ほどがかかるとされており、誰でもかかる可能性があります。

うつ病について詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。

受験うつの原因

受験うつの原因のタイプは主に3つあるとされています。

一つ目は、親や教師など身近な人々からの期待によるプレッシャーです。不機嫌、敵意、欲求不満、怒りなどが症状として現れます。

二つ目は、勉強に対するやる気がなくなり、合格する自信がなくなることです。自己否定感が強くなり、自分に対する批判や拒絶、自身の失敗に過剰に反応するようになります。勉強が思うように進まないことが原因になることもあります。

三つ目は、自分とライバルを比べて劣等感を抱くことです。周囲と比べて成績が伸び悩むことなどが原因になります。現実逃避のためにSNSなどインターネットで時間を使うようになり、孤立することで症状が悪化することもあります。

また、受験以外の原因がうつ病を引き起こすこともあります。そもそも思春期はホルモンバランスが不安定だったり、ストレス耐性がなかったりと、不安定な時期です。友人関係や、家族関係、交際トラブルがきっかけとなってうつ病になる場合もあります。

さらに、睡眠不足や運動不足、食事のバランスが取れていないなどの生活習慣も受験うつのリスクを高めます。

受験うつの症状

受験うつでは、心と身体に両方にさまざまな症状が出ます。以下に紹介する症状に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

心の症状、つまり精神症状には以下のような症状があります。

  • 自分に自信がないと感じる
  • 緊張感や不安が大きい
  • イライラする、怒りっぽい
  • 悲しみや絶望を感じる
  • 涙もろくなる・頻繁に泣く
  • ひどく焦る
  • じっとしていると落ち着かない
  • ネガティブ・消極的になる
  • 孤独を感じる
  • 些細なことでひどく傷つく
  • 勉強に集中できない、集中力が続かない
  • 計画的に勉強できない
  • 勉強が手につかない
  • ケアレスミスが増えた
  • 成績が急激に下がった
  • テストのときに過剰に緊張する
  • テスト本番で本来の実力が出せない
  • 死にたい、自殺したいと思う

心のつらさは見てわからないため、うつ病や受験うつに詳しくない人から「怠け」や「甘え」と捉えられてしまうことがあります。精神症状は本人の自覚症状による部分が大きくなりますが、放置しないようにしてください。

 

また、身体症状には以下のような症状があります。

  • 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
  • 吐き気がする、吐いてしまう
  • 身体がだるい
  • 朝起きれない、早く起き過ぎてしまう
  • 夜よく眠れず、日中眠くなる
  • 眠り過ぎてしまう
  • 頭痛がする
  • 過剰に疲れる
  • 遅刻や欠席が多くなる
  • テスト本番で体調が悪くなる
  • スマホやネットに依存する
  • 友達や家族から距離を置く

身体の症状は、保護者など、周囲の人が気付くことができる場合が多いでしょう。

上記のチェック項目はこちらのサイトを元に作成しました。

受験うつかも?と思ったら

受験うつは受験生誰もがかかる可能性があります。また、症状を軽く見て放置していると、重症化してしまうこともあります。特に、上記の症状が2週間以上続く場合は特に注意が必要です。

少しでも症状に心当たりがある場合は、思春期の精神疾患に詳しい精神科やメンタルクリニック、スクールカウンセラーなどに早めに相談してください。

受験うつの予防

症状から見てうつ病になっていなくても、一部症状が当てはまる場合、受験うつになることを予防することが大切です。受験うつにならないよう、以下のことを心がけて生活しましょう。

  • 睡眠時間を十分にとり、身体的疲労を蓄積させない
  • 早寝早起き、規則正しい生活を心がけ、太陽光を浴びる
  • 適度な運動を行う
  • 一日3食、栄養バランスのとれた食事を心がける
  • 勉強を忘れ、おしゃべりや趣味などを楽しむ時間を確保する

受験うつになるリスクが高まる生活習慣や生活改善についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

今回は「受験うつ」について紹介しました。

受験うつは「甘え」ではなく、むしろ受験勉強を頑張っている、頑張りすぎているからこそ引き起こされてしまいます。うつ病にならないためには心の疲れ、体の疲れを蓄積させないこと。受験うつになっていると感じたら、医師やカウンセラーに早めに相談することが大切です。

 

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

【2024年版】 現役医大生が選ぶ医学部予備校おすすめTOP5