医学部医学科全82校の過去問は無料でGETできる!
みなさん、夏休みも終わり過去問に取り組もうとしている方も多いのではないでしょうか。
保護者の方々も気になりますよね。
今回は「無料」で医学部医学科の過去問をGETできる方法を以下の2つに分けて紹介します!
① 大学のホームページから入手できる
② 無料のサイトから入手できる
①は掲載年数が短いですが会員登録は必要ありません。まずは①、より演習をつみたいという場合は②を利用すると良いでしょう。
Contents
医学部の過去問を掲載している大学 3~5年程度掲載
大学のホームページで過去問を掲載している大学も多くあります!
気になっている大学の過去問に素早くアクセスし、すぐにチェックすることが可能です。
大学側が直接掲載している過去問ですから、見れば入試への意欲や入学願望が高まってくるのではと思います。
これを参考にして、赤本を買ったり自分の実力に合った問題集・参考書を買ったりして、さらに勉強を深めていってください。
国公立大学の医学部で、過去問をホームページに掲載している大学は、以下の通りです。多くの国公立医学部が入試問題をホームページに掲載しています。
○や△から各問題掲載ページにアクセスすることができるのでぜひ活用してください。
大学名 | 一般選抜 (一般入試) |
総合型選抜 (AO入試) |
学校推薦 型選抜 (推薦入試) |
---|---|---|---|
北海道大学 | ○ | ||
弘前大学 | ○ | ||
東北大学 | ○ | ||
秋田大学 | ○ | ○ | |
筑波大学 | ○ | ||
群馬大学 | ○ | ○ | |
東京大学 | ○ | ||
東京医科歯科大学 | ○ | ||
横浜市立大学 | ○ | ||
山梨大学 | ○ 後期試験のみ | ||
信州大学 | ○ | ||
金沢大学 | ○ | ||
福井大学 | ○ | ||
岐阜大学 | ○ | ||
名古屋大学 | ○ | △ | |
名古屋市立大学 | ○ | ||
三重大学 | ○ | ||
京都大学 | ○ | ||
京都府立医科大学 | ○ | ||
大阪大学 | ○ | ○ | |
大阪公立大学 | ○ | ||
神戸大学 | ○ | ||
奈良県立医科大学 | △ | △ | |
和歌山県立医科大学 | ○ | ||
鳥取大学 | ○ | ||
島根大学 | ○ | ○ | |
広島大学 | ○ | ○ | |
山口大学 | ○ | ||
徳島大学 | ○ | ||
高知大学 | △ | ||
佐賀大学 | ○ | ||
長崎大学 | ○ | ||
熊本大学 | ○ | ||
大分大学 | ○ | ||
鹿児島大学 | ○ | ||
琉球大学 | ○ | ○ |
また、私立大学医学部で、過去問をホームページに掲載している大学は、以下の通りです。
私立医学部は国公立医学部と比較してホームページに入試問題を掲載している大学が少ない印象です。
もし気になっている大学があればぜひ確認してみましょう。
大学名 | 一般選抜 (一般入試) |
総合型選抜 (AO入試) |
学校推薦 型選抜 (推薦入試) |
---|---|---|---|
自治医科大学 | ○ | ||
埼玉医科大学 | ○ | ||
北里大学 | ○ | ||
杏林大学 | ○ | ||
東京医科大学 | ○ | ||
昭和大学 | ○ | ||
日本大学 | ○ | ||
日本医科大学 | △ | ||
藤田医科大学 | ○ | ○ | |
関西医科大学 | ○ | ||
近畿大学 | ○ | ○ | |
無料の過去問掲載サイト 7選! 大手塾から医学部専門予備校まで
次に無料で過去問を入手できるサイトについて紹介します。
検索すればほとんどの過去問は出てくる
今は検索すればなんでも出てくる時代。
わざわざ本屋に行かなくても、どこかのサイトに過去問が載っていれば便利だと思いませんか?
