【だらけ防止の休憩ルール】勉強効率をあげる休憩と休憩時間とは?
いつ休憩を取ればよいかわからない。
休憩をとったほうが効率的なの?
ついつい休憩をとってだらけてしまう。
休憩に関して色んな疑問があると思います。
今回は、休憩について紹介します。
Contents
1. 休憩って本当に必要?
いきなりですが、休憩って本当に必要なのでしょうか。休憩せずに勉強すれば、もっと長い時間勉強できるのでは。そう思ったみなさん。休憩は取ったほうがよいというデータがあります。
同じような学力の中学1年生を、3つのグループに分けて、英単語を覚えてもらいます。
1つ目のグループは、60分休憩なしで勉強します。
2つ目のグループは、45分休憩なしで勉強します。
そして、3つ目のグループでは、15分かける3セット、7.5分の休憩を2回とって、勉強します。
1週間後の英単語を覚えているかどうかテストした結果、休憩をとった3つ目のグループの点数が最も高かったのです。
つまり、休憩を取らずに勉強するよりも、休憩をして勉強するほうが、効果的に勉強できる可能性が高いということです。
休憩をとって、効率的に受験勉強を進めていきましょう。
「学習時間を細かく分けた「45分」で「60分」と同等以上の学習効果を発揮 “長時間学習”よりも短時間集中の“積み上げ型学習”が有効であった」については以下のリンクカードをクリック。
2. どうやって休憩すればよいの?
そうはいってもいつ休憩すればいいかわからない。そんなみなさんに、いくつか休憩するサイクルを紹介します。
①学校に合わせる。
通っている学校の、授業時間に合わせて休憩する方法です。例えば、学校が50分授業、10分休憩だとします。その場合、家で勉強するときも、そのサイクルで勉強します。いつも慣れ親しんでいるサイクルを活用すれば、勉強に集中しやすいかもしれません。
②入試の時間と合わせる。
受験の本番のサイクルに合わせて勉強します。例えば、慶応大学法学部が第一志望の場合、慶応大学の入試は、80分、80分休憩、60分、50分休憩、90分というサイクルになっています。このサイクルに合わせて勉強しましょう。普段から本番と同じリズムで勉強すれば、本番に力を発揮できるでしょう。特に受験直前に、本番と同じ時間帯に勉強するとよいと思います。
③ポモドーロ法を試す。
ポモドーロ法とは、1990年代にフランチェスコ・リシロ氏が作った、タイムマネージメント法のことです。
ポモドーロ・テクニックの手順はとっても簡単。
1)やりたい課題を選ぶ
2)タイマーで25分セットする
3)タイマーがなるまで課題に取り組む
4)5分程度の短い休憩をする
5)2~4を4回繰り返したら(おおよそ2時間たったら)、長めの休憩を取る。
このステップに従って、作業をするだけです。
試しに、このブログを書きながら、ポモドーロ・テクニックを実践してみました。
いつも休憩を取らずに、ブログを書いて煮詰まることが多いのですが、この方法のおかげで、ほどよく気分転換ができました。作業量もいつもより多かったです。
ぜひ、試してみてください。
「ポモドーロ・テクニック再入門ガイド|すぐできる生産性アップ術」については以下のリンクカードをクリック。
3.だらけ防止のための休憩ルール
休憩が重要なことはわかりました。しかし、そうはいっても休憩をとっているうちに、ついついだらけて勉強に戻れない。そんな悩みを持っている人も多いでしょう。
ということで、私が受験生時代に実践していた休憩ルールを紹介したいと思います。
ルール① タイマーをかける
時間を決めないで休憩していると、いつのまにか勉強していないなんてことに。
そこで、休憩する時間を決めてタイマーをかけましょう。休憩時間が終わると、タイマーが鳴るので、メリハリがつけやすいです。勉強する時間と、休憩する時間をきっちり分けて効率よく勉強しましょう。
ルール② 周りに遊ぶものを置かない。
休憩しようと思って、スマホを少し見る。気がついたらゲームをして1時間経っていた。そんなことはありませんか。私はしょっちゅうそういうことを繰り返していました。その解決方法は、休憩する場所の近くにスマホやゲームなど遊ぶものを置かないということです。物理的に位置を離すのが一番の解決方法です。休憩するときは、周囲に気を引かれるものがないように、スマホは予め離しておきましょう。
ルール③ 甘いものを食べる、水を飲む
勉強すると意外とお腹がすきます。適度なエネルギー補給、水分補給は重要です。夏場だと知らない間に、脱水している場合もあります。おやつを食べ、お茶を飲んでリフレッシュしましょう。また、脳はブドウ糖を消費します。ブドウ糖を補給するために、ラムネ、チョコレート、ガムなどを食べるとよいです。
「糖分?ブドウ糖?勉強に向いているお菓子」については以下のリンクカードをクリック。
まとめ
勉強のスタイルには個人差があります。今回紹介した方法が、あなたの訳に立つと嬉しいです。
上手く休憩を活用して、効率的に勉強していきましょう。
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