難関大受験に失敗しないスケジュール管理とは?カレンダーと勉強記録の活用法
受験勉強では、無駄のないように、どの分野にもくまなく取り組むのが合格への近道です!
同じ教科や分野に取り組んでしまう、苦手な部分を後回しにしてしまうというケースもありますよね。
そんな時には、取り組むべきことを明確にしてスケジュール管理をしっかりするのがオススメです!
今回は、時間を効率よく使うためにも、カレンダーと勉強記録を使ったスケジュール管理術をお伝えします!
Contents
1、大学受験カレンダーで大まかな日程を把握しよう
大学受験では、受験日の他にも願書の提出、共通テストの申込みなど、期限が過ぎてしまうと大変なことになる手続きもたくさんあります。
受験についてのスケジュール管理には、大学受験カレンダーがおすすめです。大学受験カレンダーで、いつ何があるのかを明確にすることで、今やるべきことが見えてきます。
①各受験日程の願書の締め切りを書こう
まず、各受験日程の願書の締め切りを書きましょう。自分が受ける大学の出願期間とその締め切りは、絶対に書き込みましょう。
出願期間内に入学検定料の払い込みをする場合も多いです。
締め切り内に、手続きが終わるように、締め切りを記入していきましょう。
②それぞれの受験に向けた定量目標を書こう
月ごとに、受験に向けた定量目標を書いてきましょう。定量目標とは、数字で決まった目標のことです。例えば、英語を頑張るなどという漠然として目標ではなく、10月中に英語の参考書を何章までやるなどと具体的にしたほうがよいでしょう。
カレンダーに書くことによって、目標が明確になります。
③デジタルカレンダーでリマインダー機能を活用しよう
カレンダーではなくデジタルカレンダーを使いたいというあなたへ。ぜひリマインダー機能を活用しましょう。
アイフォンでは、リマインダー機能を使って、忘れたくない用事を登録することができます。設定した時間、場所になると、用事を通知してくれます。他にも、アイフォンのカレンダーにも通知機能があります。ぜひ、リマインダー機能を使って、受験に関する用事を忘れないようにしましょう。
アイフォンでのリマインダー機能の使い方については、以下をご参照ください。
アンドロイドでのリマインダー機能の使い方については、以下をご参照ください。
2、勉強記録を書いて日ごとのタスクを整理しよう
大学受験カレンダーで大まかなスケジュールを把握できたら、細かい予定も考えてみましょう!
勉強日記とは、学習内容や科目、勉強時間、使った問題集といった情報を手帳などに毎日記録する勉強法のことです。記録する方法はさまざまですが、その日に自分がどこまで勉強しているかを記録します。
① ノートや紙など記録するものを用意しよう
科目ごとに記録がバラバラだと全体の進行度がわかりません。一箇所に集めることをおすすめします。勉強日記のよいところは、勉強した記録が一目でわかることです。紙だと記録がバラバラになる場合があります。その場合は一つのファイルに入れるなど、出来るだけ、一つのところに記録する、記録したものは一箇所に集めるということを徹底しましょう。
② 記録することを決めよう
例)その科目を勉強した時間と時刻。勉強した内容、採点した結果。勉強した感想。目標を達成できたかどうか。
記録することはあらかじめ決めておきましょう。あまり記録することを増やさないほうがよいと思います。私は、記録する事を増やした結果、面倒くさくなり、勉強日記が続かないことがありました。記録するのが好きな人以外は、増やさないようにしましょう。
③ 記録するためのフォーマットを決めよう
ノートだったら、右側に勉強した内容、左側に勉強した時間、時刻を書くなど、何をどこに書くのか決定しましょう。フォーマットは先に決めておいたほうが楽です。数日やってみて、やりにくいと思ったら変更してみましょう。罫線のノートの場合は、自由度が高いので、変更も簡単です。
④ 勉強日記をつける時間帯を決めよう
勉強日記を書く時間帯を決めましょう。私は一日の終わりか、次の日の朝に書いていました。決めないと、続けられなくなります。勉強のルーティンのなかに、勉強日記を組み込んでいきましょう。例えば、一日の終わりに書くなど、書く時間を決めます。
勉強日記のおすすめのテンプレートをいくつか紹介します。
東大生が作成した勉強計画のテンプレートです。さまざまな形があるので、自分にあったものを見つけやすいのではないでしょうか。
このテンプレートは資格勉強のためのものですが、受験勉強にも使えると思います。月別になっているのが、便利ですね。
また、マイクロソフトのオフィスがパソコンにインストールされている方は、オフィスのテンプレートが使えます。「勉強、記録」などで調べてみましょう。
勉強記録のメリットは3つ!
① 自分がどれくらい勉強したかわかる
意外と自分がその日にどれくらい勉強したかを把握するのは、難しいです。1日8時間勉強すると、目標を立てて実行しても、実際にどれくらい進んだかわからないと意味がありません。勉強した結果が、明確にわかるのがメリットです。
② 計画の確認、修正のために役立つ
勉強日記をつけることで、計画の確認、修正に役立ちます。有名なPDCAサイクルというものがありますね。Plan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Act(改善)の4つのステップを用いて、物事のやり方を改善させていく方法のことです。受験でもこの考え方は重要です。勉強の取り組み方を改善する必要があります。
ここで、重要なことが、確認のステップです。事前に立てた計画を100%達成することはほとんどありません。本当に大事なことは、計画が実行できているか、確認し、修正するというステップです。勉強日記をつけることで、Check(確認)をすることができます。
例えば、数学の問題集を、毎日5ページ勉強する計画を立てたとします。ところが、勉強日記をつけてみると、予定していた時間では、5ページを終わらすことができないことがわかりました。そのため、計画を達成するために、数学の勉強時間を増やすことにして、計画を修正しました。計画の確認、修正をするときに、記録をつけとくと、非常に役立ちます。ぜひ、勉強日記を活用していきましょう。
③ 勉強のきっかけになる
本当に勉強したくない日ってありますよね。私もよく、もう今日はやる気がしない。何もしたくない、という気分になります。そんなときは、ノートに今日やる予定のことを、箇条書きにして、モチベーションを高めていました。頭のなかで、やることを考えても、漠然としていますし、全体量がわかりません。
そんな時に、勉強日記をつけるつもりで、今日やることを書き出すと、全体量がわかり、取り組みやすくなります。勉強する前に、今日やることを書き、それをチェックしていくことで、勉強の記録とする方法もあります。勉強日記を勉強を始めるきっかけにしてみましょう。
記録をつけることで気持ちが追い込まれないようにしましょう!
今日やる予定の勉強が終わらないと、眠れなくなり、睡眠時間を削って勉強を続けてしまう気持ちもよく分かります。
しかし、それでは本末転倒になってしまいます。
ストイックになりすぎずに、勉強記録と向かい合っていきましょう。
残りの時間を有効に使って、難関大に合格しよう!
今回は、スケジュール管理術をご紹介しました。
残りの時間を有効に使えば、逆転合格も十分可能です!
自分の可能性を信じて、最後まで頑張りましょう!
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