受験生!死にたくなるほど追い詰められたら?心のケアにも目を向けよう!

医学部受験のメンタル対策

受験生の皆さん、毎日順調ですか? それとも辛いですか?

毎日課題に追われ、時間に追われ、、、だんだんと心が追い詰められますよね。

今回はストレスの対処法や「受験うつ」について紹介していきます。

もう死んでしまいたい、、、受験生にかかるプレッシャー

時に偏差値が上がらなかったり、親や友達との関係に悩んでいる方は「もう死んでしまいたい」なんて考えてしまうかもしれません。

他にも自分では大丈夫と思って勉強を続けていても目に見えないストレスが積もりに積もって突然がくっと気分が落ち込んでもう何もできない、、、なんて時もあるかもしれません。

でも、心配しなくて大丈夫です。この記事を読んで、私と一緒に解決法をさぐっていきましょう!

受験生のストレスはたくさんある

受験生は本当にしんどいですよね。まず勉強ですが、これを長時間続けることそのものがストレスです。

毎日よくわからない勉強と格闘しなければならず、あまり息抜きすることが許されないのでストレスが溜まっていく一方になっていませんか?

他にも一生懸命勉強しても成績が伸び悩んでしまうこともあると思います。

志望学部や志望校との偏差値の差が全然埋まらないと「もう無理なのかも、、、受験辞めたい。」なんて思うことや、他にも親や友達との関係もストレスの一因になる場合もあるでしょう。

ストレスの対処法

  • ご飯を食べて寝る

気分ではないかもしれませんが、きちんと栄養を取って十分な睡眠時間が取れると気分が安定することがよくあります。

特に美味しい食事は心の栄養でもありますし、家族とのコミュニケーションの場にもなるのでそこでストレスについて話してみるといいでしょう。

  • 1日だけと決めて気分転換をする

特に勉強で行き詰まって自由もなくなるとやる気も起きなくなってしまいます。

こんな時はダラダラ勉強するよりも1日思い切って気分転換に遊んでみるのもいいでしょう。

  • 周りの人や第三者に相談してみる

人に頼るのは勇気がいりますが、良いアドバイスがもらえたり、協力してくれる人が出てきたりして問題が解決することがあります。

自分1人がなやんでいると思ったら周りの人も意外と苦しんでいることも、、、。

信頼できる人がいる場合は一歩勇気を出して相談してみましょう。

  • ストレスによる症状が辛いときは病院を受診してみる。

ストレスで眠れなかったり、食欲が出なかったりするなどの症状がありそれが続いて辛い場合は病院を受診してみましょう。治療により症状が改善されて、勉強にも集中できるようになるでしょう。

以下の記事もとても参考になります。ぜひ読んでください。

 

受験うつとは?

受験うつは受験の時期に発症したうつ病のことです。

うつ病って聞いたことありますか?この頃よく聞くと思われた方も多いと思います。でも具体的にどんな症状が当てはまるとうつ病なのか知っていますか?

MSDプロフェッショナル版では小児及び青年における抑うつ障害という項目の中でうつ病の診断には以下の条件があることが述べられています。

診断するには,以下のうち1つ以上が同一の2週間以内にほぼ毎日,かつ一日の大半の時間にみられる必要がある:

  • 悲しみを感じている,または悲しみ(例,涙を流している)または易怒性が他者により観察されている

  • ほぼ全ての活動に対する興味または喜びの喪失(しばしば著明な倦怠と表現される)

加えて,以下のうち4つ以上が存在しなければならない:

  • 体重減少(小児では,予測される体重増加がみられない),食欲減退,または食欲亢進

  • 不眠または過眠

  • 他者により観察される(自己報告ではない)精神運動焦燥または制止

  • 疲労感または気力減退

  • 思考,集中,および選択の能力低下

  • 死(死の恐怖だけではない)に関する反復的思考および/または希死念慮もしくは自殺企図

  • 無価値感(すなわち,他者から拒否され,愛されていないと感じる)または過剰もしくは不適切な罪悪感

青年におけるうつ病は,学業不振, 物質乱用,および 自殺行動の危険因子である。抑うつ状態の間は,成績が急激に低下したり,重要な友人関係を失ったりする傾向がある。非常に重度のうつ病では,精神病症状が現れることがある。

小児および青年における抑うつ障害 – 19. 小児科 – MSDマニュアル プロフェッショナル版 (msdmanuals.com より引用

上記のような状態ではとても勉強に集中できるような状態ではありません。この状態で勉強を続けると、勉強に集中できないだけでなくそれによって成績が落ちてしまうという負のループに陥ってしまいます。

受験生にとって勉強は1番大切なことかもしれませんが、それ以上に大切なのは自分の命なので自分が今この状況だなと思う人は病院で診察を受けたり、休息を取ったりすることで少しでも気分を安定させるようにしましょう。

 

私の高校生の時の経験

私自身も受験生の時ではないのですが、高校生の時に勉強のことで追い詰められてうつ状態になったことがあります。

最初に指摘を受けたのは体重減少でした。その時に勉強のことや人間関係のことで困っていることはないか聞かれ、自分では大丈夫だとばかり思っていましたがかなり追い詰められていたことに気づきました。

私はこの時点で人から指摘を受けたので少し考えを改めて休息をとり大事には至りませんでしたが、その時に言われていなければもっと自分を追い込んでいたかもしれません。

その時に相談に乗ってくれたのは家族や以前から通院していた小児科の先生でした。自分が弱っているときは誰かに相談する気分にもなれないかもしれませんが、本当に相談しやすいと思う人に一人でも相談できると気持ちが軽くなると思います。

休息したら成績が下がるかもと思うかもしれませんが、私の場合は一時的には下がりましたが、勉強できるようになると徐々に上がりました。

受験生にはメンタルヘルスが重要

受験生という期間は1年間あり、かなり長いです。人によってはそれよりもずっと前から自分の目標や夢に向かって勉強を頑張っている人も多くいると思います。

しかし頑張り続けていると精神的に追い詰められてしまうことがあります。時々休息を取り、自分の心もメンテナンスをしてみましょう。

今すごく追い詰められている人もいるかもしれませんが、受験に成功する以上に1番大切なのは自分の命です。

また心や体がボロボロだと受験どころではなくなってしまうので、皆さんもメンタルヘルスを視野に入れて勉強するようにしましょう。

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