【速報2022】山口大学医学部の最新情報!先駆的なAI教育が導入されている医学科!

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本日は、非常に長い歴史を擁する山口大学に的を当てて、その医学部医学科の全貌を解説・分析します。

山口大学医学部の最新情報

AIシステムの導入が先進的な山口大学医学部

山口大学そのものは、元を正せば1815年に開かれた「私塾」にその源流を遡ることができ、地元の人々や大学構成員は長い歴史と伝統を誇りに思っています。そして、例によって新設大学ラッシュの1949年、6つの「学校」を統合する形で、新制の山口大学が誕生しました。山口大学というと、遠方の方は聞き慣れないかもしれませんが、9学部9研究科を有し、3つのキャンパスがある、大規模な国立大学です。

医学部はというと、1964年、山口県立医科大学が移管される形で、山口大学に医学部が新設されました。医学部設立ラッシュの時期と重なります。そして、1967年には、早くも、大学院の医学研究科が設立されました。2018年には、「AIシステム医学・医療研究教育センター」が設立され、日々、最先端の医科学が研究されています。

山口大学医学部は、医学科と保健学科に分かれ、保健学科には「看護学専攻」と「検査技術科学専攻」が置かれています。医学科は、「全ての講義内容は電子化され、キャンパス内であれば、いつでもノートパソコンで講義内容を閲覧することができる」といった、AI技術を用いた教育が導入され、AI教育に力を注いでいるのが、国立大学医学部として最も大きな特徴の一つです。全国でも類を見ない、先進的な取り組みです。

公式サイトの医学科長のメッセージも、以下のようにあります。

山口大学では全国の医学部に先駆けてAI専門の講座であるシステムバイオインフォマティクス講座を設立し、さらにAIシステム・医学医療研究教育センター(AISMEC)を設立しました。これまで築き上げてきたAIシステムにより、医療ビッグデータを解析して、新しい視点からの予防法治療法開発を実践できる人材を育成しています。

医学科長のメッセージは、混迷を極める昨今にあって、医療に関連のある全ての人に読んでもらいたい内容です。医学部受験生にとっては、面接や小論文のための参考になる、良い文章です。以下のリンクよりご覧ください!

医学科の受験生が知りたい情報については以下のリンクよりどうぞ。

 

医学科は「一般前期日程」「一般後期日程」「学校推薦型選抜Ⅱ」の3種類の入試

山口大学医学部医学科は、「一般前期日程」「一般後期日程」「学校推薦型選抜Ⅱ」の3種類の入試で学生を募集しています。この点は、令和4年度入試でも、令和5年度入試でも、変更のない点ですが、募集人数が異なりますので、後ほど詳述します。「学校推薦型選抜Ⅱ」とは、「共通テストを受けなければならないタイプの学校推薦型」です。そして、「総合型選抜」は、医学部のどの学科においても実施されていませんので、注意しましょう!

また、医学科は、2023年の令和5年度入試において、「私費外国人留学生入試」の枠で、若干名の募集を行います。

では、2022年に行われた令和4年度入試から分析していきます。医学科は、前期日程で55名、後期日程で10名、学校推薦型選抜Ⅱで42名、合計で107名の募集人員でした。

前期日程においては、55名の募集に対して214名が志願し、確定志願倍率は3.9倍でした。実際に受験した人数が178名で、合格者数と入学者数ともに55名でした。なお、これらのデータは、大学から発表された公式データに基づいていますが、多くの公式資料が提示されていて読むのに時間が掛かるうえ、PDFの表も複雑で細かくスマホでは相当見にくくなっています。そのため、ここで嚙み砕いて説明してきます。

後期日程の2次試験は諦めなければ合格する!

医学科の後期日程の入試も、かなり特殊でした。上述したとおり10名のみの募集なのですが、それに450名が志願し、確定志願倍率は45倍になりました。それに対して第1段階選抜が実施され、予告通り15倍の150名に絞られました。

ただ、第1段階選抜を合格した150名のうち、実際に2次試験を受験したのは23名であり、そのうち11名が合格、10名が入学しました。そのため、「後期日程の2次試験の実質的倍率は2倍強」という事が可能です。受験生の皆さん、後期日程の第1段階選抜を突破したら、あとは自分を信じて、最後まであきらめずに全ての力をふり絞ってください!

「学校推薦型選抜Ⅱ」の「地域枠」は山口県の高校の卒業者など

2022年に実施された医学科の入試では、学校推薦型選抜Ⅱにおいて、42名の募集が行われました。これは、前期日程の55名とほぼ変わらない人数ですから、本気で医学科を目指す人にとっては重要ですよね。

では、2023年に実施される山口大学医学部医学科の学校推薦型選抜Ⅱとは、どのようなものなのでしょうか。これについての最新かつ最も詳しい情報は「学校推薦型選抜 学生募集要項(医学部医学科)」に掲載される予定であり、これは2022年11月に発表されます(医学部医学科以外の学校推薦型選抜については、すでに学生募集要項が発表されています)。

ですが、すでに発表されている、来年の入試のための入学者選抜要項で選抜概要を確認できます。「百聞は一見に如かず」と言いますので、以下の資料をご覧ください。

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「全国枠」の出願要件は合格したら必ず入学すること

上記の資料でお分かりの通り、2023年に実施される令和5年度入試では、医学科の学校推薦型選抜Ⅱは27名の募集になります。そのうち、全国枠が5名、地域枠が22名ですね。

この「全国枠」の出願条件は、さほど特殊ではありません。高校を令和5年3月に卒業見込みであり、高校の調査書の学習成績概評が「A」もしくは「Ⓐ」であり、かつ高校長が推薦する人。なおかつ、「合格した場合は、入学を確約できる人」となっています。

もし合格したならば、必ず山口大学医学部医学科に入学するという決意のある人は、全国どこからでも出願できます。ぜひご検討を!

