【体験記】国際医療福祉大学に合格した時の二次試験対策はこれ!

医学部別の合格体験記

皆さんこんにちは、もう入試本番ですね。

前回は、国際医療福祉大学(以下、国福)の一次試験についてお話しました。

今回は私の医学部合格体験記の最終回、国福の二次試験についてお話します。

過去最高に長い面接。深い質問の連続

国福の面接は30分×2回行われます。

つまり計1時間も話すことになるため、小手先だけのテクニックでは簡単にボロが出ます。

面接官は目の前にパソコンを構えており、私たちの発言の信憑性、信頼性をネットですぐに確かめられる状態でした。

面接が始まって初っ端から、

「本は読みますか?」
「どんな本を読みますか?」
「タイトルは覚えていますか?」
「どんな内容でしたか?」
「ご自分の意見は?」

と1つのテーマに対して質問がとても深く続いていきます。

かつ、今まで本をあまり読んだことのない人ですとすぐに内容が尽きてしまうような質問内容です。

面接慣れしていてどんな質問にも答えられる自信のあった私でも、驚きました。

真摯な姿勢が合格に繋がる

その他にも、私の面接ではパリ協定の質問をされました。

「パリ協定について知っていることはありますか?」という質問に対して、「申し訳ありませんが、わかりません。」と素直に答えました。

すると内容を説明してくださり、それに対する意見などを述べていきました。

パリ協定とは環境問題に関する国際的な枠組みですが、ニュースに普段から触れていないとなかなかその内容まで知ることはできません。

なるべく普段から新聞やテレビなどから情報を仕入れていることはもちろん大切なことです。

しかし受験生にとってそんな時間があるなら一問でも多く問題を解きたいところ。

ある程度の知識で留めておくのは仕方のないことです。

だからこそ、知識の知ったかぶりは致命的なミスにつながります。

相手の質問に対して正直に答えることが、真摯な姿勢を示すことにもつながります。

変に緊張することなく、面接官との会話を楽しむように過ごしていくことで、60分の面接を無事に乗り越えることができました。

そして正規合格とはいきませんでしたが、3月には繰り上げ合格の連絡が来ました。

筆記試験の出来はたいして良くなかった私ですが、合格を貰えたのは面接で相手を納得させられるような自分の意見が言えたからだと思います。

皆さんの入試はこれから始まります。

筆記試験の出来で一喜一憂する事もあるでしょう。

面接でうまく自分の考えが伝えられなくてもどかしく思う時もあるでしょう。

でも誠実に、真摯に取り組んでいけば必ず光は見えます。

あと残り少し。皆さんの健闘を祈ります。

次回からは、医学部入試におけるちょっとしたアドバイスなどを提供できればと思います!

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