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現役医学生が医師に聞いた!医師に転勤が多いってほんと?

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みなさんこんにちは。暗くなるのが早くなってきましたね。

気分が落ち込まないように入試まで過ごしたいものですね。

今日は、医師の働き方について、一般の人が知らないコアなネタをお話ししたいと思います(笑)

なるべく早く知っておくと、医師になってからが楽かも!?

医師の転勤について

みなさんは医師に転勤があることをご存知でしょうか?

教員や銀行員などは、地区内または都道府県内で数年で異動することが一般的ですね。これは、教員の場合は全体の教育水準をなるべく均一にするため、銀行員であれば人のお金を扱うため内部不正が行われるのを防ぐためといった理由があります。

では医師の場合はどうなのでしょうか?

転勤がある理由、それはズバリ医局の人事によるものです。

ここから詳しく解説していきます。

医局って何?なぜ異動するの?

「医局」と言っても明確な定義があるわけではありません。大学病院でよく使われる単語で、診療科ごとのグループと考えてもらっていいと思います。その診療科に自分が入ることで、診療の技術を身につけ、勉強会や大学院進学、留学なども支援してもらえます。

例えば「大学病院で循環器内科の医師になろう!」と決めたら、初期研修2年終了後、どこかの大学病院の循環器内科の医局に専攻医として所属します。すると、その医局の先輩に指導してもらいながら循環器内科医と認めてもらうための試験を受験するために勉強したり、日々の患者さんの診察業務などに励むことになります。そして、循環器内科医になった後は医局の先輩方のコネクションを使って海外に留学をしたり学会発表で経験を積んでいったりと、さまざまな経験ができます。

ではなぜ医局に所属すると転勤することになるのか?

医局は、さまざまな病院と提携を組んでいます。そのため、関連病院に行くことがしばしばあるのです。医局はたくさんの人がいて、大学病院の医局入りたての医師は、経験を積めるほどに症例数が確保できないことがあります。そのため、関連病院に行っていろんな手術を経験したり、たくさんの症例を自分で診察・治療することで経験を積めます。

医局人事異動あるある

ここから、医局人事にまつわるあれこれをお話ししたいと思います。

①異動先の関連病院が、同じ都道府県にあるとは限らない

たとえば、大学病院がたとえ東京にあったとしても異動先が東京都内にあるとは限りません。私が知っている一番遠い異動先は新潟県でした。「え!?新潟!?!?」と驚いたことを今でも鮮明に覚えています(笑)

この場合、週1で勤務するわけではないのは自明だと思います。半年〜1年、長ければ2年くらい県外の関連病院で経験を積むことがあります。

②自分の患者さんとさよならしなくてはならない

外科の場合は手術によって良くなれば、その後通院がなくなることもあります。しかし内科であれば定期的に通院してもらって治療をして行くため、患者さんとの関係がより深くなって行くことがあります。

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自分が初期研修の頃から関わっていた患者さんと、異動によって一旦お別れしなくてはならない、というのはとても辛いですね。患者さんにとっても、何でも相談できる先生だったのに診察してもらえないのは不安に思うこともあるかもしれません。

しかし、これも修行の一環。大きくなって帰ってきましょう!!

③関連病院の方が居心地がいい

これは人にもよると思いますが(笑)、特に地方が好きな人は田舎に異動した時に結構田舎での生活が楽しくなることもあります。

先ほど話した新潟への異動も、みんながいやいや行くかと言えばそうでもないそうで、美味しいご飯とお酒、冬になればスキーも楽しめてエンジョイする人もいるみたいです。

事実、地方であるほど医師の数が少なく、患者さんからも感謝される機会が多いと思います。みなさんも異動先が気に入ってしまうかもしれませんね!

④異動先での経験が実績になる

よくある話なのが、医局に入ってから2~3年目あたりで異動すると、その間にかなりの数の症例数を積めるようです。

例えば外科の場合、〇〇外科医と名乗れるようになるまでに数多くの手術を経験しなくてはなりません。しかし先ほども述べたように腕を磨くまでにそれだけ多くの症例数を大学病院で確保するのはとても難しいのが現状です。

だからこそ、「異動先の病院でこのオペとあのオペは完璧にできるようになって来い!」と教授からの命が下るそうです。

毎日、来る日も来る日もオペを行っていけば絶対に上手くなります。たくさんの患者さんの身体を借りて、メキメキと上達していくことで、異動先から帰ってきた後も他の手術の手技を身につけやすくなります。

人事異動は大学病院の運命

いかがでしたか?今日お話しした内容は受験生の人で知っている人はあまりいないと思います(笑)

しかし、医局に入局する頃は20代後半〜30代のため、結婚や出産と重なることも多々あります。その時に異動があると自分だけでなく家族を巻き込む一大事になりますよね。

だからこそ、みなさんが将来医師になったときにどんなキャリアが待っているのか、自分1人だけでなく環境によっても働き方が大きく変わることを知ってもらいたくて今回取り上げてみました。

どの科の医師になりたいのかと同じくらい、どこで研修を積むのか、は重要です。そう言ったところも注目しながら学生生活を過ごしていくと、とても有意義かと思います。

みなさんが自分がなりたい医師像に近づけるように願っています。

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