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私立の医学部「補欠合格」でも入学できる?
繰り上げの可能性を解説

Exam Information
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私大医学部を受験するときに話題になる「補欠」。
医学部は受験者が偏っているため合格後の辞退者がとても多く、そのため補欠合格から繰り上げ合格になる人がかなりの数存在します。

 

ですから、補欠から医大生になったという人も多いのです。

 

今回の記事では、私大医学部の補欠合格について説明します。

・補欠合格って?
・繰り上げ合格になる可能性はどれくらい?
・補欠合格のときの注意点

 

そもそも補欠って何?どれくらい補欠になるの?と疑問に思っている人や、実際に補欠合格になってドキドキしている人は、ぜひお読みください。

 

補欠合格とは

 

補欠合格とは、簡単に言ってしまえば「正規合格者が入学辞退したときには、その欠員の穴埋めに繰り上げ合格にする可能性がありますよ」という立ち位置。

 

私立医大の合格者には、3つのパターンがあります。

 

1つは、試験で合格点を取って学校に入学する正規合格者。
2つ目が、その正規合格者が辞退したときにその穴を埋める候補である補欠合格者。
3つ目が、実際に正規合格者に欠員が出て、その穴埋めとして合格になった繰り上げ合格者。

 

医学部受験の場合、当然ですがほとんどの人は何校も併願受験しますし、国立大学も受験することが多くなります。
そのうち何校も合格すれば、自分の志望に合わせて他の大学の入学を辞退するため、辞退された大学側ではその分入学定員の枠が空きます。
すると、大学は補欠合格者の中から繰り上げ合格をさせ、入学する人員数を確保しようとするのです。

 

補欠合格の発表方法は、大学によって違います。
成績順に番号を振ったりレベル分けをしたりして、補欠の中でも自分がどの立ち位置なのかがわかりやすい大学や、補欠であることしか知らされない大学など様々。

 

補欠の中での番号などが分かる場合は、どれくらい繰り上がりになりやすいかもわかるので、戦略が立てやすくなりますね。

 

繰り上げ合格となったら?

 

繰り上げ合格となった場合は、基本的に大学から電話がかかってきます。
早期の場合や大学によっては電報や速達の場合もあるようです。

 

電話の場合、その場で入学か辞退かを答えなければいけないため、慌てなくていいように予め繰り上げ合格したらどうすべきかを決めておきましょう。

 

また、この時期の電話は知らない番号や非通知だからといって無視せず、できるだけ出るようにしましょう。

 

実際に補欠から繰り上げ合格になった先輩の体験談はこちら!

 

どの程度繰り上げ合格する?

 

自分が補欠合格になると、「で、実際どのくらいの人まで繰り上げ合格になるの?」という点が気になりますよね。

これは、「年度と大学によって大きく異なる」としか言えません。

 

例年100人以上の繰り上げ合格が出る大学であっても、年度によっては60人程度しか繰り上げ合格しない場合もあります。
逆に、例年100人程度でも突然170人以上繰り上げの順位が回ったりする場合も。

 

「例年このくらい繰り上げ合格しているから〜」と油断していると自分にまで回ってこないということもありえますし、「どうせこの順位では無理だろう」と思って他大学へ手続きしていたら繰り上げ合格の連絡が来る……ということも十分ありえます。

 

また、まれな例ですが補欠合格者全てを繰り上げ合格にしてもまだ定員に足りない場合は、2次試験で不合格になった人が成績順に繰り上げ合格してゆく場合もあります。

 

繰り上げ合格は3月末まで回る

 

繰り上げ合格は合格直後の2月後半〜3月末まで回ります。
一部の大学は4月に入ってからも回り、入学式の前日に連絡があることもあるそうですが、大体の大学では3/31までがチャンス。

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特に繰り上げ合格が大きく動くのは、国立大学の合格発表後。
国立に合格した人は学費の安い国立に行くためその分の枠が空き、3月の中旬〜後半に連絡が回ることが多いようです。

