東大に入る受験生の勉強方法とは?完全解剖します!
東大生の勉強方法が気になりませんか。
東大に合格できる受験生はどのように勉強しているのでしょうか。
今回は、最強の情報処理能力をもつ東大生の勉強方法について、調べてみました。
Contents
1. 東大生が使っていた勉強法とは?
東大生が使っていた勉強法とはどういったものでしょうか。今回は、分野ごとにわけ、「受験生のよくある悩み」別に、東大生がどのような方法を使ったか紹介していきたいと思います。
①東大に合格した受験生の参考書活用術
受験生の悩み:参考書、問題集の選び方がわからない。
・問題集を選ぶ際には、「いま、自分にはどの分野での問題演習が必要か」をきちんと把握し、その都度必要に応じた問題集を選ぶ。
・手に入れた問題集が自分のレベルに合っていないと感じた場合は、途中でやめる。
・「どの参考書がよい」といったリサーチに時間をかけるなら、その分、身近にある参考書を解く回数を増やす。
受験生の悩み:あまり使わない参考書、問題集がある
・単語帳を使っての勉強が苦手だと分かったので、単語帳はほとんど使わず、高校や河合塾で配布された教材の英文を何度も読み返し勉強した。苦手な形式の参考書や問題集は使わなかった。
・同じ参考書のみを使い続けるとマンネリ化を招き、知識が偏る可能性が高いため、メインとサブの英単語帳を使い分けた。サブの参考書には時間を割きすぎないようにした。
②東大に合格した受験生の時間の使い方
受験生の悩み:通学時間を有効活用できていない。
・通学時間が2時間弱と大変長いので、暗記、授業の復習を行い、睡眠も取っていた。授業のノートを見ながら、自分の脳内で内容を整理していた。
・読書や睡眠をしていた。
・登下校の電車で英単語を覚えるようにした。短時間で集中して勉強するように意識した。
受験生の悩み:部活との両立が難しい。
・部活などで疲れ切ってしまうので、平日は好きな教科だけ勉強していた。土日の夜に数学や化学の演習問題、英語や古文の予習をまとめてやり、平日の夜は地歴、化学、古文といった好きな教科の復習をしていた。
・潔さと効率を大事に、通学時間にできるだけ勉強をした。電車内でも読むことはできるので、通学時間内に読んで勉強をした。
③東大に合格した受験生の勉強継続法
受験生の悩み:モチベーションが保てない。
・勉強した内容を毎日つけておいて、1週間単位で振り返るようにした。
・目標を再認識する。「どの大学で、どの学部で、どんな勉強をしたいのか」、改めて目標を見つめ直した。
・苦手科目でやる気をなくした場合、基本的な問題から確認する。
・勉強をする際は、短期的な目標あるいはノルマを掲げる。自分で設定した目標に追いつけないと、それだけでかなりやる気が削がれてしまう。そのため、きちんとこなせて、なおかつ余力の残るノルマに設定する。
受験生の悩み:勉強を習慣化できない。
・決まった時間に決まった勉強をする、というルールを作る
・とにかくやる気がなくても勉強をする環境に身をおくようにしていた。授業が終わったら自習室に篭り、閉館など特定の時間まで勉強することを習慣づけた。
・得意科目から勉強を習慣化していく。
④東大に合格した受験生の集中法
受験生の悩み:集中力が続かない。
・長期休みや土日などで一日中塾の授業がない日は、午前中から自習ができる近所の図書館に行き夕方まで勉強したあと、夕食を自宅でとって、その後さらに3時間ほど自室で勉強するというリズムをつくっていた。場所を変えることによって、集中力を持続させた。
・勉強の内容を定期的に切り替えて飽きないようにした。
・音楽を聴きながら散歩をし、少し体を動かすことで気分をリフレッシュした。
受験生の悩み:途中で眠くなってしまう。
・眠気に耐えながらダラダラと勉強するより、10分程度の仮眠を取ってから勉強した方が効率的。思い切って仮眠を取る。
・質の良い睡眠のために、家ならベッド、自宅以外でも横になれるところがあればそこへ行って、「今は寝よう」と意識的に寝るようにした。自習室で頻繁に寝るようになると、自習室に来ただけで眠くなってしまう。寝る場所と勉強する場所をはっきり区別してメリハリをつけた。
⑤東大に合格した受験生の情報活用法
受験生の悩み:模試をどうやって活用したらよいかわからない。
・受験者の得点分布と大問ごとの得点に注目。母集団が大きい模試を定期的に受験することで、自分の立ち位置(順位)を確認するだけでなく、受験科目や科類ごとの受験生の得点分布を把握することができる。
・模試での分野別平均点や偏差値を気にかけた。各分野のどこが苦手なのかを把握するようにして、総合得点だけで一喜一憂しないように心がけた。
受験生の悩み:どんな情報が必要かよくわからない。
・入試の対策法・攻略法については情報収集すべき。その際には、どの情報が自分にとってより適しているのかを選択したほうがよい。
・入試の試験科目・配点、合格最低点・合格者平均点などの基本情報は、センター試験・東大二次試験の両方においてしっかり確認しておく。
・合格最低点を確認し、各科目で何点取れば350点以上になるのかを計算した。
・出題傾向を把握して、東大に特化した対策をした。出題傾向は絶対に把握すべき。
「東大生のおすすめ勉強法」について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。
2. 東大生は負けず嫌い?
勉強方法について詳しく知ることができたと思います。では、東大生はどのようなマインドで受験に挑んでいったのでしょうか。東大生の勉強への向き合い方を紹介したいと思います。
東大生というと、生まれたときから勉強することが好き、好奇心旺盛という印象がありませんか。意外とそうではないことがアンケートからわかりました。東大生220人に質問したアンケートによると、東大生が小・中・高と続けて勉強したいと思った理由の一番多い回答は、「いい点数をとりたかったから」というものでした。ちなみに、中高生のときに2番目に多い回答は「行きたい大学があったから」でした。勉強が芯から好きという東大生も多いと思いますが、それと同時に、よい成績を取りたいと競争心をもって勉強している東大生も多いようです。
『現役東大生220人アンケート調査で判明!「両親に勉強しなさいと言われた1日の回数」「東大生が小学生、中学生の時に勉強したいと思った真の理由」』について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。
3. 効率がよい勉強方法で受験を乗り越えよう
自分が通っていた高校は進学校だったので、東大に合格する同級生もいました。その人たちを見ていて、非常にバランス感覚がよく器用なタイプだなと感じていました。東大は文系、理系ともに配点に偏りが少なく、全ての科目が得意なタイプが有利です。一つの科目だけで一点突破することが難しいように思えました。東大受験生には、たくさんの科目をバランスよく勉強する器用さがもとめられているような気がします。
そんな複数のことを同時に進めるために工夫された勉強方法から学べることはたくさんありましたね。効率のよい勉強方法で受験を乗り越えましょう。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。