【受験生向け】勉強しても全然頭に入らない?その時やるべきことを解説!
勉強内容が頭に入らない、、
読み進めてみたけど何を言っているのか理解できない、、
もう疲れたし勉強したくない、、
受験勉強をしていればこのような問題に陥ることがあると思います。受験はゴールが決まっているので自分がこういう状況にあると思った時、解決に向け早く行動することが大事です。
今回はありがちな問題5つについて、それぞれ対策をご紹介します。
Contents
原因は複数同時にある
以下で対策をご紹介する「勉強頭に入らない問題」ですが、様々な原因が重なって頭に入らないことも多いです。
やっても分からないし、覚えられないし、こういうストレスフルでつまらない勉強はやってて疲れるという具合です。
全てを一度に解決することは出来ませんから、自分が思い当たることから一つずつ解決していくことが大切です。良いモチベーションと勉強方法、習慣が成り立つことで成績も大きく伸びます。
1.勉強内容が難しくて頭に入らない
勉強内容が難しい、、
初めて習う内容でよく分からない、、
そんな時の対策をご紹介します。
①今すぐ習得すべき内容か考える
初めてやる分野、難しい内容の理解や習得には時間がかかります。
今の自分のレベルに合っている内容なのか、他にもっと優先して時間を使うべき勉強はないのか、よく考えて時間を使うことが大事です。
また別の単元や他の視点を勉強して「そういうことだったのか」と後で繋がってくることもあります。公式など最低限習得すべきことを抑えて、一度後回しにすることも大事です。
②分からないことを明確にする
しっかり覚えていないことがあるから問題が解けないのか、それともここからここへの式変形が分からないのか。
分からない事を明らかにし、原因を解決することが大事です。
ずっと悩んでいると何が分からないか分からなくなることもあります。こうなると「この問題が分からないです」と人に質問しても意味がないです。
何が分からないのか自分で把握し、他の人にも分からない事が説明できるよう整理しましょう。
③自分で解決できるのか、できないのか考える
覚えていないことがあるのなら、まずは自分で解決するべきです。暗記を人を頼むことはできないですよね。
また分からない事があるのなら、まずは自分で解説を見たり、教科書やネットで調べるなどして理解する努力をしましょう。自力で解決できる事は人を頼って解決しようとするより、素早く済むはずです。
しかし、調べても分からない、教科書の言っている事が分からないのなら自分で考えても限界がありますし、時間だけが過ぎていくこともあります。
こういう場合は人に質問したり、ネットで質問しましょう。(なるべく時間をかけずに解決できる方法が望ましいです)
2.暗記事項が頭に入らない
あれ?さっきやったのに思い出せない。
何度も見たはずなのに覚えていない。
このような暗記事項が覚えられない時の対策をご紹介します。
①回数を重ねる
記憶力がよっぽどいい人でない限り、一度見ただけでずっと覚えていることはできません。
暗記の基本はアウトプット(思い返すこと)で繰り返すことです。
覚えていないことをネガティブに捉えるのではなく、繰り返しの回数や暗記の方法について振り返ってみましょう。
②暗記の方法を変える、工夫する
繰り返してみても覚えられないものが出てきます。ここで大切となるのは、覚え方を変えることです。
一対一で覚えられないのなら、ゴロを考えてみる。公式がすぐに覚えられないのなら、公式の導出から理解し直してみるなどです。
暗記の方法についてこちらの記事でより詳細に解説しています↓
3.知らぬ間に勉強に疲れていることも?