 

補欠合格のときの注意点

 

「補欠合格でも100番以上繰り上げることがある」と聞くと、補欠合格になった人は「なんだ、じゃあもう受かったようなものだ」と思ってしまうかもしれません。

 

ですが、補欠からの繰り上げ合格を待つときには注意点もあります。
以下では、もし補欠合格になったときのために心に留めておきたいポイントをご説明します。

 

期待しすぎない

いちばん大切なのは、「補欠合格になったからといって、合格するとは限らない」ということ。

 

たとえ順位が上の方であったり、例年では回ってくる順位の補欠だったとしても、その年の状況によっては繰り上げ合格にならないことも十分に考えられます。
「補欠から繰り上げ合格になったらどうしよう」と考えておくことは大切ですが、期待し過ぎは禁物。

 

いざというときに焦らないよう準備しておくことは大切ですが、受からなかったときのことも考えて後期に向けた勉強や、補欠が回ってこなかった場合に浪人するか、他大学に進学するかなども考えておきましょう。

 

入学金は返ってこない

 

例えば滑り止めの大学には合格して、第一志望の医学部に補欠合格になった場合などには、金銭面にも注意が必要です。

 

というのも、一度大学に納めた入学金は返ってこないからです。

 

1校分の入学金しか用意していない場合、滑り止めの大学に入学金を納めてしまうと第一志望に繰り上げ合格しても入学金が準備できていない!という事態になってしまうかもしれません。

 

しかし、繰り上げ合格に期待して滑り止めの大学に入学金を納めていない場合、思ったように繰り上げが回らず、合格がふいになってしまう可能性もあります。

 

補欠合格になった場合は、両親(出資先)とも十分に相談して、どのように立ち回るかを決めておきましょう。

 

繰り上がったらすぐに行動しなくてはならない

 

繰り上がり合格した場合は、すぐに行動しなくてはならない点にも気をつけましょう。

 

電話で連絡が来る場合、基本的に取ったその場で入学か辞退を決めなくてはなりません。
また、入学金の納入や書類の返送も、正規合格に比べて期限が短くなります。
繰り上げ合格になってから必要なものを全部準備するのは大変なので、繰り上げに備えてできるものはあらかじめ準備しておきましょう。

 

入学手続きには、入学金や卒業証明書、住民票などが必要です。

 

学校によっては入学金をネットバンキングなどから振込可能にしている大学もありますが、昔ながらの振込用紙を利用する場合は「振込用紙を持って」「営業時間内に銀行へ」行く必要があります。

 

両親とも働いているなどの理由で昼間にすぐ振り込みに行くのはハードルが高い場合もあります。
繰り上げ合格になったら誰がどうやって振り込むのかなど、具体的な部分まで家族で話をしておきましょう。

 

また、卒業証明書は発行までに数日かかることがほとんど。
もったいないですが、補欠合格になった段階で予備を準備しておくと焦らずにすむでしょう。

 

住民票は、マイナンバーカードを持っていればコンビニでも手に入ります。
市役所やその出張所でももちろんすぐに手に入れられますが、急いでいるときはその時間すら惜しかったり、土日には手に入れられない場合もありますので余裕を持って行動しましょう。

 

補欠合格でも気は緩めずに!

正規合格にはなれなかったけれども、状況によっては医学部に進学できるかもしれない補欠合格。

「繰り上げ合格するかもしれない」「でも、無理かもしれない」と宙ぶらりんな気持ちになってしまいます。
しかし、繰り上げになるかどうかは時の運。

 

いつ繰り上げ合格になってもいいように準備をしつつも、気を緩めずにこれからに向けての勉強も継続しておいたほうがいいでしょう。

 

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二木原 恭子

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九州大学大学院修士課程修了(哲学専攻)、千葉県出身。大学は上智大学文学部哲学科。 勉強する時はリプトンの紅茶を常にお供にしていた。 受験時は特に世界史に苦労...

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