医学部の学費が免除になる制度があるって本当?具体的な方法を解説します
医学部の学費が免除になる制度があるって本当?具体的な方法を解説します
「私立大学医学部は数千万円の学費が掛かるけど、国公立大学医学部は狭き門で、自身がない」という医学部志望の人は、多いと思います。
それでも、医学部に進学したいという夢は、叶えたいですよね。
本日は、そんな人のためにピッタリの、医学部の学費が免除されるケースをお伝えします。
学費を免除できる制度は?
医学部の学費免除を望むなら、まず防衛医科大学校という選択肢があります。
卒業後9年間、自衛隊に勤務することを条件に、学費が全額免除になるのです。
また、自衛隊に勤務することになるので、在学中から給与が支払われます。
防衛医科大学校なら、在学中も全寮制なので、生活費が安くて済みます。
もう一つの選択肢は、自治医科大学です。
卒業後9年間、へき地の医療施設で勤務することを条件に、学費が全額免除されるのです。
こちらも全寮制で、寮費も安く抑えられますよ。
ただし、上記の2大学は入学試験が決して簡単ではないうえに、勤続年数が長くなる医師を養成する目的があるため、(20代後半以降の)再受験に関しては非常に厳しいです。
特待生制度は?
多くの大学が、有能な医師を育成するため、優秀な生徒を確保する特待生制度を採用しています。
特待生として採用されるのは成績が優秀な人なので、優秀な成績の人は検討してみるとよいでしょう。
以下は、各医学部が採用している特待生制度の一部です。
様々な大学が独自の特待生・奨学金制度を採用しているので、気になる大学のホームページはチェックしておきましょう。
●国際医療福祉大学「医学部特待奨学生」
特典:入学金150万円を免除。最大6年間で1,400万円の奨学金を給付。
選考条件:特に成績が優秀な合格者。
●北里大学「特別待遇奨学生」
特典:第1種は「入学金、授業料、施設設備費及び教育充実費の納入免除(学費全額免除)」
第2種は「入学金及び授業料の一部の納入免除」
選考条件:一般選抜試験合格者の中から特待生を選考(若干名)。
●慶應義塾大学「人材育成特別事業奨学金」
特典:年間200万円(総額800万円)を給付。
選考条件:一般入学試験の成績上位者10名程度。
●東京女子医科大学「特別奨学生」
特典:授業料を給付。
東京女子医科大学のホームページには、「日本学生支援機構」「小林育英会」「公益信託川津哲郎 記念奨学金基金」「財団法人 颯田医学奨学金」「楠田育英会」「一般財団法人 山根奨学基金」など、さまざまな奨学金制度が掲載されていますので、ぜひ一度ご覧になることを強くお勧めします。
http://www.twmu.ac.jp/univ/medical/m-ent/shougaku.php
この他にも、「地域枠入試」や、自治体が独自に行っている奨学金制度を利用すれば、医学部の学費はグッと安く抑えることができますよ。
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