受験に失敗し絶望している人へ「副題 4年前の自分へ」
大学受験に「失敗した」と思っているみなさんへ。
なぐさめとエールを送ります。
この記事を読んで、絶望しているみなさんの顔が少しは明るくなればよいなと思います。
Contents
1. 絶望しているみなさんに、落ち込まなくてもよい理由を説明します。
では、絶望しているみなさんへ。
落ち込まなくていい理由を説明します。
1 . 大学受験に失敗する人はたくさんいる。
「第1志望校に受からなかった」ということを失敗というならば、大学受験に失敗する人はたくさんいます。
第1志望校に受かる受験生は、全体の約10%。
つまり90%の人は、第1志望校に受かりません。
その意味で、大学受験に失敗する人はたくさんいます。
むしろ、失敗するほうが普通とも言えます。
ちなみに現役合格していないという意味で、浪人生も受験に失敗したと見ることもできます。大学生の5人に1人は浪人生です。
大学生のうち、受験に成功したと思っている人のほうが少ないのではないでしょうか。
数字について詳しく知りたい人は以下のリンクへ。
武田塾「【受験情報】数字で見る大学受験!第1志望合格者する人って何割?」
学び通信「大学の浪人率ってどれくらい?浪人生の多い大学や東大・慶應の浪人割合まで紹介!」
2. 大学受験に失敗しても、大学で成功することはできる。
大学受験に失敗しても、大学で成功することはできます。
高校生と大学生では、生活や求められる態度、学習方法、成績の評価まで大きく違います。
私の周りでも、高校では成績が悪かったのに、大学で成績が良くなった人がいました。
また、逆もあり、高校では成績が良かったのに、大学はサボりまくった人もいます。
大学受験の失敗は、大学生活の失敗を意味しません。
これからの大学生活を楽しみませんか。
3. 何が失敗かは終わるまでわからない。
何が失敗なのかは終わるまでわかりません。
「人間万事塞翁が馬」という故事成語があります。
一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることをたとえた話です。
幸運か不運かは容易に判断しがたいことを表しています。
人間、何が失敗か、何が成功かは終わるまでわかりません。
大学受験の失敗が、本当に「あなたの人生にとって失敗だったか」は誰にもわかりません。
もしかしたら、死んでからもわからないかもしれません。
2. 悩み別の解決策とエール。
では、悩み別に、解決策とエールを送っていきたいと思います。
1. 受験に失敗した自分と、成功した同級生を比べてしまう。
受験に失敗した自分と、合格した同級生を比べて落ち込んでしまう。
私も実は、第1志望に受からなかった受験生でした。
ということで、これはよくやってしまいました。
自分より偏差値が高い大学に受かった同級生のことが、つい妬ましくなってしまうことはあると思います。
しかし、いつまでも自分と他人を比べて、やきもきしているのは精神衛生上よろしくありません。また、嫉妬しても、その同級生に自分がなれるわけではありません。
ああ自分は嫉妬しているなあと思いつつ、徐々に気持ちを違う方向に向けていきましょう。
それでも比べてしまうというあなたへ。そういうときもあります。
しかし、自分の生活が充実していれば、段々と人と比べて落ち込むことも少なくなっていきます。時間が経つのを待ちましょう。
2. 大学受験の失敗を、他人にどう思われるのか気になる
あんなに頑張ったのに、こんな大学にしか入れなかった。
親や同級生はどう思うだろう。
そんな風に、他人の目が気になるあなたへ。
私も他人の目が気になる性質でして、受験に失敗したときは、異常に他の人がどう思うかを心配していました。
そんなみなさんに一言、申し上げます。
「人は他人をそんなに気にしていない。」
人間は、そんなに他人のことを気にしていません。というか、そこまで暇ではありません。
試しに、自分が第1志望に受からなかった同級生のことをどう思うか考えてみましょう。
なんとも思わない、可哀想だなくらいの感想しか出てこないのではないでしょうか。
大学に入って数年すれば、みんな同級生の誰が成功して、誰が失敗したかなど忘れています。他人にどう思われるか心配するだけ無駄です。
3. 大学受験に失敗したので、将来が不安。
良い大学に入れなかった、つまり良い会社に入れないと思って不安に思っている人はいませんか。
受験に失敗したからといって、職業人生が失敗したわけではありません。
受験の結果、決定するのは、あなたがこれから進学する大学と学部だけです。
また、よい大学に入ったからといって、就活に成功する訳ではありません。
知り合いには、偏差値の高い大学に入ってブラック企業で働く人もいれば、偏差値が低い大学に行ってもホワイト企業で働く人もいます。
就職活動は受験とはまた別のものなので、違う頑張り方があります。
受験に失敗したと思って、将来を不安に思う必要はないと思います。
4. 今後の頑張り方がわからない。燃え尽きた。
大学受験で頑張ったが、結果が出なかった。
今後、何で頑張ったらよいかわからない。燃え尽きてしまった。
大学受験で失敗したからといって、人生が終わった訳ではありません。
嘘だと感じると思いますが、受験を頑張ってよかったなと思うときが来ます。
受験を頑張ってよかったなと思う瞬間はたくさんあります。
例えば、
・受験で覚えたことが、大学の授業の基礎になる
・受験で覚えた英単語で、英語の授業のテストを乗り切る
・就職活動のWebテストで、受験時代に覚えたことが出てくる。
・受験時代の経験をこうして、ブログに書いている。
などなど。
一回、必死に覚えたことは、なかなか身体や記憶から抜けません。
これからの人生のための貯金と思って、有効活用しましょう。
燃え尽きても人生は続きます。ゆるゆると進んでいきましょう。
まとめ
今回は、受験に失敗したと思っている人に向けて記事を書きました。
そうはいっても、どうして成功できなかったのかと落ち込んで絶望するときもあると思います。気が済むまで落ち込むことも解決方法かもしれません。
自分の気持ちをしっかり受け止めて、前へ進んでいきましょう。
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