【2023年最新】共通テスト過去問の入手方法

医学部入試情報

共通テストの過去問が買わないと手に入らないと思っていませんか。

無料で公開されている共通テストの問題と解答もあります。

今回は、共通テストの過去問の入手方法を紹介するとともに、活用方法を解説します。

1.共通テストの問題と解答

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共通テストは今まで3回実施されてきました。共通テストの3年分の過去問が手に入るサイトをご紹介します。

①2021年

大学入試センターでは、令和3年度(2021年)の問題と解答を公開しています。

令和3年度 共通テスト(1月16日・17日)の問題

令和3年度 共通テスト(1月16日・17日)の正解

②2022年

大学入試センターでは、令和4年度(2022年)の問題と解答を公開しています。

令和4年度 本試験の問題

令和4年度 本試験の正解

③2023年

中日進学ナビが速報として、共通テストの問題と解答を公開しています。

2023年度大学入学共通テスト 問題・解答速報

2.共通テスト過去問の活用方法

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ここからは共通テスト過去問の活用方法を解説していきたいと思います。

①本番直前までに1年分を解かずにおいておく

本番直前までに過去問1年分を取っておくことをおすすめします。センター試験から共通テストに変わってから、まだ3回しか共通テストは実施されていません。つまり、過去問が3年分しかありません。直前になって解く過去問がないということが考えられます。1年分は解かずに取っておくとよいでしょう。私は解かずに取っておいた1年分の過去問を、本番直前に本番通りの時間・日程で解くという予行練習をしました。

予行練習によって本番直前の得点率を知ることができ、出願大学を絞る際に役立ちました。塾が作成した予想問題集でもよいですが、やはり過去問のほうが予行練習には向いていると思います。直前に予行練習をする際に、過去問を全て解いてしまったとならないように、1年分くらい手をつけずに置いておきましょう。

②マークシートに慣れる

形式に慣れていきましょう。共通テストはマークシート方式です。マークシートの場合、1行ずらして0点だったなどのトラブルが考えられます。本当に、すべての解答が1行ずれていたという受験生もいました。マークシートで失敗しないように、練習していきましょう。

マークシートの塗り方の疑問について、解説しています。ぜひ、参考にしてください。

また、科目や名前の記入を間違えないように気をつけましょう。共通テストを運営する大学入試センターが注意を促していますが、「地理歴史,公民」,「理科①」,「理科②」は科目欄のマークミスが多いようです。例えば、物理基礎と化学基礎を受験する場合、科目解答欄で2つの科目をマークしたり、どちらも同じ科目でマークしたりするミスがあります。

大学入試センターによる不適切なマーク例について、詳しく知りたい方は以下のリンクをご参照ください。

マークシートによるミスは悔やんでも悔やみきれません。過去問を解くときから、マークシートで練習を行い、本番で失敗することがないように気をつけていきましょう。

センター試験のものですが、マークシートを無料で配布しているサイトです。

マークシートが分析シートとともにルーズリーフになったものもあります。こういったものを購入して練習してみるのもよいかもしれません。

③科目の選択を間違えない

共通テストの受験方法は何種類もあり複雑です。マークシートもそうですが、問題も複数の科目をまとめて配る場合もあります。

例えば、地理歴史6科目と公民4科目は1つの冊子にまとめられて配られています。そのため、冊子の初めから解くのではなく、自分が選択した科目から解いていかないといけません。しかし、実際に世界史Bだと思って世界史Aを解いた受験生もいたようです。科目の選択を間違えないように、過去問を使い練習しておきましょう。

『「血の気が引いた…」共通テスト地歴で科目取り違える受験生も…2日目も注意して!』について、詳しく知りたい方は以下のリンクをご参照ください。

また、過去には問題用紙の配布をミスし、受験生に影響があったというミスもありました。この件では、受験生およそ3000人が影響を受けることになりました。共通テストの科目の選択は複雑で、ミスが発生しやすいものです。過去問を解く際から、気をつけていきましょう。

『【センター試験】問題配布ミスによる再試験、3,462人が対象』について詳しく知りたい方は以下のリンクをご参照ください。

④タイマーをつけて解こう

できるだけ、本番の状況を再現しながら解いてみましょう。まずは、時間を計り、本番の時間通りに解いてみてください。共通テストでは時間に余裕がないと思います。また、時間に沿って戦略を立てるのも重要です。

私の場合、残り時間が何分の時点で、何をすると決めていました。国語を例にすると、残り45分になったら、現代文が終わっていなくても、古文・漢文を解けるとこまで解くという風に決めていました。他にも、残り10分になったら、全部解き終わっていなくても、マーク・受験番号・名前などの記入にミスがないか確認することにしていました。このように時間経過によって作戦を立てることもできます。時間を計って解き、自分がいつもどれくらいのスピードで解いているのか把握するようにしましょう。

3.共通テストの過去問を上手に活用しよう

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共通テストの過去問は3年分しかありませんので、貴重な過去問を上手に活用していきましょう。

来年の共通テストに向けて対策を頑張っていきましょう。

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