勉強していてぼーっとしてしまう。難しいことを理解しようと考えていたらいつの間にかボケッとしてしまっている。
勉強に飽きてしまうなど、長時間勉強をする受験生には誰しも起こりうることです。
①体調の変化を自覚する
睡眠時間が不十分だと当たり前ですが眠たくなりやすいです。また室温が暖かいとぼっーとしてしまって集中力が低下しやすいです。
ご飯を食べた後に眠たくなりやすいことも医学的に証明されています。
一回に自分が集中できる時間や、自分の体調や環境、時間帯によってそれらが変化することを自覚してなるべくコントロールできるようにしましょう。
余談ですが僕は浪人時代は毎日昼寝して毎朝コーヒー、夕方はエナジードリンクを飲んでいました。(すごい不健康、、)
それにとても暑がりで冬の暖かい室温で眠たくなりやすいので、勉強場所もそれを踏まえて選んでいました。
勉強時間は一回60分前後(集中が途切れにくい時間)で10分休憩を挟みながら回していました。
②受験生こそ運動をしよう
運動が脳に良い働きをすることや、運動する群としない群では運動する群の方が勉強の成績が伸びることは昔から散々言われてきています。
キツいマラソンを毎日する必要はないと思いますが、勉強に疲れたと感じたら散歩の時間を作ってみる。
寝る前に軽く筋トレして、わざと疲れて眠りやすくするなど運動する時間を持つことも大切です。
定期的に運動する時間を作れれば尚良いでしょう。
③1日の勉強の流れを作る
人によって集中しやすい時間帯やタイミングは異なります。
朝は音を聞くリスニング、午前中は計算が必要な数学、暗記がメインの科目は午後にやる。
といったように勉強の流れを作ると、飽きにくく取り組むことができます。
また一つの科目に割り当てる時間に制限を設けると、暇してる時間はなくなり集中しやすくなります。
①の体調の変化を元に一回の勉強時間を考えたり、より集中したい科目を集中しやすい時間に行うことで効率よく進めることができます。
④場所など環境を変えてみる
静かな図書館よりも、多少人の気配があるカフェの方が勉強しやすかったり、家で自分の部屋での勉強が捗る方もいれば、家は誘惑が多すぎて集中できない方もいます。
他にも①で述べた室温など、目に見えない要因が集中力に関与しているかもしれません。
例えば車の運転中に集中力が低下する原因として車内のCO2濃度が高くなっていることがあります。(換気は対策に重要なようです)
目に見えない要因は自分では気付きにくいこともあるため対策し辛いですが、勉強場所や環境を変えることは気分転換にもなりますし、ストレスを感じにくく勉強することができます。
4.やる気がなくて勉強もう嫌だ!
受験生活は長期戦ですのでこう思う日もあります。
モチベーションは難しい問題ですが、この記事を読んでくれている方はそれではマズいと思っている方が多いと思うので攻めの対策をご紹介します。
長期間勉強に手がつかなくなる前に対策しましょう。(うんざりしてしまう方は読み飛ばして下さい)
①受験勉強の目的を再確認する
大学合格には色んな価値や、目的があると思いますが、皆さんが考えるそれらの価値は一時的なモチベーションで揺さぶられてよいものなのでしょうか。
勉強が大嫌いで今すぐにでも別のことをしたいと心の底では思っていても、その我慢や苦労をひっくり返すくらい志望校合格には価値あることではないでしょうか。
勉強疲れたし辞めようかなと思ったら、ぜひ大学を志望する理由や入学して挑戦したいことなどを思い返す時間を作ってみて下さい。そこからの頑張りが他の人と差をつける時間にもなると考えます。
②ライバルは前進しているし、努力は当たり前?
勉強を辞めるも、放り出すのも自由ですが、その時間に必ずライバルは前進しています。
さらにこれは入学してからしか分かりませんが、目指すレベルが高いほど努力することは当たり前の世界です。
当たり前のように1日15時間勉強してくる人もいますし、不合格の翌日から1日も休まず勉強してくる浪人生もいますし、色んなことを犠牲にして覚悟して挑戦してくる人がいます。
今の自分の頑張りはその中で通用するものなのか謙虚に考えてみることも大切です。
モチベーションについてはこちらの記事もご覧ください
5.上記で解決しない、原因が分からない
最初に述べたように「勉強が頭に入らない原因」は重なっていることが多いです。
一つずつ解決することが大事ですが、なかなか解決しない場合の対策を紹介します。
①一回勉強から離れる
一度勉強から離れましょう。本当に根詰めて努力していれば、それを裏切るような結果が出た時ショックも非常に大きいものとなります。
しかしあなたが受験で結果を出すと決めたのなら、ただ勉強から離れるのではなく、「うまくいかなかった原因を分析」したり、人に話を聞いてもらって「自分がしてきたことを整理」してみたり、少しでも前進できるよう時間を使うべきでしょう。
②我慢してることがあるなら、思いっきりやってみる
自分の趣味や、やりたいことを我慢しているのなら全力でやってみるのも一つの手です。
ただし現実逃避をしても現実は変わりません。それに本当に休みなしで勉強してくるライバルがいることも忘れないでください。
完璧な解決はない
いかがでしたでしょうか?
代表的な「頭に入らない問題」とその対策を挙げましたが、完璧な解決はありませんし、成績など勉強についての悩みは勉強でしか解決しません。
しかしこれらの自己分析で自分の性格や体調を理解して管理できるようにすることは受験勉強に限らず重要なスキルです。
受験生の皆さんがこの記事を読んで、何か少しでもヒントになっていれば幸いです。
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