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大学病院の医者の給料はなぜ低い!?バイトで食い繋いでいるってほんと?

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雨が増えてきましたね。湿気が多いと髪の毛がはねてセットに時間が掛かるので、万年遅刻ギリギリ人間には厳しい季節になってきました。雨の匂いはすきですが、傘をたたむ瞬間と、湿気が嫌いです笑

さて、みなさんは医師てどのように稼いでいるか知っていますか。

私は周りに医師はもちろん医療関係の親戚もほぼいなかったので、医師になればどこで働いても高いお給料がもらえるものだと思っていました。低いとこがあると言ったって、普通のサラリーマンよりはもらえていると思っていました。(普通のサラリーマンとは平均年収くらいもらっている人のことです)

実際は、大学病院、市中病院、開業医で年収は大きく変わってきます。

今回は大学病院の給料に焦点をあてて、お話ししていきます。

大学病院の給料

どの年代でも大学病院か、市中病院かによる給料の差は大きいですが、研修医時代は特に地域による給料の差もおおきいです。

都内の大学病院<都内の市中病院=地方の大学病院<<地方の市中病院 という順に給料が高くなっていきます。

具体的な金額で比較すると、平成23年度の研修医の最大年収は約950万円、最小年収は約180万円なので、その差は約770万円弱に及びます。最大と最小で比較しているのもありますが、全然違いますよね。ちなみに、大卒の新卒者の平均年収は200万~250万です。

平均年収で比較すると、大学病院の研修医の平均年収は1年次で300万、2年次で310万、市中病院の研修医の平均年収は、1年次で450万、2年次で500万であり、その差は150~200万近くにおよびます。

後期研修医以降は地域による給料の差は少なくなってきます。

年代別の大学病院の医師の年収は

後期研修医(30歳前後):約300万

専門医(40歳前後):約500万

指導医、部長クラス:約600万

 

一方で、市中病院の医師の年代別の年収は

後期研修医(30歳前後):約1200万

専門医(40歳前後):約1500万

指導医、部長クラス:約1700万~2000万

見て分かるとおり、全然違いますよね。大学病院の医師の給料が安いといわれる理由が分かると思います。

年代別のサラリーマンの平均年収と同じくらいではありますが、大学病院では自己研鑽という名の時間外業務(サービス残業)が多いため時間単価で考えると医師のが低いと思います。よく先生たちが、病院で一番時給が高い職業はコンビニバイトの店員だと言うほどです。

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大学病院の給料が安いわけ

なぜ、大学病院の給料が安いのかというと、それでも人が集まってくるからです。

なぜ人が集まってくるのかというと、大きく分けて3つの理由があります。

1.専門医を取得するため

この理由で大学病院に勤める人は多くいると思います。医学部を卒業して、2年は初期研修をおこない、その後、後期研修を行い専門医取得をする医師が大半ですが、専門医を取得するには指導医のいる病院へ勤務し、多くの症例を経験していかなくてはなりません。多くの症例を経験するには大学病院や大きい市中病院で勤務する必要があります。

年々、市中病院で専門医研修ができる病院が増えてきましたが、まだまだ大学病院に勤務するのが主流だと感じます。また、マイナー科とよばれる診療科は特に地方ですと大学病院でしか専門医研修ができないことも多いです。

2.研究のため

研究のために大学院に入りたい先生は、やはり大学病院に行く必要があります。

研究したい先生は大学病院の医局に入り、専門医研修中や、専門医取得後に勤務先の大学院に入学することがおおいです。大学病院は人材、知識、ノウハウ、機材などあらゆる面で研究を行うための環境が揃っています。

私も、医師免許取得後は研究がしたいと考えているため、将来的に大学医局に入局するつもりです。

市中病院よりも圧倒的に給料が低いし、生活の質も落ちるのに、なぜ大学病院を選ぶのかというと、全部分かっていても、それでもやりたいことを優先させたいという気持ちが強いからです。

3.みんなそうしているから

意味分からない理由に見えますが、結構こういう人も多いです。

医師は医学生のころからみんなと同じことをするのが一番良いと言われ続けます。みんなと同じ資料で勉強をしていれば試験に受かる、みんな部活に入ってるから入った方がいい、このようにみんなと同じことをすることを求められます。

そのため、医師はみんなと違うことをするのが苦手な人が多いです。多くの医師が歩む道と違う道を歩むことに抵抗があり、自分のために別の道を歩んだ方がいいと分かっていても踏み出すには相当の勇気が必要です。

みんなそうしているから、他の様々な選択肢について考えず、特に理由はないけど専門医取っておくかと大学病院に入ったという先生もいるでしょう。

大学病院の医師のお金事情

上記で話したとおり、大学病院のお給料は少ないです。そのため、生活水準を上げるために、大学病院の医師の殆どはバイトをしています。

医師のバイトの単価はすごく高いです。半日で5万~10万、1日で10万~20万程貰えます。

最近ではインターネットなどをからバイトを探すことも出来ますが、大学病院医局から派遣される、大学病院が独自に持つバイトがあり、多くの医師はこれを使って上の先生から指示された病院でバイトすることが多いです。

個人的には、時間単価は普通のサラリーマン以下、命を扱う仕事のため責任は重いという環境で働いてるのに、それだけで生活するのは大変だからバイトをする、という構造が意味分からないといつも思いますが、それでも専門医や研究のため、みんなと違ったことをする不安から大学医局に入る先生は多いです。私もそのうちの一人ですしね。

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宮本凛

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東京医科大学の医学部の医大生ライター。カラフルでポップでワクワクするようなイラストや服を見るのが好き。音楽にも興味があり、3歳から現在まで様々な楽器を演奏し...

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