「地域枠」:卒業後は山口県内の医療機関で勤務すること

複雑でわかりにくいのは、22名も募集する「地域枠」の出願条件です。書面における偶発的な改行のせいもあり、現役高校生では趣旨がつかめない人が多くても無理はありません。わかりやすく解説します。

まず、地域枠に出願するためには、次の①の条件を満たし、かつ、②か③のいずれかの条件を満たさなければなりません。

①高校を令和5年3月に卒業見込みであり、高校の調査書の学習成績概評が「A」もしくは「Ⓐ」であり、かつ高校長が推薦する人。なおかつ、合格した場合は、入学を確約できる人。

②山口県内の高校を卒業見込みの人。

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③山口県外の高校を卒業見込みであるが、山口県内に継続して3年以上在住する保護者がいる人。

補足説明すると、「③」はつまり、「山口県外の高校に通っているが、実家は山口県内にある」という高校生のための救済です。山口県外の高校に通っているなら、高校の近く(つまり山口県外)に下宿している人もいるでしょうから。

さらに、地域枠に出願するためには、上記の①を満たし、かつ、②か③のいずれかを満たしたうえで、次のことを確約できる人でなければならないわけです。

医師免許を取得したら、ただちに山口県内の病院で2年間の臨床研修を受け、修了後は、4年以上、山口県内の医療機関で研究や地域医療に貢献すること。

この「医学科の学校推薦型選抜Ⅱ」の地域枠については、出願できる人が地域的に限られてしまうため非常に残念ではあるのですが、「全国枠」が5名、「地域枠」が22名と、地域枠の募集人数が相当多いため、文量を割いて解説しました。

全国枠、地域枠ともに、「個別学力検査」を受けることなく、共通テスト受験だけで済むのが最大の特徴です。(もちろん、小論文、面接、書類審査などはあります。)

なお、前年と比べて「医学科の学校推薦型選抜Ⅱ」の募集人数が減っているのは、「文部科学省から認可が下りた臨時的な定員増の期間」が終了したためです。他の国立大学医学部医学科でも多く見られるケースですが、山口大学医学科も、「引き続き増員枠の申請」を行っているとの事です。もし、この「定員増」の申請が認可された場合、令和5年度入試の「医学科の学校推薦型選抜Ⅱ」に「特別枠17名」が追加されます。

定員が正式に決定してから「医学科の学校推薦型選抜Ⅱの学生募集要項」が発行される運びと予想されます。

令和5年度入試の医学科は前期日程53名の募集

では、そういうことで、改めて、最新の入学者選抜要項を分析します。

まず、医学科についてですが、2023年の入試において、前期日程は53名、後期日程10名、学校推薦型選抜Ⅱ27名と、計90名の募集になります。「私費外国人留学生入試」は、前年と同じく「若干名」です。(もちろん、先ほど申し上げたように、学校推薦型選抜Ⅱに「特別枠」が追加される可能性があります。)

保健学科が計120名の募集であることを考え合わせると、医学科の定員は比較的少なめです。

全国から多くの受験生が志願する医学科の前期日程と後期日程の科目と配点については、以下の資料をご覧ください(スマホで閲覧している方は、拡大してみてください)

最も多くの受験生が志願する一般前期日程の入試は、「共通テストの地歴公民」のみが100点で、それ以外は全て200点というオーソドックスなものです。でも、結果的に、「共通テスト900点:個別学力検査600点」という、共通テストの比率が高い、計1500点で競う事になることに注意しましょう。なお、面接については「総合審査の資料」に用いるという但し書きのみしかありません。

ちなみに、「入学定員増が認められた場合、前期日程の定員は55名になる」という但し書きもあり、2名しか増員されない旨も明記されています。

後期日程も、共通テストは同じく900点です。「小論文が300点」「面接が200点」と、「2次試験」に当たる小論文と面接が明確に点数化されて、計1400点で競うマッチになるのが特徴です。

令和5年度入試の入学者選抜要項は以下のリンクよりどうぞ。

一般選抜の合格者の成績データは以下のリンクよりどうぞ。

最後に:これからの医療と医学に欠かせないAIとビッグデータ

AI技術やビッグデータ解析を医療研究や臨床に導入し、それに伴ったAI教育も実践し、カリキュラムや学内システムにおいても全国に先駆けてデジタル化が進んでいる山口大学の医学科。

山口大学は、大学として、また学風として、奇抜な点や「ハイカラ」な要素がありません。医学部においても、学生への要求水準が高かったり、奇をてらったことを求められたりといった事がないといった印象です。学園祭を楽しんだりしつつ、ゆったりと腰を落ち着けて学友と談義しあい、マイペースなキャンパスライフを送れます。

「要求の多い環境」や「多くを求められるキツい学風」が苦手な人は、のびのび学べて満足すること請け合いです。まさに「落ち着いた秋の一日」を過ごすようが医学部生活が送れるため、自分のペースで学びたい人にピッタリです。

この記事が皆さんの意欲を刺激し、前向きな志望校選びの参考になり、充実した秋の勉強期につながれば幸いです。

なお余談ですが、いよいよ全国的に涼しくなり、勉強・学問・読書に適した秋という季節がやってきました。我が家も、久々に浴槽にお湯を張りましたよ。来年の秋は医学部で学友と切磋琢磨していることを想像しながら、夢とイマジネーションを味方にして、受験勉強を張り切っていきましょう!

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Dietrich

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東京大学大学院修了。東京都世田谷区出身。 物心ついた時から東京都練馬区で育ち、中学生から大学院生まで東京都杉並区で過ごしたのち、留学から帰国後は東京西部に居...

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