受験勉強の効率倍増!勉強日記の書き方を徹底解説

医学部受験のメンタル対策

勉強へのモチベーションが湧かない。

日々勉強していても達成感が薄い。

計画を立てても、実行ができない。

受験勉強をしていると、色んな悩みがありますね。

そんな方は、勉強日記を始めてみませんか。今回は、勉強日記を紹介します。

1.勉強日記とは?

white printer paper on brown wooden table

勉強日記とは、学習内容や科目、勉強時間、使った問題集といった情報を手帳などに毎日記録する勉強法のことです。記録する方法はさまざまですが、その日に自分がどこまで勉強しているかを記録します。私も現役時代に記録をつけていたことがありました。

2.ノートに書く方法

まずは、アナログな方法から紹介していきたいと思います。ノートや紙に直接書き込んでいく方法です。

① ノートや紙など記録するものを用意する

科目ごとに記録がバラバラだと全体の進行度がわかりません。一箇所に集めることをおすすめします。勉強日記のよいところは、勉強した記録が一目でわかることです。紙だと記録がバラバラになる場合があります。その場合は一つのファイルに入れるなど、出来るだけ、一つのところに記録する、記録したものは一箇所に集めるということを徹底しましょう。

② 記録することを決める

例)その科目を勉強した時間と時刻。勉強した内容、採点した結果。勉強した感想。目標を達成できたかどうか。

記録することはあらかじめ決めておきましょう。あまり記録することを増やさないほうがよいと思います。私は、記録する事を増やした結果、面倒くさくなり、勉強日記が続かないことがありました。記録するのが好きな人以外は、増やさないようにしましょう。

③ 記録するためのフォーマットを決める

ノートだったら、右側に勉強した内容、左側に勉強した時間、時刻を書くなど、何をどこに書くのか決定しましょう。フォーマットは先に決めておいたほうが楽です。数日やってみて、やりにくいと思ったら変更してみましょう。罫線のノートの場合は、自由度が高いので、変更も簡単です。

④ 勉強日記をつける時間帯を決める

勉強日記を書く時間帯を決めましょう。私は一日の終わりか、次の日の朝に書いていました。決めないと、続けられなくなります。勉強のルーティンのなかに、勉強日記を組み込んでいきましょう。例えば、一日の終わりに書くなど、書く時間を決めます。

勉強日記のおすすめのテンプレートをいくつか紹介します。

東大生が作成した勉強計画のテンプレートです。さまざまな形があるので、自分にあったものを見つけやすいのではないでしょうか。

このテンプレートは資格勉強のためのものですが、受験勉強にも使えると思います。月別になっているのが、便利ですね。

また、マイクロソフトのオフィスがパソコンにインストールされている方は、オフィスのテンプレートが使えます。「勉強、記録」などで調べてみましょう。

4.勉強日記のメリット、デメリット

white notebook with pen on top

勉強日記がどんなものかわかってきたでしょうか。ここからは、勉強日記のメリット、デメリットを紹介したいと思います。

メリット① 自分がどれくらい勉強したかわかる

意外と自分がその日にどれくらい勉強したかを把握するのは、難しいです。1日8時間勉強すると、目標を立てて実行しても、実際にどれくらい進んだかわからないと意味がありません。勉強した結果が、明確にわかるのがメリットです。

メリット② 計画の確認、修正のために役立つ

勉強日記をつけることで、計画の確認、修正に役立ちます。有名なPDCAサイクルというものがありますね。Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Act(改善)の4つのステップを用いて、物事のやり方を改善させていく方法のことです。受験でもこの考え方は重要です。勉強の取り組み方を改善する必要があります。

ここで、重要なことが、確認のステップです。事前に立てた計画を100%達成することはほとんどありません。本当に大事なことは、計画が実行できているか、確認し、修正するというステップです。勉強日記をつけることで、Check(確認)をすることができます。

例えば、数学の問題集を、毎日5ページ勉強する計画を立てたとします。ところが、勉強日記をつけてみると、予定していた時間では、5ページを終わらすことができないことがわかりました。そのため、計画を達成するために、数学の勉強時間を増やすことにして、計画を修正しました。計画の確認、修正をするときに、記録をつけとくと、非常に役立ちます。ぜひ、勉強日記を活用していきましょう。

メリット③ 勉強のきっかけになる

本当に勉強したくない日ってありますよね。私もよく、もう今日はやる気がしない。何もしたくない、という気分になります。そんなときは、ノートに今日やる予定のことを、箇条書きにして、モチベーションを高めていました。頭のなかで、やることを考えても、漠然としていますし、全体量がわかりません。

そんな時に、勉強日記をつけるつもりで、今日やることを書き出すと、全体量がわかり、取り組みやすくなります。勉強する前に、今日やることを書き、それをチェックしていくことで、勉強の記録とする方法もあります。勉強日記を勉強を始めるきっかけにしてみましょう。

デメリット① 面倒くさい

今日勉強したことを書くのは、面倒くさいことでもあります。いちいち、記録をつけていると、手間も時間もかかります。

デメリット② 記録をつけることで気持ちが追い込まれてしまう

勉強日記を真面目につけることで、気持ちが追い込まれてしまう人もいるかもしれません。今日やる予定の勉強が終わらないと、眠れなくなってしまい、睡眠時間が削られてしまったという人を見たことがあります。ほどほどに、勉強日記と向かい合っていきましょう。

まとめ

pen on white lined paper selective focus photography

今回は、勉強日記について紹介しました。記録をつけることで、モチベーションを上げることができます。ぜひ、上手く活用していきましょう。

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