共通テストの受験料はいくら?支払い方法も紹介します

医学部入試情報

国公立大学の医学部受験で避けては通れないのが、大学入学共通テストです。

最近では私立の医学部でも、大学入学共通テストを利用している大学が多くなっています。大学入試に大学入学共通テストを利用する場合、大学入学共通テストの受験料が必要です。成績開示を行う際にも、手数料がかかります。

でも実際、受験料としてどれくらいのお金が必要で、どのように支払えばいいかってよくわかりませんよね〜?

ここでは、大学入学共通テストの受験料や支払い方についてわかりやすく解説していきます。

大学入学共通テストの検定料はどれくらいかかる?

大学入学共通テストの受験料は、受験する教科数によって異なります。3教科以上を受験する場合は18,000円、2教科以下の場合は12,000円です。これらの受験料は、出願の際に金融機関で払い込みます。ちなみに、大学入学共通テストの成績開示を希望する場合は、受験教科数に関係なく、800円の手数料が必要になります。この手数料も、出願時に受験料と一緒に支払います。

試験当日に受験する教科成績通知の希望の有無を決めた上で、正しい金額を払い込む必要があるので注意しましょう!

国公立大学を受験する場合は基本的に18,000円

志望大学によって、大学入学共通テストで受験が必要な科目数が異なるため、受験料も異なります。しかし、ほとんどの国公立大学では5教科以上の受験を課しているため、国公立大学を志願する受験生であれば受験料が18,000円(+成績開示手数料)となるのが一般的です。私立大学の中には、2教科以下の受験で合格できる大学もありますが、3教科以上の受験を課す私立大学や、国公立大学と併願する場合、18,000円の受験料が必要です。

大学入学共通テストの受験料は受験科目数によって異なる!

受験教科の数え方

大学入学共通テストの教科には、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6つがあります。ただし、地理歴史と公民は、2つで1教科となるため注意が必要です。例えば、地理歴史から「世界史B」、公民から「現代社会」の2つを受験したとしても、受験教科は1教科と数えます。

その他にも、受験科目の記入方法については細かいルールがたくさんあります。必ず、大学入試センターのホームページに掲載されている受験案内をよく読んで記入するようにしましょう。

特に国公立大学の医学部では、地理歴史公民や理科の、受験に用いる教科数が大学によって異なります。冬の模試の結果をみて志望校を変更したいと考えたときには受験科目を要チェックです。また、以下に注意しなければならない、受験科目についてよくある質問を載せておきます。

Q.1 試験当日に、受験科目として登録されていない教科を受験することができますか?

A.1 できません。試験当日に登録していない教科を受験しても、その教科は採点されません。

Q.2 「地理歴史、公民」を「2教科受験する」として登録しましたが、試験当日に1科目のみを受験することはできますか?

A.2 できません。「地理歴史、公民」を「2教科受験する」として登録した場合、2科目分の解答時間を合わせてひとつの試験時間としているので、試験当日に1科目のみを受験する(1科目だけ受験を取りやめる)ことはできません。「2科目受験する」とした場合、必ず2科目を採点(前半の60分を第一解答科目、後半の60分を第二解答科目として採点)します。同様に、「1教科受験する」として登録した場合、試験当日に2科目を受験することもできません。

払い込み方法の注意事項

受験料の払い込みには、決まっている期間があります。例年であれば9月〜10月初旬にかけてが払い込み期間です。年度によっても期間が異なることもあるので、必ず事前に(夏までには)大学入試センターのホームページでチェックしておきましょう。

また、大学入学共通テストの受験料は、受験案内に添付されている払込書を使用して、ゆうちょ銀行・郵便局、または払込書の裏面に記載されている銀行で支払います。払込書は4種類あり、自分の受験料に合ったものを使用します。払込書には、住所・氏名・電話番号の記入が必要です。また、ゆうちょ銀行以外の銀行で支払う場合、振込先欄に銀行名、支店名、口座番号を記入します。

受付局の日付印が必要になるため、必ず受付窓口で払込を行う必要があります。ATM(現金自動預払機)で払込はできません。

払込後には、必ず「受付局日附印」が押されていることを確認しましょう。

受験案内の請求の際には郵送費に注意!

大学入学共通テストの出願には、出願書類一式が綴じ込まれている受験案内が必要です。現在、高校生の方であれば学校の先生がまとめて請求することが一般的です。しかし、既卒生の方や学校でまとめて請求しない場合には、自分で受験案内を手に入れる必要があります。

受験案内の個人での入手方法は2通りで、1.大学の窓口での受領を希望する、もしくは2. 郵送を希望する、のどちらかになります。

1の大学の窓口での受領を希望する場合には、手数料はかかりませんが、2の郵送を希望する場合には郵送料がかかります。

・通常発送(発送より,概ね3~5日でお届け)では215円(送料支払時に手数料が別途必要)。

・「1~2日後に届く発送サービス」を利用(1~2日でお届け。追跡サービス付)では415円(送料支払時に手数料が別途必要)

が郵送料として必要です。

医学部合格に向けて

医学部合格には、もちろん勉強も大切です。しかし、出願の出し忘れや科目登録の不手際などで合格を逃すことになったら泣くに泣けないでしょう。早い段階から準備を行うよう心がけましょう!

 

 

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

【2023年版】 現役医大生が選ぶ医学部予備校おすすめTOP5