大学受験でホテルを利用するときのチェックポイント
家から遠い大学を受験する時は前日入りしてホテルに宿泊する方も多いでしょう。
大学受験の時のホテルの選び方・注意点をご説明します!
Contents
ホテルを選ぶポイント5つ
まずはどんなホテルを選ぶべきかご説明します。
(1)受験会場に近い
1番のポイントは受験会場に近いホテルを選ぶことです。電車の遅延や体調不良など、受験当日は何が起こるか分かりません。特に冬は雪が降るとほぼ確実に電車が遅延します。いつ会場に着けるか分からない中、不安な気持ちで満員電車に乗って会場に向かうのはメンタル面でも体力面でも絶対に避けたいことです。受験会場までの所要時間が短ければ体調不良になってしまった時でもギリギリまでホテルで休むことができます。不測の事態が起こったときに備えて、徒歩もしくはタクシーなど代替手段でもすぐに到着できる距離のホテルを選びましょう。連続して複数の大学を受験する場合は、どの大学からもアクセスのよいターミナル駅近くのホテルを選んで連泊すると便利で負担が減ります。
(2)コンビニが近い
何かあったときに頼りになるのが24時間営業のコンビニです。ホテル内にコンビニが入っているか近くにコンビニがあるホテルを選びましょう。当日は受験会場近くのコンビニは混雑が予想されるため、昼食はあらかじめ用意しておくと安心です。また飲み物や食料以外にも、筆記用具やカイロ、靴下まで受験当日のたいていの持ち物はコンビニで揃えることができます。万が一忘れ物をしてしまった場合や急に必要になったものが出てきた場合にコンビニは大変強い味方です。受験当日の持ち物は別の記事にまとめましたのでそちらも参考にしてください。
(3)机や電気スタンド、加湿器の貸し出しがある
受験前日に最後の追い込みをしたい受験生がほとんどでしょう。そんな時には備え付けの机がある部屋を選びましょう。もし備え付けの机がなくても貸し出し用の机を用意してもらえる場合がありますので事前にホテルに確認してください。部屋の照明だけでは暗くて目が疲れるといった時に電気スタンドがあるとストレスが減ります。また暖房をつけた部屋は大変乾燥しますので加湿器の貸し出しがあるかも併せて確認しておくと良いです。私は事前に何も確認せずに安いというだけでホテルを選んでしまったため、机が非常に小さく勉強になりませんでした。予約サイトなどでホテルの口コミを見ておくと部屋の様子が把握できることもあるのでおすすめです。
(4)冷蔵庫がある
受験当日の朝食をあらかじめ買っておいた場合に入れておける冷蔵庫があると良いです。朝食付きのプランも良いのですが、万が一体質に合わなかった場合を考えて市販品を食べることをおすすめします。食べ慣れたヨーグルトなど普段と同じものを食べるのも平常心を保つためにおすすめです。
(5)周辺環境が良い
繁華街に近いホテルでは、夜中になっても外が騒がしかったり他の部屋で夜遅くまで騒いでいたりということも考えられます。睡眠不足は当日のコンディションを整える大きな妨げになりますので、静かな環境のホテルを選ぶと良いです。先ほども述べた通り、私は値段のみでホテルを選んでしまったため、ホテルの低層階がかなり賑わうアニメ関連のショップだということに着いてから気付きびっくりした記憶があります。
宿泊時に必要なもの
受験当日に必要なものは先ほどご紹介しましたが、ホテルに宿泊する際にあった方がよいものを追加でご紹介します。
着替え・パジャマ
上着やズボンは荷物になるため必要な方だけでよいですが、下着と靴下は替えを持っていきましょう。また普段と異なる環境はただでさえ熟睡できないものです。バスローブや浴衣が用意されているホテルも多いですが、普段使っているパジャマを持っていると安心して眠れます。
歯ブラシなど洗面用具
ホテルによっては歯ブラシやカミソリが用意されていない場合もあります。コンビニで用意するのもよいですが、使い慣れたものを持っていくと安心です。またホテルの石鹸が肌に合わない方は自分に合った石鹸類を小分けにして持っていきましょう。
マスク
マスクは全員持っていると思いますが予備も必ず持っていきましょう。ホテルの空調は非常に乾燥します。就寝中に着用するのもおすすめですのでその分のマスクも用意しておくとよいです。
目覚まし時計
ホテルのベッドについているアラームは音が小さいことが多いですので普段使い慣れた目覚まし時計を持っていくのもおすすめです。スマホのアラームやモーニングコールも併用して当日の朝は何があっても起きられるように万全の体制を整えましょう。
新幹線や飛行機のチケット・宿泊券
これらが必要な場合は忘れずに持っていきましょう。いつものお財布か大きめのクリアファイルに入れておくと忘れにくいです。
その他(自分が安心できるもの)
受験は平常心が大切です。いつも持っているぬいぐるみやお守りなど自分が安心できるものを近くに置いておくのもおすすめです。
ホテルでの過ごし方
馴染みのない土地で試験前日に何をしたらいいか分からない!という方に前日の過ごし方をいくつかお伝えします。
(1)知識の最終確認をする
受験前日はどことなくそわそわして落ち着かないものです。その上ホテルという慣れない環境ですからなかなか集中できない方も多いでしょう。そんな時は暗記物をさっと確認するのがおすすめです。参考書や自分のまとめノートを見るだけでも結構記憶に残ります。なんとなく落ち着かないから何もしない、というのではなく何かしら見ることをおすすめします。
(2)普段通りの勉強をする
何度も言うように受験では平常心が大切です。環境が変わってもいつも通りの勉強をしているうちに気にならなくなってきます。やりきったという気持ちで受験に臨むためにもいつもと変わらず勉強するのもおすすめです。
(3)リラックスして十分に休む
当日は完璧な状態で試験に臨むことが理想です。特に家から遠い土地まで長旅をして疲れている場合は無理をせず、好きな音楽を聴くなどして十分な休息をとるのも大事です。お気に入りのアロマなどを持っていくのもいいですね。
(4)試験会場までのルートを確認する
駅からの道は分かっていてもホテルからの道が分からない、ということも起こりえます。そうなって当日の朝に慌てないためにも、ホテルから受験会場までのルートを確認しておきましょう。地図を印刷しておくのもおすすめです。余裕があれば明るいうちに下見をしておくのがベストです。
保護者の同伴はどうすべき?
私は念のため母親にも一緒に泊まってもらいました。勉強には集中したかったので1人部屋を2部屋予約しましたが、部屋は別でも大変心強かったです。ただでさえ不安な受験で見知らぬ土地に1人で泊まるのが心許ない方は親など親しい人に一緒に泊まってもらうのがおすすめです。自分の希望と保護者の方の予定も考慮して相談の上決めてください。
予約は早めに!
昨今は新型コロナウイルスの影響でホテルの予約は以前より取りやすいと考えられます。しかし、多くの受験生が集まる会場の近くでは条件の良いホテルから順に埋まっていきます。ベストコンディションで受験に臨むためにも、気持ちに余裕のある半年~3ヶ月前あたりからホテル探しを始めるのがおすすめです。ただし急に受験校を変更した場合にはホテルのキャンセル料が発生する場合がありますのでいつからキャンセル料が発生するのかはよく確認しておきましょう。
前日入りも怖くない!
大学受験でホテルに宿泊する際のポイントや注意点をご説明しました。慣れない環境がどうしても不安なら2日前、3日前から泊まっておくのも1つの手です。準備をしっかりして安心して会場に向かってくださいね!
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