医師に向いているのはどんな人?求められる素質を考察!

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この記事を読んでくださっている方の中には医学部に進学すべきか迷っている方も多いでしょう。

現役医学生の視点から、医師に向いているのはどのような人なのか考えてみました!

医師に向いている人の特徴

勉強を継続できる

まず大前提として、医師になるためには大学の医学部に合格することが必須です。多くの医学部では理科は2科目選択、数学は数Ⅲまでが出題範囲となっています。さらに国立大学や共通テスト利用入試では共通テストで高得点が要求されますので、大学受験の時点で多くの科目を満遍なく習得する必要があります。そのためには高校生、早い人では中学生のうちから医学部合格に向けてコツコツ勉強を積み重ねていくことになります。特に現役生の場合は部活や学校行事と並行して勉強を進めなくてはなりませんので、移動時間や休み時間などのすきま時間を有効活用して少しでも多く勉強する習慣をつけるのがおすすめです。医学部人気は年々過熱しており、大勢の浪人生と戦うことになりますので普段からいかに勉強を進められるかが勝負の分かれ目となります。

医学部に合格した後は、スーパーヘビーな試験を何十個とクリアしていかなくてはなりません。試験が終わってもまた次の試験がありますので大学に入ってからも勉強を継続する必要があります。学年によっては大学受験より勉強したこともありました。医師国家試験合格という最終目標に向けて6年間走り続けなければなりません。勉強につまずいてしまった人は容赦なく留年しますし、放校(同じ学年を何年もずっと繰り返すことはできないため強制退学となります)になる人もそれなりにいます。

晴れて医師になった後も勉強は一生続きます。初期研修はほぼ全ての科をローテートしながら勉強の日々ですし、後期研修では専門医試験に合格するための勉強をすることになります。また医療は常にアップデートされているので患者さんに最善の治療をするためにも常に最新の論文を読んだり学会に参加したりして勉強を継続する必要があります。

コミュニケーション能力がある

チーム医療という言葉を聞いたことはありますか?最近では面接で聞かれることもよくあるので知っている方も多いかもしれませんね。チーム医療とは患者さんと家族を中心に、医師だけでなく看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士など医療に関わるさまざまな職種のスタッフが連携して治療に当たることをいいます。連携するにはコミュニケーションをとることが必要不可欠です。上級医や他科の先生に対しても十分なコミュニケーションを取ることが大切です。他の先生に意見を聞いたり指導を仰いだりする機会はとても多いため、情報を的確に伝えるスキルや礼儀正しさを身に付ける必要があります。その他、挨拶をしっかりする、返事をしっかりするなど社会人として最低限のことを当たり前にできることが求められます。コミュニケーションが不足すると医療ミスにつながることもあるため、十分なコミュニケーションをとれる能力は医師にとって必須のスキルです。

もちろん患者さんに対してのコミュニケーションは言うまでもなく大切です。これは医学部に入学してから再三言われていることですし、医師国家試験の問題にもかなりの頻度で出題されることです。患者さんとの信頼を築けないと、診察の中で大事な情報を聞き出せないなどさまざまな支障が出てきます。何よりも患者さん自身を不安にさせてはいけません。患者さんの話をしっかりと傾聴する姿勢が求められます。

現在は全ての医学部で入試の際に面接試験があります。面接ではコミュニケーション能力が1番に見られていることは言うまでもないでしょう。ちなみに医学生もマッチングと呼ばれる就職活動があり、就職を希望する病院では必ず面接が課せられます。いかにコミュニケーション能力が大事かがよく分かりますね。

体力がある

医師の仕事は激務です。早朝から病棟をまわって患者さんの様子を確認し、カンファレンスに参加し、病棟回診し、外来やオペに行き、業務終了後は次のカンファレンスや学会の発表の準備をして、当直もこなし、さらに空いた時間には勉強をする…と休む暇がありません(もちろん進む診療科にもよります)。実習で消化器外科をまわった時に、先生からのレポートの返信メールが朝の4時に来たことがありました。その日は朝の7時半からカンファレンスでしたのでいつ寝てるんだと驚いたのを今でも覚えています。

