医学部受験生は必見!
~読んでよかったオススメの医学関連本~
みなさんこんにちは。
今日は医学部受験に役立ち、さらに医学生になっても役立つ本を何冊かご紹介したいと思います。
受験前に迷ったらこれ!面接対策用
『吉野源三郎 著 ー 君たちはどう生きるのか』
この本をご存知の方は多いかと思います。厳しい世の中を人々がどう生きて行ったらいいのか、を示してくれる指南書です。
テーマはいじめ、貧困、格差などとても重たいものばかりで、それらを主人公のコペル君と叔父さんが対話していく形式で話が進んで行きます。
この本は1937年に出版されていますが、現代にも通用することばかりです。つまり、それだけ長い間同じような悩みや苦しみを人々が抱えているということでもあります。
この本を深く理解すると、医学にも通じる部分が多々あることに気付かされるのです。医学部の面接でかなり抽象的な質問をされた時や重たいテーマについて意見を求められたときに、ヒントを与えてくれる本です。
そして何よりもポイントが高いのは、マンガで読めるというところです!ただでさえ時間がない医学部受験生なのですから、この漫画を読んで面接に備えましょう!
医学部の授業内容を先取り!
『松村讓兒 著 ー イラスト解剖学』
医学生が関門と捉える授業No1の解剖学。その内容をわかりやすくイラストでまとめている本です。
実はこの本、私も授業でお世話になった杏林大学の松村讓兒教授が作った本なんです。世の中の医学生はこの本にお世話になった人が多いのではないでしょうか。めちゃくちゃわかりやすいです。腹膜と腹腔と腹膜腔の違いがよく分かってなかったのですが、この本ですぐに解決。なんのことやら?と受験生のみなさんは思うと思いますが(笑)、医学生になったときの解剖学に関する悩みをこの本が解決してくれるんです。
フライング気味に医学の勉強がしたい!もっと生物を楽しく勉強したい!受験勉強のモチベーションを維持したい!!という方は必見です。
医学の本も教養の本も全てが勉強につながる
いかがでしたか?
医学部に入学すると、本を読む時間が本当に減ります。日々の授業と試験に追われたり、部活と大会で忙しかったり。
でも医学生が医療のことだけ勉強しているのはとても危険です。研修医となって働き始めたら、患者さんの大半は医療系の人ではないですし、社会の常識というものも身につけなければならないですし、自分の頭で考える時間も確保しなければなりません。
今回紹介した2冊は、医学部受験の時と医学部入学後に活躍する本でした。しかしこの本はその後の人生にも役立つ本です。
皆さんが受験時代に読んだ本が素敵な未来に導いてくれるかもしれませんね。
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