現役医学生が直伝!医学部合格の秘訣とは!?東海大学合格体験記
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東海大学医学部合格のスケジュール
私は1年間の浪人生活を経て、東海大学医学部医学科に合格しました。
東海大学医学部医学科の入試科目は、英語・数学・理科一科目です。
※現在は数学IIIは含まれず、数IA・IIBまでが出題範囲となっています。
この3科目について、私の高3時と浪人時の勉強スケジュールと使用参考書を紹介します。
高3生:学校と塾の両立
現役生の時は、塾で化学と英語を受講していました。自分の学習ペースを鑑み、この2科目は学校と塾の両立ができると思ったので受講していました。
数学は苦手だったので、通常授業は学校での学習に絞りました。実践演習のために講習には参加していました。
高3の平日1日は以下のように過ごしていました。学校や塾の授業を除いた1日の自習時間は、平均すると4時間程でした。
I日のスケジュール | |
AM7〜8 | 学校で自習 |
AM8:30〜PM4:30 | 学校の授業 |
PM5〜9 | 塾 |
PM11〜12 | 帰宅後の自習 |
使用参考書
ここからは私が実際に使っていた参考書を紹介します。
数学
Focus Gold
数学は最も苦手な教科でした。その為、使う参考書を1つに絞り、みんなが解ける問題を取りこぼさないことを意識しました。Focus Goldは例題と類題が1ページに載っていて、数学が苦手でも取り組みやすかったです。自分で解答が作れなかった問題には印をつけて、何度も解きました。
英語
システム英単語メディカル、リンガメタリカ、塾の医系講座のテキスト
システム英単語メディカルは医学英語が含まれており、専門性が高いです。英単語量を増やすために、網羅系の英単語帳との併用が効果的です。
単語帳付属のCDはスマホに入れて移動時間に聞いていました。視覚と聴覚の両方から記憶を定着させました。就寝前と次の日の通学時間に同じページを見ると、定着が速いです。
化学
教科書、エクセル化学、重要問題集、塾のテキスト
有機化学の構造式を覚えるために、教科書に載っているものをひたすら書き写しました。エクセル化学は解答を読んでも分からない問題が多く、先生や友達に質問していました。重要問題集は難しかったので、本格的に解いたのは浪人してからでした。
浪人生:予備校と家を行き来する生活
浪人時は、現役時に通っていた予備校に引き続き通いました。通い慣れていたので、勉強しやすかったです。
浪人時の1日のスケジュールは以下のようでした。
1日のスケジュール | |
AM8〜9 | 塾の自習 |
AM9〜PM5 | 塾の授業 |
PM6〜9 | 自習室で自習 |
PM11〜12 | 帰宅後の自習 |
使用参考書はほとんどテキスト
3科目とも浪人時は予備校のテキストを主に使っていました。その理由は、非常に実用的だったからです。現役時から使っていた単語帳はそのまま継続し、基本事項を確認するために教科書を使うこともありました。
浪人生は現役生よりも時間があるので、演習量が確保できます。テキスト以外の問題を解いてみたい時は、現役生の時の参考書を使いました。
合格のためにやるべきこと4選
前半では私の受験生スケジュールをご紹介しました。後半では、私の経験を踏まえつつ、合格法をお伝えします!
「医学部に行きたいけど、何をしたら良いのか分からない。」そう思う受験生は多いですよね。
医学部合格のためにやるべきことを厳選して4つお伝えします!
その1 できない部分は繰り返し学習
まず1つ目は、「できない問題や単元は、できるようになるまで何度も繰り返す」ことです。
苦手は嫌厭しがちですよね。苦手な部分を勉強しするとつまらなく感じて、途中でやめてしまうことはありがちです。
本番で点を稼ぐには、解ける問題を増やす=できないところを減らす、これが最も近道です。
私の現役時の敗因の1つとして、これが出来ていなかったことが考えられます。浪人時は時間の許す限り、予備校のテキストの問題を3回ぐらい解いていました。
理解できるまでとにかく繰り返す、これが合格の秘訣です。
その2 しっかり睡眠をとる
2つ目は、よく寝ることです。
受験生なのに寝て良いの?!と思った方も多いかもしれません。
確かに、受験生は限られた時間の中で多くの問題を解く必要があり、寝ている暇なんてないと思う気持ちも非常によく分かります。
ですが、睡眠不足のまま勉強しようと思っても集中力が続かず、学習効率が下がってしまいます。私自身も「昨日の夜遅くに眠気に耐えながら勉強したのに、何も覚えていない」という経験を何度もしました。その度に睡眠の重要性を痛感しました。
どうしても日中の眠気に耐えられない時は、アラームをかけて15分ほど仮眠をとるとスッキリします。
最低でも6時間、可能であれば7時間の睡眠をとることをお勧めします。
受験生の睡眠についてはこちらをご覧ください。
その3 過去問研究
大学によって出題傾向は大きく異なります。特に私立大学医学部は特徴的な問題であることが多いので、自分の受験校に合わせた対策をしなければなりません。
私は赤本で過去問演習をしていました。東海大学医学部医学科の過去問を解き始めたのは、共通テスト後です。共通テストが終わって試験まで2週間ほどあるので、間に合います。
傾向がつかめれば、数年分でも十分でしょう。私は直近3年分を解きました。
過去問研究で注目するポイントは、以下4点です。
①問題の数 ②回答形式(マークシートか記述式か、両方含まれているのか)③出題されやすい単元(毎年出題されているか、数年に一回なのか)④時間配分
④時間配分では、大問ごとにかける時間を決めて実際にその時間で解き切れるかどうかを検証します。解き終わらない場合は、その原因を探りましょう。分からない問題に躓いて時間を使っていたのか、単純にゆっくり解き過ぎてしまったのか、振り返ることが大切です。次に過去問を解く時に、しっかり活かしましょう!!
志望校が決まっている受験生はぜひ一度、赤本を見てください!試験場にいる自分をイメージしてみましょう!
その4 模試を受ける
私は現役時、浪人時共に多くの模試を受けていました。試験慣れしておくことはもちろん、自分の現状把握のために受験することをオススメします。
模試で良い点を取ることは素晴らしいことです。しかし、模試を受けて苦手な部分や忘れてしまっている部分を見つけるほうが入試本番では役立ちます。
模試を苦手を克服するツールとして、上手に活用しましょう!
私が受けていた模試は、こちらからご覧下さい。
最後まで諦めない!
入試本番まで何が起こるか分かりません。結果発表までは、今までの自分の頑張りを信じましょう。
最後の最後まで諦めないことが大切です。
皆さんが後悔のない受験生生活が送れることを願っています。
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