私大医学部に合格する受験勉強計画の立て方はこれだ!

医学部入試情報

みなさんこんにちは。みなさんは受験勉強のスケジュールをしっかり立てて日々の勉強をこなしていますか?

今日は私大医学部合格に欠かせない勉強計画の立て方についてお話しします。

年間スケジュールの立て方

この記事を見てくださっているそこのあなた、医学部合格に必要な日数ってどれくらいだと思いますか?

1年?2年?いや半年???

これは人それぞれだと思いますが、私は5,000時間確保できれば私立医学部に合格できると思っています。

私は浪人生活の中で、約1年間毎日14時間ほど勉強していました。本当に毎日です。

雪が降ろうが台風が来ようが模試の日以外は毎日欠かさず塾に行き、授業と自主学習を行い、行き帰りの時間も勉強に明け暮れていました。この勉強時間を単純計算すると14×365=5,110(時間)となります。

年数よりも、自分が作り出すことのできる時間で合格までの道のりを考えてみましょう!

そして、もしも英語圏の帰国子女であったりずば抜けて得意な科目がもうすでにある場合は合格までの時間はもう少し短くなるでしょう。

年間スケジュールの立て方ですが、私は模試の出題範囲を参考にしていました。

たとえば河合塾の第一回全統共通テスト模試(マーク式)の出題範囲はこちらです。

これを見ると

物理(電磁気・原子分野は除く)
生物…生物(生命現象と物質(遺伝子のはたらきを含む))
化学…化学(反応速度と化学平衡、無機物質、有機化合物、高分子化合物は除く)

と記載があります。このように出題範囲が明確にされている場合は、これが進度の目安になります。なぜなら、これに合わせて全国のライバルと自分の本当の力比べができるからです。

この出題範囲に合わせて、模試までの数ヶ月で勉強分野を分割し、大目標を決めましょう。

例えば生物であれば

3月:代謝をマスターする
4月:遺伝をマスターする

こういった感じに大まかで大丈夫です。

年に数回ある模試の出題範囲に合わせて自分の勉強ペースを考えると、自然と秋までに全ての範囲を網羅的に勉強できるようになっています。

次に中目標です。3月に代謝をマスターすると決めたなら1週間ごとに大目標の中身を分解して目標を決めていきます。例えば

1週目:生命現象とタンパク質
2週目:呼吸
3週目:光合成
4週目:窒素同化

といった具合です。どうですか?なんかできる気がしてきませんか?(笑)

ここまでを科目ごとに立てることができたら、年間スケジュールの立て方は完璧です☆

1日&入試直前のスケジュールの立て方

1日の過ごし方は以前にも少しお話ししました。

なので、ここでは具体的な勉強時間の分配方法についてお話ししたいと思います。

中目標まで立てられたら、あとは毎日の勉強で何をするか、といった小目標を立てましょう。

私は1日4科目必ず勉強するようにしていました。そのため、14時間勉強するうち何時間ごとを割り振ればいいのかをかなり考えました。

まず、各科目の勉強に使う問題集を引っ張り出してきて、計画を立てる分野のページが何ページから何ページなのかをメモします。それを、中目標に合わせて1週間のうち6日間で割り振りをしていました。

科目によって勉強時間を短くしたり長くしたりはその時に応じて変え、スケジュール帳を活用して時間を決めていました。

週最後の日曜日はその週でできなかったことをやる&復習の日に当てていました。生物や化学であれば習ったことを先生の前で解説してインプットしたりもしていました。

次に入試直前のスケジュールの立て方です。

過去問も解き始めるので、1日の半分をその時間にあて、残りの時間で復習・できなかった分野を再度問題集で解き直す、ということをしていました。自分の志望校の過去問は必ず5年は解くようにしていました。

そして余った時間は全て数学の復習に注ぎ、時間を作っていました。

受験勉強はスケジュール管理が8割

いかがでしたか?今回は具体的にスケジュールの立て方についてお話ししてみました。

なんだかスケジュールを立てたら合格できそうな気がしてきませんでしたか?(笑)

正直、スケジュール管理に成功したら、レベルの差こそあれどこかの私立医学部には合格できるのではないかと思っています。実際私は自分が医学部に合格できるなんて思ってもいませんでしたが、自分の立てたスケジュール通りに勉強していったら一次試験は全て合格できました。

スケジュールを立てたら逆に勉強できない!という人もいますので全員に当てはまるとは言い切れません。

しかし、少しでもやってみようと思った方は、一度でいいので試してみてください。

みなさんの合格報告をお待ちしております♪

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