医師のキャリアとは?4つの働き方をご紹介【勤務医・フリーランス・開業医・研究医】

医者のキャリア

医学部を目指すみなさんは、医師の仕事について興味があると思います。

医師になってからどのように働いていくのかが気になるところですよね。

また、現在は医師のキャリア形成も多様化しているといえます。

今回は、医師の働き方を、勤務医・フリーランス・開業医・研究医の4つに分けてご紹介しようと思います。

医師の仕事はやることがたくさんで基本は激務

なぜ医師の仕事は激務になってしまうのでしょうか。

まず挙げられるのは、病院が24時間体制で稼働していることでしょう。

病院には、昼夜を問わず多くの患者さんが訪れます。人間はいつ病気になったり怪我をしたりするのかわかりません。診療時間外の夜間や休日でも命の危険が差し迫ったような患者さんが救急車で運ばれてきます。すると、病院としては診療時間外だからといって医師を置いておかないわけにいかないのです。当直という形で、当番制で医師は夜間に勤務しています。

人員が豊富にいる病院では、当直が回ってくる回数が少なかったり当直中に複数人で診療にあたることができたりします。しかし、人員不足に悩む病院では、1人の医師が週に何回も当直したり、病院内の急変から救急車まで全て1人で対応しなければならなかったりします。当直の翌日も普通に日中の診療にあたることもあり、当直明けは疲れを感じやすい環境にあります。

また、当直でなくても急に病院から呼び出されることもあります。例えば緊急手術が必要になった場合や受け持ちの患者さんが急変した場合などです。手術には多くの人員が必要ですし、主治医はその患者さんに何かあればすぐ対応しなければなりません。

当直や呼び出しだけじゃなく、書類作成などの雑務も多い

さらに、日常の業務も大変です。

例えば、外来が大混雑してしまい、定時までに患者さんを捌ききれないことがあります。午前までの診察予定であるにも関わらず、午後まで診察しているなんてことは日常です。特に、大学病院などの大病院には患者さんが集まりやすい傾向があります。

医師の業務は多忙で、内容も多岐にわたっています。書類作成などの雑用が地味に時間がかかります。大学病院の医師となると、加えて学生や研修医の指導も仕事のうちなので、さらに大変かと思います。

医師の働き方は、主に4種類【勤務医・フリーランス・開業医・研究医】

医師が働く場所は結構たくさんありますが、駆け出しのドクターの道は形式化している部分も多いのが現況だと言えます。

現在のところ、医学部を卒業後は2年間の臨床研修が必須となっています。この2年間の研修を終えたあとは、研修を行なった病院で専門医取得を目指したり、より専門的なスキルアップを目指して違う病院で研鑽したりする人が多いです。

また、臨床に専念したいのか、研究に専念したいのかによっても働く場所は変わってきます。

ですので、これから紹介する働き方は医師免許を取得し初期研修→専門研修を終えて専門医を取得してからのお話です。

1、勤務医として病院で働く

医師というと、病院で働くイメージが強いのではないでしょうか。

実際、多くの医師が病院に勤務していることが多いです。勤務医と呼ばれる医師です。

病院といっても、大学病院などの規模の大きな病院から近所のクリニックまで様々です。大病院では大きな手術や重症症例に対応可能なので、経験症例を増やすには適しています。

2、研究機関で働く

医師の免許を持ちながら、研究機関で働き、医学研究に従事することも可能です。医学研究は、医学の発展のために非常に重要です。

医学研究はあまり親しみがないですが、今日当たり前に用いられている治療も研究なしでは成り立ちません。

ノーベル生理学賞を受賞した山中伸弥先生も、外科医から研究医に転身し偉業を成し遂げています。

山中先生ついて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

3、開業する

クリニックを開業するという働き方もあります。

開業医と呼ばれ、自身の診療スタイルに合わせて病院を経営することができます。

休診日を自分で決めることができたり、その地域に密着した医療を提供したりできます。

研修医を終え、大きな病院である程度の経験を積んで専門医を取得してから、開業することがほとんどのようです。

いきなり開業はせずに、勤務医を経験してから開業するというのが、一般的な道であると言えます。

4、フリーランスで働く

どこの場所にも属さない、フリーランスという働き方もあります。

フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せず、仕事に応じて自由に契約する人たちのことです。医師の場合は、特定の病院や大学医局に所属せず、かつ開業をしているわけでもなく、非常勤で医療行為をおこなっている医師のことを指します。

なかなか馴染みがないと思いますが、多様化が進んだ現代では注目するべき働き方であることは間違いありません!

大学や病院の都合に左右されず、自分の好きな時間帯や仕事内容を選ぶことができます。

医師のキャリアは十人十色

人の命に関わる職業であり、責任は非常に大きいです。

しかし、現場の先生方もおっしゃるように、患者さんが回復した時の喜びを目の当たりにすると、また頑張ろうと思えます。患者さんはもちろん、ご家族からの感謝も原動力になります。

近年は自分に合った働き方を選ぼうという風潮も高まっており、より働きやすくなってきています。医学部に入学し医師免許を取得してからのキャリアは、人それぞれです。

実際医学生になってから出会う先生には、いろんな働き方をされている方がいらっしゃいます。みなさんからお話を伺うのがとても楽しく、自分はどんな働き方をしようかな〜?と想像することがよくあります。

皆さんも医師になった自分を想像しながら、受験勉強を乗り越えましょう!

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