医学部専門予備校の方がいいの?大手予備校との違いや選び方の注意点!

医学部対策の勉強法

医学部を目指すなら医学部専門予備校に行った方がいいのでしょうか。

同級生の中には医学部専門予備校に通っていた人も、大手予備校に通っていた人もいます。今回は大手予備校との違いを踏まえて、医学部専門予備校の選び方の注意点についてお伝えします!

そもそも医学部専門予備校とは?

大手予備校より費用が高く指導が手厚い

まず言葉の定義を整理します。そもそも「予備校」は、高卒生向けのクラスを持つ教育機関のことです。高校生向けのクラスのみの場合、「塾」と呼びます。ただ「〇〇塾」という予備校があるため、紛らわしくなっています。

そして予備校の中に、医学部受験に特化した「医学部専門予備校」があります。

医学部専門予備校の特徴は、「大手予備校より費用が高く、指導が手厚い」という点です。

一般的な予備校の学費は、年間数十万円~100万円程度ですが、医学部専門予備校では年間200万円~600万円ほどかかります。その代わり、医学部入試を熟知した講師たちが生徒に合わせたサポートをしてくれることが多いです。

少人数授業やマンツーマン指導が多い

一般的な予備校では数十人、多いところでは50人規模の集団授業を行うのに対し、医学部専門予備校では少人数授業やマンツーマン指導を行っているところが多いです。

少人数授業だと質問しやすく、授業についていけなくなる心配もいりません。マンツーマン指導だと一人ひとりの志望校対策や、苦手科目に重点を置いた学習ができます。

また、二次試験で必要な小論文や面接対策も行ってくれます。

医学部入試情報に詳しい

入試は情報戦です。

医学部入試においても、出題傾向や配点比率、面接で聞かれたこと、推薦や特色入試などの情報が重要になります。高校時代、塾に通っていなかった友人は、現役のみが出願できる推薦の情報を知らず、出願しそびれたと言っていました。

近年は国公立医学部・私立医学部ともに推薦の枠が増えました。浪人していても出願できる推薦もあります。

医学部専門予備校では、膨大な知識を生かして、それぞれの目標に合わせたカリキュラムを組んでくれます。

こちらは医学部専門予備校検索サイトです。地域ごとや予備校の特徴ごとに検索することができます。

医学部専門予備校を選んだ方がいい人はこんな人

個別のカリキュラムで徹底管理してほしい人

自分で学習目法を立てるのが苦手な人は、医学部専門予備校でプロに計画を立ててもらいましょう。

また、一人ひとりへの勉強管理が徹底しているので、自分で勉強するのが苦手な人にもおすすめです。

一般的な予備校だと、一人ひとりへの管理が行きとどかず、途中で勉強をさぼったり遊びを始めてしまったりする人もいます。

同じ目標を持つ仲間と頑張りたい人

クラスメイトが全員医学部を目指しているので、互いに刺激し合い、モチベーションを保ち続けることができます。

特に私立大学医学部や医学単科大学を目指している人

私立大学や医学系の単科大学(旭川医科大学や浜松医科大学など)では、医学科独自の入試問題が出題され、傾向対策が必要になります。医学部専門予備校では、授業で大学別に入試問題の対策を行ってくれるところが多いです。

逆に国立医学部では、他学部と同じ入試問題を用いることが多いので、一般的な理系入試問題の対策が必要になります。

医学部専門予備校選び方の注意点

①合格実数とのべ総数をチェックする

予備校を比較する際に重要な「合格実績」ですが、実は予備校によって人数のカウントの方法が異なります。注意点は以下の通りです。

  • 講習会など短期間のみの受講生もカウントしている
  • 最終合格者ではなく、一次合格者も記載している場合がある
  • その年度の合格実績ではなく、これまで累計の合格実績を掲載している場合がある
  • 医学科ではない保健学科、看護学科も「医学部」として掲載している場合がある
  • 1人で複数校合格すると、合格「のべ人数」にカウントされる

特に最後の「のべ人数」は、予備校の生徒数が多いほど「合格実数」との乖離が大きくなります。のべ人数なのか、合格実数なのか必ず確認しましょう。

②追加費用がかからないかチェックする

予備校によっては、施設利用料こみの学費を提示している場合と、授業料のみを提示している場合があります。学費を調べるときは、特に施設利用料、空調費、テスト代、講習会費用が含まれているか確認しましょう。

自宅から離れた予備校に通う際は、さらに寮費や一人暮らし費用がかかります。

一方で、特待生制度やオンライン受講制度を利用すれば学費が安くなる可能性があります。

こちらの記事で、学費の注意点や代表的な医学部専門予備校の学費が掲載されています。

自分に合った予備校で合格を勝ち取ろう

これまで医学部専門予備校の特徴や、向いている人についてお伝えしてきました。一人ひとりの医学部受験に合わせたプロの指導を受けられ、同じ目標を持つ仲間たちと勉強できるのが魅力です。

選び方の注意点をお伝えしましたが、一番重要なのは「自分がここで頑張りたい」と思えるところを選ぶことです。

自分に合った予備校を見つけて、合格を勝ち取りましょう。

Cho Shinnichi

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金沢大学医学部に在学中の医大生ライター。中国生まれ、石川育ち。 臨床の現場に漢方医学を広めるのが人生の目標である。 生粋の文系少女で、文理選択に悩みつつも高...

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