医学生のうちも体力が必要です。大学によっては試験期間が1ヶ月以上に及ぶところもあります。また1つの試験も試験時間が3時間もあったりとかなりハードです。低学年の実習でもハードなものがありましたし、膨大な量のレポートを手書きで提出したこともありました(コピペ防止のためだそうです)。病院実習ではお昼休憩もなく7時間ぶっ続けで立ちっぱなしで見学したという話を聞いたこともあります。家から片道2時間以上かかる病院に毎日通ったこともあります(朝8時集合でした…)。その他に厳しい部活に所属している人や深夜練がある人などはさらに体力が必要になります。

もちろん医学部受験でも体力は必要です。私立大学で入試日程が早い大学は共通テストが終わって間もなく入試が始まります。また併願校が多い受験生、自宅から遠い大学を受ける受験生も負担が大きくなります。気分転換も兼ねて日頃から運動して体力をつけておくと有利かもしれませんね。

判断力がある

医師は救急の現場や患者さんの急変など一刻を争う場面に遭遇することが多々あります。そうなった時は状況を瞬時に把握し、今何を最優先でやるべきなのかを判断しなくてはなりません。また急を要する場面でなくても、大勢の患者さんが来る外来の限られた時間の中で問診では何を聞くべきか、どの診察を行うか、どの検査をやるべきかなどを判断し絞らなくてはいけません。頭の回転の速さと判断力が必要となります。

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大学受験の時点で向き不向きはわからない

ここまで読んで、もしかしたら自分は医師に向いていないかもしれないと自信をなくしてしまった方、諦めるのはまだ早いです。上に挙げた素質は自分でいくらでも身に付けることができます。

ここからはどうやって素質を身に付けたらいいのかお伝えします。

勉強を継続できるようになる方法

大学受験の勉強を継続するには勉強の習慣化と目標の設定が大切です。例えば朝の10分などと決めて、毎日何かしらの教科に触れましょう。そして勉強時間をだんだんと延ばしていきます。習慣をつけるためには最初のうちは意識的に行動する必要があります。アラーム機能などを活用して勉強の習慣を身に付けてください。目標の設定については以下の記事でご紹介したので参考にしてください。

医学部に合格するレベルまで勉強が進んだら、勉強を継続する力はほぼついたと思ってよいです。あとは大学に入って遊びすぎないことと大学の勉強に興味をもつことを忘れないで下さいね。

コミュニケーション能力を高める方法

コミュニケーション能力を高めるには人と話すのが1番です。部活やバイトに積極的に参加し、新しい人や目上の人と話す機会をどんどん作りましょう。私は入学当初はめちゃめちゃコミュ障でしたが、経験値が上がるにつれてどんな人とも問題なく話せるようになりました(笑)。コミュニケーション能力がついて色々な人と会話ができるようになると楽しいものです。病院実習でもたくさんの話を引き出せたり場が盛り上がったりして大変充実した実習ができました。最初のうちは自分から話しかける勇気がなくても、相手の話をにこやかに聞くだけで自然と上手なコミュニケーションがとれるようになります。ぜひ進んで新しい世界に踏み込んでみてください!

体力をつける方法

体力をつけるにはまずは食事からです。バランスのよい食事を心がけましょう。受験生のうちはエスカレーターではなく階段を使うなどできることを少しずつやっておくとよいでしょう。大学に入ってからは部活に入るのが手っ取り早くておすすめです。医学部の部活は無駄に厳しいところがあるので気付いたらそれなりの体力はついています(笑)。また女子でもジムやキックボクシングに通っている学生もいるのでお金に余裕があればそういった方法で体力をつけるのもおすすめです。

判断力のつけ方

これに関しては難しいです…。医師として働いていく中で身に付けていこうと思います。実際の臨床では国家試験の問題のように答えがあるわけではないことの方が多いと言われます。経験を積んでいくことが大事そうですね。

とりあえず受験を頑張りましょう

医師を目指そうと考えている皆さん、向き不向きはまだ分かりません!

とりあえず今できる受験勉強を精一杯頑張って、医学部に合格してください。

そこからがスタートです!

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kyoka

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都内の医学部医学科の大学生。東京都出身。趣味は散歩で昨年は山手線徒歩一周を達成。カフェ巡りとパン屋巡りも趣味で今まで訪れた店舗は優に100を超える。弓道弐段...

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