医大生インタビュー(8)
女子医での学生生活(女子医Oさん)
大学の説明会やHPなどではほとんど紹介されていないものの気になるのが、「部活」や「バイト」といった授業以外の学生生活。
「大学時代の部活と将来専攻する科には密接な関係がある」なんてウワサもあり、気になってしまいますよね。
今回は、そんなよりプライベートな部分についてお伺いしました。
医学部を目指す女子の皆さんへの嬉しいメッセージも頂いています。
よりリアルな学生生活をイメージして、モチベーションをアップさせていきましょう!
今回インタビューした医大生の先輩はこちらの方!
Oさん
東京女子医科大学医学部 5年生
現役合格
前回の記事はこちら
女子医の部活事情と受験生へのアドバイス
医学部は部活が厳しいイメージがありますが、女子医はどうなのでしょうか?
今回は、気になる「部活」について雰囲気を教えてもらいました。
最後に、受験生への皆へのエールもありますよ!
女子医の部活の雰囲気は?
– 「医学部の部活は厳しい」とよく聞きますが、女子医はどうですか?
Oさん:医学部はサークルがなく、運動部に入る人が多いですね。
確かに「皆部活に入って当然」という雰囲気はありますが、女子大だからか「練習には絶対出席しなくてはいけない」「夜遅くまで拘束される」ということはありません。
学年が上がると、途中でやめる人もいます。
– 部活と専攻する科の関連性はありますか?
Oさん:女子医ではそこまで強い関連は感じません。
ただ、「部活の先輩の紹介」などで専攻を決めたりすることはあるかと思います。
– Oさんはどんな部活をしていますか?
Oさん:私はスキーと水泳、ESSに所属しています。
(ESS:「English Speaking Society」の略)
ESSでは、海外の医学生とオンラインで繋がり、それぞれ課題を決めてグループでプレゼン発表を行っています。
他国の制度を知るきっかけにもなりますし、その縁で留学する人もいるんですよ。
受験生へのアドバイス
– 受験生へのアドバイスをお願いします。
Oさん:「医者になりたい」という気持ちを大切にしてください。
私は数学が苦手でしたが、実際に医学部に入ってみたらほとんど使いませんでした。
生物は少し使いましたがそれも初期だけですし、そもそも物理選択の人もいます。
病気についての勉強は、それまでしてきた理系の勉強とはまた全く違った内容です。
暗記が多く、むしろ文系寄りといえます。
ですから、「理数系科目が苦手だから」と医者になる夢をあきらめないでください。
中に入ったら大丈夫なので。
一生続けられる仕事をしたい女子に、医者はおすすめの仕事だと思います。
頑張ってください!
次回の医大生インタビューは「聖マリアンナ医科大学に受かるまで」!
「病気について勉強しているという点は違うかもしれないが、実際は普通の学生がほとんど」と語っていたOさん。
その言葉通りとても親しみやすい雰囲気でした。
「理系が苦手でも大丈夫」というのはとても励みになる情報ですね。
次回からは、聖マリアンナ医科大学5年の先輩についてのインタビューを掲載します。
女子医とはまた全く違った雰囲気の聖マリ。
1回目は、医者になろうと思ったきっかけと合格までの道のりをお伺いしました。
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