【受験生】勉強嫌いから勉強好きになるためには。
勉強は楽しいですか?
多くの人は楽しくないと答えると思います。
今回は、勉強好きになるための方法を紹介します。
Contents
1. 勉強好きな人っているの?
そもそも、勉強が好きな人っているの? みんな嫌いじゃないのかと思う人も多いと思います。2021年の、LINEリサーチによる高校生への調査があります。
その調査では、勉強は好きですかという質問に対して、34%が「好き」、「どちらかといえば好き」、66%が「好きではない」、「どちらかといえば好きではない」と回答しています。
(出典:LINEリサーチ)
高校生の勉強事情について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
勉強はどちらかというと好きではない、好きではないと回答している割合が66%であることがわかりました。一方で、勉強が好きと回答する高校生もいるようです。少数派ではありますが、高校生のなかでも勉強が好きな学生もいることがわかりました。
2. 途中から勉強好きになる学生もいる
大半の高校生は勉強が嫌いなようです。一旦、勉強が嫌いになった学生は、学生生活の終わりまでそのままなのでしょうか。勉強嫌いから勉強好きに変わる高校生もいます。ベネッセの調査によると、前年には勉強が「嫌い」と回答したが、翌年には勉強が好きと回答した高校生が、11.9%ほどいることがわかりました。高校生で勉強が好きになる学生も存在します。
それでは、勉強嫌いから勉強を好きになる学生はどんな特徴があるのでしょう。
調査からわかる特徴について解説したいと思います。
①将来の目標をはっきりもった。
勉強嫌いから勉強好きに変化した学生のなかで、将来の目標が「はっきりしていない」から「はっきりした」と変化した割合が、他のグループよりも多いことがわかりました。
つまり、勉強嫌いから勉強好きになった学生のなかには、将来の目標が以前と比べて明確になった学生の割合が、以前から勉強が好きなグループや勉強が嫌いなグループなどより多いのです。将来何をやりたいのかがはっきりすることにより、そのためにどんな勉強が必要か明確になり、勉強へのモチベーションがあがるのかもしれません。
勉強って将来役立つの?という質問がありますが、何に役立つのかわからないことを続けるのは難しいでしょう。勉強を好きになるためには、目標を明確にすることが重要です。
②自分から勉強に取り組む経験を持つ
他に調査からわかる特徴として、調べたり考えたりしたことを発表する授業、学校の先生以外の人の話を聞く授業を受けた経験があるということがわかります。勉強好きになった学生は、受け身の授業以外に、自分から考えたことを発信する授業を受けている学生が多いようです。また、単に学校の先生だけではなく、色んな人から学ぶという経験があるようです。
いわゆる学校のお勉強以外の経験を持つことが重要なのかもしれません。
勉強嫌いから勉強好きになることは可能です。今、勉強が嫌いでも、将来にわたってそうとは限りません。どんどん勉強を好きになっていきましょう。
ベネッセが行った「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」の結果について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
3. 勉強を楽しいと感じるまでにやったこと
ここからは自分自身の体験から、勉強を楽しいと感じる方法について紹介したいと思います。
①好きなこととつなげる
好きなことというより、苦にならないと言い換えてもよいかもしれません。好きなことは、好きなので長時間苦にならずにやり続けることができます。そのことを勉強とつなげてみたらどうでしょうか。
例えば、私はユーチューブの動画を見ることで、英語の能力を上げました。
私はユーチューブの動画を見ることが大好きなのですが、見ている時間を有効利用しようと思って、一時期英語のユーチューブ動画ばかり見ていることがありました。多いときは1日3時間ほど見ていたと思います。その結果、TOEICの点数が200点伸びました。動画を見るという好きなことと英語の勉強をつなげて、成績を伸ばすことができました。
長時間しても苦にならないこと、楽しいことと勉強をつなげていきましょう。
②色んなことに対して、好奇心を持つ
好奇心を色んなところに向けてみてはどうでしょうか。私は好奇心が強く、知らないものがあると、すぐにそれが何かを調べることが多いです。この習慣が、私を勉強好きにしてくれたと思っています。例えば、私は食べ物の原材料一覧を読むのが趣味なのですが、わからない原材料名がでてくると、すぐに辞書で引いてみるということをよくしていました。その習慣によって、小学生のときは色んな言葉を知ることができました。これは何だろう、なぜだろうと思ったら、覚えて調べてみる。この繰り返しが、勉強を好きになる方法かもしれません。
③苦しくない勉強方法を見つける
勉強というと、苦しいものそんなイメージがあるかもしれません。自分にとって苦しくない勉強方法をみつけましょう。例えば、漢字の書き取りが大嫌いなのに、書き取りによって漢字を勉強しようとすると大変ですよね。違う方法で、目標が達成できないか考えてみましょう。例えば、私は歴史の出来事を単純に暗記するということが苦手でした。そのことを歴史漫画をたくさん読むことによって、克服しました。単に出来事が並んでいると、そのことのイメージが湧かなくて、覚えられなかったのです。しかし、歴史漫画を読むことによって、その時代の人物や物が具体的に浮かぶようになり、暗記が楽になったことを覚えています。
どうやったら苦しまずに勉強できるか、勉強方法を工夫していきましょう。
③時期を待つ
勉強をしたくなる時期を待つということです。勉強に対するモチベーションには波があります。どんなに勉強が好きなひとでも、ちょっと面倒くさいなあと思う時期はあると思います。自分が勉強したい、勉強しなくてはならないとそう思うときまでは、そこそこに勉強をすることも重要だと思います。
私は英語の文法が大嫌いで、できるだけ避けてきました。しかし、高校3年生になったときに、文法をきちんと勉強しないとこれ以上の成長はないなと思い、集中して英文法を勉強しました。
勉強嫌だなと思っても、いつかやりたいなと思うときがくるかもしれません。時期を待ってみるというのも方法の1つでしょう。
まとめ
今回は、勉強を好きになる方法について紹介しました。
やっぱり楽しいことをしたいですよね。勉強も楽しんでいきましょう。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。