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医者に英語は必要? 覚えておくべき「医学英語」の全て

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みなさんは医師に英語力は必要だと思いますか?

これは、医師に限ったことではありませんが、留学に行きたいか、研究をしたり、大学で最新の医学を勉強し続けていきたいかによって英語の必要性はかなり変わってきます。

今回は具体的にどういった場面で英語が必要なのか、またおすすめの英語勉強サイトなどを紹介していきます。

英語が必要な場面

英語が必要な場面は主に3つあると思います。

留学に行きたい場合、英語の論文を読む、書く、海外の学会に参加するなど学術的に必要な場合、英語圏の患者さんを診察する場合です。

留学する場合

医師の留学には主に2通りあります。

臨床留学する場合と、研究留学する場合です。この2つは必要な資格も仕事も大きく違います。

臨床留学

臨床留学とは、海外で医業を行う留学のことです。海外の研修(レジデント)になる必要があります。

日本の医師免許では海外で医業を行うことはできないので(例外の国もあります)、まずは海外の医師免許を試験を受けて取得する必要があります。

一番多いのはアメリカへの臨床留学だと思います。アメリカへの臨床留学にはUSMLEというアメリカの医師国家試験に受かる必要があります。

この試験は3ステップあり、step1はCBT形式の長時間にわたる試験(日本の医師国家試験に基礎医学の知識が加わったようなレベル)、step2は研修医を行っていると有利といわれている、臨床問題がメインのテスト(CK)と医療面接(CS)、step3は臨床医学と疫学、医療統計などの試験(専門医レベルとも言われています)に合格する必要があります。

step2まで合格したところで、ECFMG certificateが発行され、アメリカ以外の国の医学部を卒業した人たちはアメリカでレジデントを行う権利を得ます。(レジデントになるには病院にマッチングする必要あり)

また、受験期間には期限があり、step1に合格した日から7年以内にstep2のCK、CSも合格しなくてはなりません。

step3はECFMG certificateが発行されてから受けることができます。アメリカでレジデントを行いながら、レジデ受験する人が多いです。レジデントを行わなくても日本からも受験できます。また、step3は7年以内に取得する必要はありませんが、州によって7年以内に取得する必要があるのでなるべく7年以内に合格することをおすすめします。

USMLEについては簡易的に説明しており、私も認識が間違っているところがあるかもしれませんので、興味がある方は調べてみてください。

*2022年4月現在はコロナ禍の影響でCSは中止になっており、代わりにOETという試験が使用されています。

研究留学

研究留学は基本的に大学院などに行き、修士課程、博士課程を修了後にポスドク(博士研究員)として行くのが一般的に多いと思います。ポスドクとして留学に行く方法はよくわかっていませんが、自分の所属する医局と関わりの深い研究室に、医局の人事と相談しながら1~2年行く人がおおいイメージです。

ポスドクとして留学に行く方法は多種多様であるため、ポスドクとして留学に行っている様々な人たちを参考にすると良いと思います。

論文や学会などで必要な場合

大学の医局に入る先生方は英語の論文を読んだり、書いたり、海外の学会で発表する機会もあるともいます。

しかし、最近では英語の論文の読みに関しては、翻訳サイトを使用して、行う医師が増えてきています。優秀な翻訳サイトがでてきたのもあり、自分で時間をかけて読む医師は減ってきました。翻訳サイトについては後ほど紹介します。

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英語論文の書きに関しては時間をかけて執筆し、最終的に英語論文の校閲を行う会社に頼んでいることが多いイメージです。中には、翻訳サイトを駆使して書く医師もいます。

海外の学会で発表する場合は英語力が必要になってきますが、これも発表は事前に準備すれば大丈夫です。特に会話における英語力は身につけなければ、質疑応答などをスマートに行うことは難しいですが、すぐに身につくものではないので、しょうがないと言っている医師もいました。

診察に必要な場合

英語圏の患者さんを診察する場合に関しては、遭遇率がそもそも低いです。そのため、もちろん英語で診察する方が患者さんの安心感につながりますが、これを目標に英語を勉強する必要はないと思います。

もし、英語圏の患者さんの診察をスムーズにできるようにしたい場合はUSMLE step2 CSの勉強をすることをおすすめします。

おすすめの英語勉強サイト

特に医学や理系の英語を勉強するのにおすすめのサイトを紹介していきます。

まず、上述しましたが、臨床留学にいきたい場合はUSMLEに合格しなくてはなりません。また、医学英語を学ぶためにUSMLEの勉強をするのも大変有効です。まずは、step1を勉強してみるのも良いと思います。

USMLEについての情報は瀬嵜先生のUSMLE GOというサイトを見るのがおすすめです。

USMLE GOのサイトへはコチラをクリック

USMLEの取得は日本の医師国家試験に受かるよりも何倍も大変ですし、お金もかかります。最短距離で合格するためには様々な情報を知ることがとても大切です。おすすめしているブログ以外にも様々なサイトやSNSでUSMLEについて発信している人たちがいるので調べてみてください。

また、医療系以外にも様々なサイエンスの記事が英語で読めるサイトもおすすめです。こちらはTOEFLの対策としてよく紹介されるものですが、医学メインで読めば、医学英語も身につきます。

英語で読む日経サイエンスのサイトへはコチラをクリック

最後に、おすすめの翻訳サイトを紹介します。

DeepLというサイトです。日本語への翻訳能力にかなり優れていると思いますし、専門分野の英単語もほぼ間違いなく訳します。実際に使用している医師も多いです。

翻訳アプリには誤訳がつきものですが、それとは別に個人的に2点ほど注意してほしいことがあります。

1つめは長文を訳そうとすればするほど、英文を省略しようとするところです。DeepLは違和感のない日本語に訳すために大幅に省略することがあります。かならず、英文と翻訳を見比べて省略されているところがないか確認してください。

2つめは日本語から英語への翻訳能力はそこまで高くないということです。日本語は主語が曖昧な言語であるため、英語に訳すと文脈がおかしくなることが多いです。

DeepLのサイトへはコチラをクリック

 

以上、医師が英語を必要とするいくつかの場面とおすすめの英語勉強サイトについて紹介させていただきました。

どの勉強にも言えることですが、情報を知ることは勉強への近道となる大変重要な要素です。このサイトをみて医学英語を身につけたいと思った方は、是非、まずは様々なサイトを見て情報を集めることから初めて見てください。

 

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宮本凛

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東京医科大学の医学部の医大生ライター。カラフルでポップでワクワクするようなイラストや服を見るのが好き。音楽にも興味があり、3歳から現在まで様々な楽器を演奏し...

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