実は予備校や出版社のサイトを探せば、過去問は載っています。
「志望校の過去問を買う前に、ちょっと内容を確認してみたい」「本屋に行く時間はないけど、サッと過去問をチェックしたい」などの時に便利ですよね。
見たい過去問が、1つのサイトに載っていなくても、他のサイトに載っていることがあるので、複数のサイトを探してみましょう。
また、解答はついていないことが多いので、じっくり勉強・研究するときには満を持して赤本を買うか、ちょっと解答解説を知りたい時には学校や塾の先生に聞きましょう。
過去問データベース (東進ハイスクール) 190大学の問題・解答を網羅
映像授業で有名な大手塾「東進ハイスクール」のサイトです。190大学、最大29年分を閲覧することができます。
閲覧には「過去問データベース」への会員登録が必要で、高校生・高卒生限定になっています。
【おすすめ①】有名な大学を網羅して掲載
公式サイトでも説明しているように、190の大学から最大29年分の過去問が掲載されています。
有名な国公立大学・私立大学はほとんど掲載されています。
次に紹介するパスナビと比べると、掲載年度が多いのが嬉しいところです。
【おすすめ②】問題講評も見られる
過去問をやっていると、「この年度は難化したのかな?」などと気になることがあります。
旧帝大や早慶などの過去問には問題講評がついているので、参考にしてみましょう。
【注意①】入試の種類が多い大学は網羅されていないこともある
A方式・B方式など、入試制度が多い大学や、学部が多い大学は注意しましょう。
「解答が載っていない」「そもそも問題も載っていない」ということもあります。
【注意②】私立の医学部は載っていない大学も複数あり
どのサイトにも共通して言えることですが、「大学自体が過去問題集を販売している」「赤本を出版している」などの理由で、過去問の掲載を認めていない大学もあるので注意しましょう。
パスナビ過去問ライブラリー (旺文社) 年数は限られるものの掲載大学が多い
続いては「パスナビ」。
「英単語ターゲット」シリーズや「基礎問題精講」シリーズで有名な株式会社旺文社と、株式会社教育デジタルソリューションズが共同運営しています。
こちらも閲覧には新規登録・ログインが必要です。
【おすすめ①】掲載大学が豊富
東進と比べると、3年分など年数は限られるものの、載っている大学が多いのが嬉しいところ。
東進のサイトに載っていない大学でも、パスナビなら掲載されている場合も多いです。
【おすすめ②】解答解説付きの大学が多い
パスナビの過去問サイトは、旺文社の「全国大学入試問題正解」が出典元になっています。
権威のある書籍から出店している過去問や解答・解説なので、安心して参照できます。
東進のサイトは東大以外の解説がないので、解答解説を参考にしたい方におすすめです。
【注意】解答解説はザックリしている
出典元の「全国大学入試問題正解」は、できるだけ多くの大学の過去問を網羅することを目的に編集されています。
そのため、1校1校の過去問の解答解説をする紙面の余裕がなく、最近の問題集のような「懇切丁寧な解答解説」はついていません。
「簡単な解説を見ればわかる」という方以外は、わからないところがあれば学校や塾の先生に質問しましょう。
次からは医学部予備校のサイトを紹介します。私立医学部を志望する方はこちらも参考にしてみましょう。
大手のサイトに掲載されていない過去問が時々載っていることがあります。
医学部予備校Windom 解答解説のみ
東京・渋谷に拠点のある医学部予備校Windom(ウィンダム)のサイト。私立医学部のみで問題自体は閲覧できませんが、解説と解答を閲覧することができます。
もちろん著作権許諾の取れた過去問ですので、ご安心ください。
昭和大学(Ⅰ期・Ⅱ期)など、入試形式ごとに載っているのが嬉しいところ。
最新版の解答速報はLINEの友達登録をすると閲覧できます。受験期の自己採点に役立ちます。
医学部予備校YMS 解答解説のみ
こちらも有名な大手医学部予備校です。東京・代々木に校舎を持ちます。
Windomと同様、解答・解説しか閲覧できませんが講評も掲載してあるところが医学部受験生にとって嬉しいポイントですね。
英語・数学しか閲覧できないようになっていますが、LINEで友達登録・メールマガジン登録のいずれかをすると無料で理科も閲覧できます。
アイメディカ 請求すれば解答がもらえる
東京・渋谷を拠点とする医学部予備校「アイメディカ」。
私立医学部を中心に過去問が載っています。
Windom、YMSとの違いは、請求すれば「解答」をもらえるところ。
氏名・解答が欲しい大学をフォームで入力すれば請求できます。
メビオ 解答解説のみ 関西の医学部予備校
大阪を拠点とする、「医学部進学予備校メビオ」のサイトです。
こちらも私立医学部の解答・解説のみの掲載です。YMSと同様、理科の解答を閲覧するためにはLINEの友達登録もしくはメールマガジンの登録が必要です。
メビオの講師による詳しい講評・総評は参考になります。
医学部受験の教科書 幅広い年度の過去問を揃えている
岡山大学医学部進学会を運営し、ご自身も同大学の卒業生でもある石戸 佑典(いしと ゆうすけ)さんが運営しています。
YouTubeにも「医学部受験チャンネル」を開設し、情報発信をされています。
こちらは私立医学部・国公立医学部のどちらも掲載してあります。
2023年度最新版のものはなかなか揃っていませんが、2011年~2021年など幅広い年度の過去問を揃えています。
学校ごとに掲載されている年度の幅が異なること・解答解説の掲載がないことに注意して活用しましょう。
まとめ:過去問・模試を有益に活用して力を伸ばそう
今回は過去問を無料で閲覧できるサイトについて紹介しました。
過去問は解きっぱなしではなく、解いた後にしっかりと「どうして間違えたのか」「どうすれば次正答できるのか」を考えることが大切です。
これからも体調に気を付けて力を付けていきましょう!
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